低山でアルプス気分御在所岳(湯の山温泉駅〜御在所岳〜鎌ヶ岳)
- GPS
- 07:15
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,559m
- 下り
- 1,557m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 7:15
天候 | 曇り時々晴れ。稜線は時々強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
・近鉄四日市 5:40 〜 湯の山温泉 6:06(近鉄湯の山線 \460) ・湯の山温泉駅からロープウェイ前までは一日数本片道\400のバスが出ている ・御在所ロープウェイ 片道\1500 往復\2600 ・観光リフト 片道\350 往復\650 帰り ・湯の山温泉 13:32 〜 近鉄四日市 13:59(近鉄湯の山線 \460) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・積雪状況 7合目からロープウェイ山頂駅まで雪あり。 8合目の岩場は凍結していたのでチェーンスパイク必要。 ・トイレ 湯の山温泉街にいくつかと山頂のリフト駅付近にあった。 --- ・湯の山温泉〜中道登山口 車道をひたすら歩く。 分岐複数ありあまり標識がないのでマップは要確認。 最後ショートカットあり。 ・中道登山口〜富士見岩 岩の窪地の様な急坂を登る。 所々御在所岳、鎌ヶ岳、四日市方面の展望スポットあり。 おばれ岩、地蔵岩などの奇岩も見どころ。 キレット直下は急な鎖場あり。 8合目過ぎの鎖場は岩が凍結して危険。 ・富士見岩〜御在所岳山頂 標識に沿って舗装路を歩く。 最後に数十段の階段を登ると山頂。 少し奥に行くと琵琶湖の展望台(望湖台)や御嶽大権現の神社あり。 望湖台付近は少し凍結気味。 ・御在所岳〜鎌ヶ岳 白砂や岩の稜線歩き。 武平峠まで下り、そこから登り返す。 鎌ヶ岳山頂付近に少し雪はあるがつぼ足で問題なかった。 ・鎌ヶ岳〜登山口(長石尾根) 下り始めが急。途中も急傾斜あり。 少し行くとザレ場で滑りやすい。 雪は山頂付近に少しだけ。 道も不明瞭なところがいくつかあり、黄色やピンクのテープを頼りにした。 最後は渡渉があるが、足場はあり濡れることはない。 |
その他周辺情報 | 湯の山温泉 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
携帯
時計
タオル
|
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共同装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
携帯
時計
タオル
|
感想
初の鈴鹿山脈の山。
おすすめされてましたし、奇岩が沢山あると聞いて楽しみにしていました。
中でも地蔵岩をよくインスタで見ていたので中道の方から登ってみる事にしました。
電車で行くと登山口までが長い長い。
しかも地味に登るのでウォーミングアップのつもりがギブアップしそうになりました。
この涼しい気候だから何とかなったとも言えます。
とはいえこの日は気温が高めで汗だくになりましたけどね。
中道登山道は最初から岩岩というか手を使ってよじ登るようなところが多くて、息は切れますが登ってて楽しいと感じる登山道でした。
途中4合目あたりから景色が開け、鎌ヶ岳、御在所岳、それから四日市方面も綺麗に見え、天気がもって良かったと心底思いました。
ここまで来てガスガスだったらガッカリですもんね。
前日の予報では雲が多めの様でしたが、高曇りのようで、周りが見えなくなるということはなかったです。
遠景が見えないくらいでした。
少し登ったところで急におばれ岩の脇に出ました。
巨大な岩同士がもたれかかるように重なっています。
やはり百聞は一見にしかずというか、想像以上にでかかった。
どういう成り立ちなのか気になりますね。
続いて目当ての地蔵岩。
奇跡的なバランスで成り立っています。
自然の神秘。
絶対に落ちないとのことですが地震とか来たら大丈夫なのだろうか。
6合目のキレットは下りの鎖場でした。
最近こういう岩場はご無沙汰だったので楽しかったです。
フィールドアスレチックの施設みたいでした。
近所に欲しいものです。
7合目からは雪がチラホラ出て来ました。
岩に張り付いた雪が凍ってるので足元に気を使います。
でも本当に危ないと感じたのは8合目からの鎖場ですね。
崖のような所の岩が凍ってるわけですから下手すると滑落の危険があります。
鎖があって良かったです。
富士見岩まで出るとようやくロープウェイからの道と合流しました。
筑波山の大きい版みたいな登山道でした。
裏登山道と合流するとスキー場と御在所岳の山頂が見えて、一気に平和になりますね。
雪も僅かで、チェンスパなどはいりませんでした。
御在所岳の山頂は一等三角点がある広場のようなところと、琵琶湖が見渡せる望湖台(こちらにも標柱があります)があり、見晴らしの良さという意味では望湖台には必ず寄りたいところです。
琵琶湖は残念ながら見えませんでしたが、高い位置にある山頂なので
北側の眺望が良くて釈迦ヶ岳、雨乞岳などが良く見えました。
体力的にはまだ余裕があったので、せっかくなので鎌ヶ岳にも寄ってみることにしました。
御在所岳から見ると縦走とは思えないほど独立していてピークが鋭く尖っています。
近づくにつれて迫力が増してくるので一瞬びびってやめようかと思うくらいでした。
岩やザレ場を下る時もそのスケール感に、アルプスに来てるような錯覚を覚えました。
これが1000mそこそこの山だというのが信じられません。
思いのほか見晴らしも良くて登りも下りも気持ちよかったです。
鎌ヶ岳は意外とスペースがあって休憩に適している場所でした。
常念岳で見たようなボードがこちらにもあって何だか格式高いピークに立った気分です。
鈴鹿セブンマウンテンのボードのようですが、御在所岳にはなかったような。
入道ヶ岳など南側が良く見えましたね。
そこからは傾斜がある下山道。
サクサク降りれるのは良いけど疲れました。
こちらは御在所岳ほど楽しいところではなさそうです。
登りは急傾斜で大変でしょうね。
ここのところゆるハイクが続いたので、久々にがっつり歩き足が痛いですが、充実感がある山行でした。
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