森吉山 ブナ帯ルート(阿仁スキー場から)
- GPS
- 03:20
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 344m
- 下り
- 981m
コースタイム
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
本来は真昼岳へ1泊2日で行く予定であったが、悪天により当初の予定は危険と判断して森吉山の日帰りへ計画を変更した。
実は森吉山は先月に山岳部で途中で撤退した(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6304670.html)。この時は深すぎる新雪により、100m進むのに30分もかかってしまった。スキーを履いていても腰まで埋まる始末であった。
しかし今回は下層の積雪が締まっており、先月とは比べ物にならない速さで進むことができた。
今回の山行のテーマはナビゲーションにあったと思う。雪とガスで視界が効かない中、森吉山ののっぺりした特徴の掴みにくい地形を進まなければならなかった。コンパスを合わせるポイントを何箇所か決めて、地形図とコンパスを丁寧に合わせて方角を確かめながら進んだ。
石森と避難小屋の間のピークで進む方向を誤ってしまった。この時ばかりはコンパスで方角を確かめずに、何となくで進んでしまっていた。視界が効かない時は丁寧にコンパスと地形図でナビゲーションすることを忘れないようにしたい。
視界が効かないなか、森吉山の山頂まで到達し、スキー場まで戻ってこられたことに大きな達成感を感じた。晴れた雪山が最高なのは言うまでもないことだが、視界が急に効かなくなることも時にはある。そんな時に今回のような経験をしていれば、迷うことなく下山することができると思う。そういった意味では良い山行であった。
今回同行した後輩にも、ナビゲーション技術を実地で良い条件で教えることができてよかった。体力もあるし着実に技術や知識を身につけて経験を積み続けているので、今後もそれらを伸ばして活かして存分に山岳部の登山を楽しんでいってもらいたい。
視界が悪い中での山行であった。冬山は初めてで,周囲がよく見えない状況でどうやって進んでいくのか疑問に思っていたが,今回の山行を通して何ヶ所か目的地を設定し,こまめに位置を確認しながら進んでいくことがわかった。
生憎の天候ではあったが,視界の悪い中での動き方を学ぶことができ,山スキーの使い方もある程度身につけられた,充実した山行だった。
スキーをするのは久しぶりだったのでうまく滑れるか少し心配だったが,楽しんで降りられたのでとてもよかった。
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