可愛岳《九州百名山》
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- GPS
- 03:23
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 748m
- 下り
- 734m
コースタイム
- 山行
- 3:02
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 3:23
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
当初は延岡市内の愛宕山と延岡城を歩こうと計画していたが、最終日も雨の予報で急遽、可愛岳に変更した。駅レンタカーを借りて8.5卷未寮抄浸駑全曚鯡椹悗靴拭9い駐車場があり、資料館利用者の他、登山者も駐車可能と案内があり心強い。資料館見学は後にして、早速北尾根ルートを歩き始めた。資料館の直ぐ裏側に天孫降臨の邇邇芸命陵墓参考地があった。神話の神様に陵墓があるという胡散臭さはあるが宮内庁が指定しているので古墳であることは間違いないのだろう。
羊歯の生い茂る登山道は細く独特の雰囲気がある。緩やかな傾斜を進み可愛岳東稜線の下部に達すると「あずきはな」と表示があったが意味が分らない。急斜面の下部を巻くように進み折り返して比較的勾配が緩和されたルートを進んで乗り上がった処には「鬼の舟」、「二本杉」の表示があった。鬼の舟は天然の岩を舟に見立てているようだが二本杉の方は、杉の木が見当たらず訳が分らない。直ぐ傍に林道の終点があり直ぐ先で登山道を横断していた。
再び傾斜が増し、大岩が目立つようになって来ると烏帽子岳(586m)で4等三角点「日本杉」があり南の方に一部展望が得られた。稜線の南側を巻くように登山道が付けられ南尾根ルートの分岐点に達した。直ぐ先には「前屋敷」と表示があり、石垣が残っているが一体何の建物があったのだろう。此処から稜線となり立岩を見て鉾岩のピークに乗り上がった頃には辺りは霧に包まれ水滴が落ちてきた。もう駄目かと雨具を着たが一瞬だけだったようで直ぐに止んでしまった。
「山頂まで15分」の標識を見て進むこと10分、可愛岳(728m)山頂に到着した。2等三角点「可愛山」が設置され天気が良ければ素晴らしい眺めだろうが、霧で何も見えず直ぐに引き返した。南尾根に下り谷筋に入って行くと水音が聞こえてきて「水場」と表示された落差3m程の滝があった。尾根の張り出しを巻くように進んでいると雲の領域を抜けたようで、視界が開けた。暑くなってきたので雨具のジャケットを脱いだ。林道が交差する所に「ザレの頭340m」の表示があり、其の先のピークのようだ。微かな踏み跡を登っていくと何もなかったが満開のミツバツツジの木が一本だけ頑張っていた。
4等三角点「俵野」(197m)を求めて稜線の先端まで捜しに行ったが見つけることはできなかった。其の先に「ひべら山197m」の標識があり、其の先のピークを示しているようなので微かな踏み跡を辿り登ってみた。山頂部から雲を被った可愛岳を望むことができた。最高点と思しき所に達したが表示は何もなくガッカリだった。地図で等高線を読むと標高は170m程しかなく「197m」とあったのは俵野三角点の標高で誤りのようだ。分岐に引き返すのは面倒なので北東に進み登山道に復した。此の後はなだらかな稜線歩きで「登り尾根」を下った。里近くで振り返ると可愛岳が姿を現していたので写真を撮ることができた。
西郷資料館に戻って来ると16:30、どうかと思ったが資料館はまだ開館しており館内を見学した。夕食と買い物を済ませ駅前のビジネスホテルにチェックインした。
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