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記録ID: 6340845
全員に公開
講習/トレーニング
八ヶ岳・蓼科

赤岳(ミキヤツ登山教室さん「雪山ステップUP1赤岳登頂と初級雪山講習」)

2024年01月04日(木) ~ 2024年01月05日(金)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
harushiho その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
11:00
距離
14.9km
登り
933m
下り
1,242m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:33
休憩
0:06
合計
2:39
距離 7.6km 登り 737m 下り 8m
10:18
14
10:32
33
11:05
6
11:11
11:14
7
11:21
44
12:05
12:08
49
12:57
2日目
山行
3:16
休憩
1:29
合計
4:45
距離 7.3km 登り 196m 下り 1,235m
9:20
33
9:53
4
9:57
10:01
6
10:07
29
10:36
4
10:40
10:46
39
11:25
6
11:31
13
11:44
13:02
30
13:32
28
14:00
14:01
4
14:05
2日目の登山スタート時にまたログ再開忘れて天望荘スタートになっています。。
天候 快晴。稜線の風は強かったです
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
小淵沢駅09:00集合
その他周辺情報 道の駅こぶちざわに延命の湯あり。市外850円。
美濃戸口の八ヶ岳山荘からスタート
美濃戸口の八ヶ岳山荘からスタート
赤岳鉱泉に到着
アイスキャンディ横の凍結斜面でアイゼン歩行・ピッケル練習をしました
アイスキャンディ横の凍結斜面でアイゼン歩行・ピッケル練習をしました
夕日で金色に輝く横岳
2
夕日で金色に輝く横岳
明日登る赤岳
だいぶワープして赤岳山頂。
道中は登るのに必死で写真撮る余裕はありませんでした
だいぶワープして赤岳山頂。
道中は登るのに必死で写真撮る余裕はありませんでした
北アルプスも綺麗に見えました
北アルプスも綺麗に見えました
横岳、硫黄岳、右奥は浅間山かな
横岳、硫黄岳、右奥は浅間山かな
綺麗な青空。撮る時は気づきませんでしたが雪の斜面に文字が。
1
綺麗な青空。撮る時は気づきませんでしたが雪の斜面に文字が。
赤岳鉱泉に戻って来ました。登ってきた赤岳が奥に見えます
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赤岳鉱泉に戻って来ました。登ってきた赤岳が奥に見えます
小淵沢駅ホームから編笠、権現たち
小淵沢駅ホームから編笠、権現たち
あずさの車窓から大好きな甲斐駒
あずさの車窓から大好きな甲斐駒

装備

個人装備
ハードシェル上下 アウターグローブ インナーグローブ 予備グローブ 防寒着 雪山用ゲイター バラクラバ 毛帽子 雪山用登山靴 ザック アイゼン ピッケル ハーネス サングラス ゴーグル ストック 行動食 飲料 水筒(保温性) ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 肌クリーム 保険証 携帯 時計 手ぬぐい 着替え マスク

感想

雪山の基礎を学ぶためにミキヤツ登山教室さんの「雪山ステップUP1赤岳登頂と初級雪山講習」に参加してきました。

09:00に小淵沢駅でガイドさんと待ち合わせ。
その後、ガイドさんの車で赤岳山荘の駐車場まで行く予定でしたが、
美濃戸口から赤岳山荘間の林道でどなたかの車がスタックして通行止めになってしまい急遽美濃戸口から歩くことに。
(スタック現場を通りかかった時にはスタックした車にさらに他の車が追突してえらいこっちゃな状況でした。。)

赤岳鉱泉に向かう道中はアイゼンやチェンスパは装着せず、登山靴で雪道を歩く方法を教わりました。
踵が上がらないようにつま先の角度を変えて歩くこと、ステップをしっかり切って歩くこと、踵を一軸に合わせると重心移動が楽なこと、膝くらいの高さの大きな段差の登り方など、実際に体感しながら次のアイゼン歩行に繋がる歩き方を教えて貰いました。

赤岳鉱泉で昼食を食べてからアイスキャンディ横の凍結した斜面でアイゼン歩行とピッケルの使い方の講習スタートです。

ガイドさんがフロントポインティングをはじめ様々な歩き方の見本を見せてくれて、その後一人づつ実践していきます。
通して思ったのは重心移動を意識することがとても重要だということです。
それはアイゼン歩行だけでなく、通常の山歩きもクライミングも変わらないというのはすごく納得しました。
今回学んだことは自分で何度も繰り返し練習して身体に憶えさせていこうと思います。

講習終了後は夕食まで自由に過ごしました。
今回泊まった部屋は赤岳鉱泉の公式HPにも写真がある2階個室「赤岳の間」で、間違いなく私が泊まった山小屋の中で一番良い部屋でした。
独立ベッドで一人一人にしっかりと空間があって、また部屋が厨房の上らしくかなり温かかったです。
私は寝るときも布団掛けたら暑くて毛布一枚で寝れました。

常連のミキヤツ登山教室さんならではなのか、夕食前に赤岳鉱泉からワインの差し入れが!夕食前に講習参加者の皆さんやガイドさんと一杯やりながら山の話を楽しむことができました。
夕食はステーキではなくホッケと餃子(?)の鍋でしたがこちらも絶品でした。

21:00の消灯までに翌日の荷物の仕分けをし、明朝は6:00朝食、7:00登山開始なので5:30にバイブの目覚ましをセット。
消灯後は何度か目が覚めましたがしっかり休むことができました。

2日目は朝食後、07:00頃登山開始。
当初の予定ルートは登り地蔵尾根、下り文三郎尾根でしたが、文三郎は雪が少なく悪いとのことで地蔵ピストンに変更となりました。
このあたりガイドさんが情報収集して判断してくれました。

行者小屋から地蔵尾根に入って樹林帯を抜ける直前までアイゼン、チェンスパは無しで登りましたが、雪質によっては多少傾斜のキツいところでも理屈にあった歩き方をすれば滑らずに登ることができると判って驚きでした。

樹林帯を抜ける手前でハードシェルを着て、ロープを付けて貰いました。
地蔵尾根は階段は露出していましたが、それ以外は雪がしっかりついていて昨日の練習で学んだことを実践しながら登ることができました。
階段はアイゼンを引っかけそうで怖かったので特に慎重に行きました。

地蔵の頭から先はところどころ強い風(私史上No1、たぶん予報からすると15m以上あったと思います)が吹き、歩行中に身体を煽られる経験ができました。
風が強い時の対応の仕方もここで教わりました。

最後の展望荘から先の登りは雪と岩でした。
岩にアイゼンをひっかけないように慎重に登って山頂に到着。
快晴の赤岳山頂からの景色は素晴らしかったです。

下山はガイドさんから私が先頭で歩くように指示があり、必死に歩きやすそうな道を選んでは昨日学んだ歩き方を実践して下山しました。
おかしな歩き方をすると指摘してくれるので修正しながら歩くことができました。

行者小屋から赤岳鉱泉に帰る途中、安心から気が抜けて、なんでもない道でアイゼンを引っかけて雪面にダイブしました。。
最後まで気を抜いたらダメですね、反省です。

今回の講習は雪山の基礎(特に歩き方)をしっかり学びたいと思っていた私にとって大変学びの多い講習でした。
大満足です。

ミキヤツ登山教室のガイドの皆さま、当日ご一緒させて頂いた講習参加者の皆さま、本当にありがとうございました。

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