安達太良山(五葉松平〜牛の背〜勢至平)
- GPS
- 05:41
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 702m
- 下り
- 723m
コースタイム
天候 | 晴時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
奥岳行きバス800円(SUICA使えません。1日2本平日のみ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪少なし、五葉松平前後は夏道?と同じと思います。樹木が茂った狭い道を進みます。樹木に遮られてかきわけての通行が面倒な所多し。頂上近辺は積雪多し。 |
その他周辺情報 | 積雪少なくスキー場は1コースのみ滑走可能。 |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
行動食
非常食
コンロ
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
サングラス
ツェルト
ストック
ナイフ
ヘルメット
携帯トイレ
|
---|
感想
ほぼ4年前になるホワイトアウトの悪夢。ついに乳首直下で撤退したような山行。いつかリベンジとはおもったがそこは東北。東北といっても一番南だけど気楽に行けるところではなかった。今回は満を持して挑戦することに。これもそうはいってももともとは磐梯山メインでサブに考えてたんだけど。
二本松駅のビジホで一泊してバスで奥岳登山口へ。当初はタクシーを考えていたが計画では十分時間に余裕があり、当日は奥岳温泉泊なのでバスに遅れたらタクシーか最悪徒歩で奥岳温泉へと考えてバスで行くことに。
奥岳登山口到着。ありゃりゃ〜レコでみましたけど積雪少ないのがゲレンデからわかります。1コースしか滑走可であり、こりゃ翌日のスキーは無理だな。まあのんびりするかとアイゼンを装着して登り始めます。よくわからなかったところもあって登山道に入るのにとまどったとこも。遊歩道は見事に積雪が凍っててアイゼンがよく効いた。
当初前回を同じコースをたどる計画が、急遽直登コースを選択。建て替えかなにかで営業していないくろがね小屋寄ってもしょうがないですからなによりそちらのほうが時間早いです。
しかし、ゲレンデ横切って登山道へ入ってすぐ、樹木に遮られたせまい道をときおり掻き分けて登るのに嫌気がさした。どんどんのぼって五葉松平直前までそのような道が続き、おまけに天気がいいので暑くなって登りは想定外に疲労した。
これは夏道じゃないか。前回はこんな狭い所通らず、深い積雪上をのんびりワカンで下った記憶が、なにより案内表示なども終始新しくなっていて勝手が違っていたような。
まあいいですけどなんとか五葉松平を抜けて薬師岳へ本当の空を抜けてなんとか仙女平分岐へ。ここまで結構な疲労。ここからの核心部。頂上まで40分とあります。しばし休憩後、ここで最低限の荷のみで荷物をデポしていこうかとおもいましたが、くろがね小屋経由の下山に変更するかもとかんがえたらゆっくり頑張ろうかと思いました。それでも登ることに集中するため写真撮影せず乳首直下までいくことに。
うーん、だがここからの登り、ちょっと風も出てきた。最初はまた狭い道を、すぐに拓けた道となって徐々に爽やかに。プチモンスター、霧氷などでついに写真撮影をも再開。さすがにこのあたりから積雪多くなります。どんどんのぼっていくとついに乳首がみえたーーー。みえてからもどんどん登っていきます。うーむ積雪深くなってきたな〜これぞ雪山だよな。
そして峰の辻の分岐、前回こっからきたんだよな。その先の標柱に到着。あ〜ここで乳首までいこうと登ろうとしたがまたホワイトアウトしそうでバスの時間にも遅れると考えて岩をちょっとのぼって下山(まあ撤退といっても過言ではない)したんだよな〜。今回はそれほどの強風ではない。
乳首までぐるっとまわって岩に取りついて登ります。そ〜していよいよ板がみえた、おお、とあれ?向こう側向いた拓けたとこにあるとずっとおもってたがせまい本当に岩の上に祠を一緒にあるんだな。とうちゃこ〜。
しばし周囲を俯瞰。牛の背をずっと望めます。よしまだ時間があるので牛の背経由で峰の辻から回って行こうと考えました。
さあさあ牛の背に突入します。この時点では風はそれほどではなかった。積雪が多く、アイゼンではトレースなしでは疲労します。僅かなトレースをすすんで一旦拓けた背に到達したころ突然の強風が吹き荒れてきました。
これはひどい、何度か戻ろうかとも思いましたが道は拓けて見えるのですすんでいくことに。そして案内板と標柱をみつけてそこにむかってすすむましたが、あれ?これま峰の辻分岐じゃない。まだか、しかしどっちへいけば?直下の鞍部に案内板のようなものが、いやあそこじゃ分岐するところがない。ではどこ?
じつは直上の丘みたいなところに遮られて見えません。吹き付ける強風で体力が奪われそう。あそこに登って確認できなければ戻ることを選択しつつ登ったところ、鞍部に案内板のようなものがみえました。そこにむかってすすんだところありました。
お〜また撤退かと思ったがようやく、いやなんだか案内表示、板などが新しくなっていて見やすくなったが前回のしか知らない人にとってはややこしかった。
このあたりから十分乳首がみえるんだな。前回はガスってて全く分からなかった。この山は那須岳同様に強風で有名なんだがその強風、また経験させてもらった。これは牛の背でホワイトアウトして強風にさらされたらのんきにおたおたしてたら死ぬよと思いました。みなさんもご注意を。
さて峰の辻へ下っていきます。牛の背もそうでしたがこのあたりは積雪多いです。僅かなトレースをたどって(前回はトレースすらなかったところも)下っていきます。うーんでも前回はもっと積雪あったような。まあ前回前回とうるさいですが、ようやくリベンジできて汚名挽回できたのでうれしくてしょうがないんですよ。でも牛の背の強風かなりビビりましたが。
峰の辻分岐に到着してしばし、うーんとおったことのない勢至平コースで下山することに。積雪少なくトレースもありでいけると思ってくろがね小屋ヘ行くコースをわずかにそれたルートを下って行きました。
でも行き同様にせまい道を樹木を掻き分けて下っていってけっこう長かったです。危険なところはなかったです。無事にやっとくろがね小屋ヘのコースと合流してもそこからも長く旧道と馬車道をいったりきたり、積雪すくないのでアイゼンも土泥にまみれるし、なんだかんだとなんとかスキー場へ戻ることができました。
無事に成功な山行となりました。景色も拝めたし牛の背も歩けたし幸運だったのか前回の教訓が生きた経験ゆえだったのかはわかりませんが、バスにも間に合いましたので奥岳温泉に泊まってのんびり浸かってきます。次はどこへいこうか、早も急かるる次の山。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する