北穂高岳
- GPS
- 80:00
- 距離
- 31.6km
- 登り
- 1,725m
- 下り
- 1,724m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 8:20
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 9:25
- 山行
- 2:45
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 5:00
天候 | 4日:晴天のち雨 5日:曇りのち快晴 6日:快晴 7日:晴天ときどき雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
新宿〜上高地 上高地〜新宿 帰りのバスには電源付いていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
横尾〜涸沢は軽アイゼン+ストックでもいけると思います。 |
その他周辺情報 | 小梨平にて日帰り入浴(12:00~19:00) 600円 |
写真
装備
個人装備 |
グランドシート
テント
シャフト
フライシート
ペグ(割り箸x10)
まくら
マット
寝袋
ウィンドシェル
ハードシェル
雨具下
ストック
アイゼン(12本刃)
手袋(冬用)
オーバーグラス
バクラバク
サンダル
上着
インナー(2日目用)
靴下(替え)
コッヘル上下
ガス
バーナー
お箸
キッチンペーパー
日焼け止め
頭痛止め
ピッケル
シャベル
財布
家の鍵
スマホケース
充電器x2
iPhoneケーブル
文庫本
腕時計
ハンカチ
防止
小銭いれ
|
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感想
前年の燕岳に引き続き行ってきました残雪期の北アルプス。
手頃な目標を探している時、
・涸沢の鯉のぼりが見たい
・奥穂は12本刃付けながらハシゴ、鎖場を超える自信がない
との事で北穂にしました。
(甘く見ていたと後ほど後悔
山行の内容としては自分のレベルをかなり背伸びしたかなと思いました。
春の高山に対しての寒さの知識、テント泊で雨が振った時の対策、
食料持参の冬山テント泊、難易度の高い山でのピッケルアイゼンワーク・・・
まだまだ覚えることはたくさんありそうでした。
もっといろんな山に登って勉強しなくちゃならないですね。
〜〜〜以下詳細〜〜〜
■4日
初日は午後から天気が崩れると予報。
その為まっしぐらに涸沢に到達する予定でしたが、
徳沢で同じ単独行のdeliさんと山談義を30分程してしまいました。
去年もGWに北アルプスに来られていたとのことで色々と貴重なお話が聞けました。
そしてそのdeliさん、今年は蝶ヶ岳経由の槍ヶ岳とのこと。
憧れるルートですが未だ自分には体力的に無理そうです。
いつか体力付けて自分も同じルート通ってみたいです。
徳沢〜横尾は最後が夏とルート違うので注意。
横尾ではスキー、スノボを担いでいる人がいて印象的でした、重そう。
雨具の下、スパッツを履いて雪対策して出発。
横尾を出てから10分ほどで雨が降ってきました。
日が差しているし、すぐに止むだろうと思ったら本降りに・・・
2年近く使っているウィンドシェルを着てやり過ごそうと思ったのですが、
もう撥水性能が無くなってました。
撥水スプレー掛ければいいんでしょうか。
雨具+アイゼン+雨でグチャグチャになった雪+重い荷物で
かなり体力とメンタル削られましたが何とか涸沢到着。
4時間も掛かってしまいました。
涸沢に着いてからは一目散にテントの幕営を行いました。
が、かなりの寒さ&濡れた衣類が多いので、
即撤収してヒュッテに素泊まりしました。
乾燥室の有り難みが凄いです。
■5日
今日は1日のんびりすることに。
テント幕営しなおして、テントの上に洗濯物干して、
売店でビール買って、おでん買って、山見ながら飲んでお昼寝しました。
本も読み終わってしまって夕方からは暇になってしまいましたが。。。
8時頃ザイテン横で人だかりが出来ていました。
降りてきた人の話では2人が意識不明だったとのこと。
救助ヘリも来て病院に送られましたがニュースで駄目だったことが分かりました。
自分の登ろうとしているところがどんなところかを、
改めて実感させられました。ご冥福をお祈りします。
■6日
この日も朝からいい天気。
日が登りきる前に登頂してしまおうと早めの出発。
(他の人やルート長い人に比べたら遅いですが)
ルート上には昨日の1/5も取り付いている人がいませんでした。
ですがルートは事前に調べてあるのとラッセル跡があるので全く迷いませんでした。
傾斜は予想以上でした。
これ、雪が無かったら登れないんでは無いかと思うほどの傾斜を
アイゼンとピッケルで登っていきます。
1回腰を上げて後ろに倒れそうになったこと、
2~3回足場が崩れてすぐに停止できなかったことがあり心臓が止まりそうでした。
そんなこんなでとりあえずコルに到着。
地図上では南峰の方が高く書いてあるように見えましたが、
北峰でどうやらあっているらしいです。
間違って南峰に行きそうなところを呼び止められました、感謝です。
山頂からは北にまっすぐ槍ヶ岳が見えました。
大キレット超えてみたいけど、その前に純粋に槍ヶ岳いってみたいなぁ。
北穂高小屋は30分程滞在して、時間がないのでそそくさ撤退。
下りはやはり登りよりも怖かったです。滑ると止まらない。
そのまま100m程滑落して岩にぶつかるんではないかとヒヤヒヤしてました。
集中力を切らさずに半分近くまで来て傾斜も緩やかになったので
ところどころでシリセード&滑落停止の練習を繰り返して降りました。
そのおかげで下りは登りの半分の時間で済みました。
涸沢についてからはテントを撤収し、そのまますぐに横尾に向かいました。
時間的には16時~17時になってしまう予定でしたが
日の入りが18:30であった為降りてしまいました。
■7日
時間に余裕があるので9時近くまで睡眠。
10時半頃に出発してのんびり歩いて上高地まで帰りました。
かっぱ橋のいつものお店でお土産を買って、
揚げ物を食べるなどして下界に帰ってきたことを満喫。
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