大室山と風穴巡り
- GPS
- 04:16
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 428m
- 下り
- 414m
コースタイム
天候 | 晴れ ちょっと雲多し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
お誘いがあり急遽大室山へ。
最近息が上がりやすくこの日もちょっと登ってはゼーゼーハアハアと休む始末。
本気で病院行った方が良さげだね💦
肝心の富士山も雲多めで隠れ気味だったが、樹海や風穴と普段あまり見れないところを歩け新鮮だったな。
毎年の事だが、11月からクライミング、会の雪訓やアイゼントレや初BCトレ、県連活動の読図やレスキューの講習会などが続き、久しぶりに普通のただの「山歩き」がしたいなぁと。
近場の低山の日帰りで行きたいところはもうほとんどないが、以前から気になっていた青木ヶ原樹海の大室山に行ってみようと。具体的なコースや山行レポを提示しなかったせいもあるが、前に一度会メンバーの山行の代替案として提案してみた時、「なんでそんなところ??」みたいな反応だった。
ということで、最初はソロで行くことも考えたが、青木ヶ原樹海がやはり不安なので、ダメ元で声かけた所、ご一緒してくれることになった。ありがたい。実際我々以外誰にも会わなかった。ソロで行かなくてほんと良かった。
この山行の魅力というか目的をいくつか。
1. 青木ヶ原樹海を歩いてみたい。
2. 富士山から近いので、でか富士が見れる。
3. ブナ林がある。
4. 風穴巡り。
5. 大室山頂からのバリルート
1.
青木ヶ原樹海は、大室山までは針葉樹が多く、うす暗い雰囲気でいかにもって感じでしたが、大室山に近づくと広葉樹が増えてきて明るい森になりました。
2.
富士山は少し雲がかかっていたのと、逆光で眩しくてあまり鮮明には見えませんでしたが、大きさの迫力は感じられました。大室山よりさらに内側に、長尾山、片蓋山、弓射塚があり、そこに行っているレポも見ました。あまり近づき過ぎても見えなくなる富士山。1番大きく見える山はどこかな?
3.
ブナがたくさんあって驚きました。こんな近くにこれほど多くのブナ林があるとは思わなかったです。
4.
このコースでは、富士、大室、神座、本栖の4つの風穴や洞穴を巡ります。大きくて、深くて、暗くて、落ちたら怖そう。
5.
大室山頂は展望はないですが、南峰からは大きな富士山や広い裾野、南アルプスなどが見えました。山頂の釜状地形の縁をぐるりと歩き、少し釜の縁を越えてから一気に下降しますが、そこはまるっきり踏み跡がなく、完全バリルートでした。傾斜はキツくはないですが、斜面をやや斜めに直線的に、落ち葉の上をガサガサとクマのように降りました。
【後日談】
あとで調べてみたことですが、大室山の東側にある長尾山が平安時代に噴火し、溶岩が本栖、精進、西の湖まで埋め尽くし、その溶岩の上にできたのが青木ヶ原樹海なのだとか。溶岩洞穴が青木ヶ原樹海に多くあるのもそのせい。大室山のおかげで、その溶岩流から守られ、大室山の麓に貴重な広葉樹が残ったそう。大室山のブナ林は、やまなしの森林100選の指定地のようで、ミズナラの木も多くあるそうです。大室山までの薄暗い針葉樹は、まだ歴史の浅い若い森だったのです。これで1番、3番、4番に納得しました。
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