雲取山 丹波山村村営駐車場〜雲取山荘ピストン

2024年01月16日(火) ~ 2024年01月17日(水)

• GPS: 12:03
• 距離: 23.1km
• 登り: 1,895m
• 下り: 1,867m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:06
• 休憩: 0:49
• 合計: 5:55

距離 11.9km 登り 1,435m 下り 340m

11:14 丹波山村村営駐車場
11:18 11:19 小袖緑道あがり
12:24 12:40 茶煮場
13:03 堂所
13:52 13:59 七ッ石小屋下分岐
14:29 14:39 上段と下段の分岐
14:51 15:04 ブナ坂
15:43 奥多摩小屋
16:20 16:22 小雲取山
16:44 雲取山避難小屋
16:47 雲取山
17:09 雲取山荘

2日目

• 山行: 4:55
• 休憩: 0:58
• 合計: 5:53

距離 11.2km 登り 463m 下り 1,561m

6:33 雲取山荘
7:11 7:20 雲取山
7:26 7:27 雲取山避難小屋
7:44 7:45 小雲取山
8:07 8:20 ヨモギノ頭
8:25 奥多摩小屋
9:04 9:05 ブナ坂
9:22 9:28 七ツ石山
9:40 七ッ石小屋上分岐
9:44 9:45 七ツ石山の水場
9:53 10:14 七ツ石小屋
10:17 10:21 七ッ石小屋下分岐
10:59 堂所
11:20 茶煮場
12:20 12:21 小袖緑道あがり
12:24 丹波山村村営駐車場
12:26 ゴール地点

天候

快晴（強風〜深夜は荒天）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

丹波山村村営駐車場（無料）に駐車

鴨沢〜駐車場までは早朝凍結の可能性あり、到着時は凍結無し。
下山時は深夜の荒天の影響で倒木、鴨沢〜駐車場は通行止めとなり、所畑方面を経由して国道へ。
どちらの道も舗装路で一般車で通行可能。

コース状況／危険箇所等

コース全域で危険箇所なし。コース長は長いものの傾斜がゆるく、時間があれば誰でも2,000m峰に到達できる素晴らしいコース。

ただし標高は高いので、冬季は十分な防寒が必要。晴天でも氷点下、登った日の山頂避難小屋の気温は-11度。

■駐車場〜堂所〜七ツ石小屋下分岐
ひたすら山腹を歩いてじわじわ高度を上げるセクション。眺望はなく、同じような景色が続く。堂所を過ぎて富士見ターン手前あたりから日当たりが良くなる。危険箇所はなし。

■七ツ石小屋下分岐〜ブナ坂
七ツ石山の巻道。以外と長いので、スケジュールに注意。唯一の危険箇所は桟道がある。凍結時、積雪時は要注意。

■ブナ坂〜雲取山
気持ち良い稜線歩き。傾斜がきつくなる箇所が3箇所ほどあるが、長くない。小雲取山の登りが最も険しい。眺めがよくどこでも休憩できる。

■雲取山〜雲取山荘
樹林帯をそこそこの傾斜で下るルートで、このコースの中で最も険しいとも言える。ゆっくり下れば危険はないが、見た目より長く標高差もあるので、スケジュールに注意。

■ブナ坂〜七ツ石山〜七ツ石山下分岐
小雲取山同様そこそこの傾斜の登り。積雪時は通る人が少ないのでトレースが薄い可能性あり。七ツ石山〜七ツ石山下分岐はやや険しい。やはり雲取山からの下りで使うのがお勧め。

その他周辺情報

意外と飲食店、コンビニ等が無いので注意。奥多摩湖まで来るとコンビニがないので、車の場合は奥多摩駅より手前で早いうちにコンビニに寄っておく必要がある。

写真

1/12 11:33

奥多摩湖〜鴨沢〜駐車場までの道で凍結の可能性があるため、スタッドレスに換装しメンテナンス。

1/16 11:03

駐車場に到着。平日につき2台のみ、もう1台も登山者ではなさそう。11時到着スケジュールだと凍結なし！

1/16 11:04

綺麗なトイレができていました。（前に来た時はなかったような気が）鬼滅の刃や外国人観光客の増加があるようで、トイレには色々な注意書き。

1/16 11:16

登山口まで舗装路を登ります。良い天気！

1/16 11:18

登山口。鬼滅カラーののぼりw竈門はあるのでしょうか？

1/16 11:29

雲取山は堂所までは山腹をひたすら斜めに登る道。積雪、凍結はありませんでした。

1/16 11:36

いまにも崩壊しそうな小屋。丹沢の造林小屋を思い出します。

1/16 11:43

祠を通過。同じような道が続きます。日陰はけっこう寒いです。

1/16 12:33

水場で休憩。風が強く、見た目よりは寒かったです。

1/16 12:46

落ち葉がすごい！道がわからないようなところも何箇所か。トラバースの箇所では危険もあるので、気をつけて進みます。

1/16 13:03

地図上の堂所に到着！見た目より寒い、、、

1/16 13:08

このあたりが本当の堂所という話もあります。こちらの方が休憩しやすそうです。

1/16 13:18

稜線が近づいてきました。こちら側の斜面は陽が当たるので暖かいです。

1/16 13:22

富士山！

1/16 13:37

ゆるやかな上りでじわじわ高度を上げる登山道なので、あまり疲れず楽でした。

1/16 13:53

七ツ石小屋下分岐に到着！七ツ石山はセオリー通り帰りに寄るので、左の巻道に進みます。

1/16 13:54

天気が良いって素晴らしい！

1/16 13:57

コース唯一の危険箇所に到着。しっかりした桟道ですが、高度はあるので凍ると危ないです。

1/16 14:06

次の沢には大きな岩。見た目より七ツ石山巻道が長い印象。

1/16 14:24

いつかいきたい飛龍山が見えてきました。

1/16 15:06

稜線に出ました！振り返って七ツ石山。時間も15時、強風もありかなり寒かったので、ここからレインウェアで防寒しました。

1/16 15:16

ダンシングツリー！年々こっちに歩いてきている気がしますw

1/16 15:32

1746mピークへの上り。明らかに人為的な積石😆

1/16 15:33

丹沢と富士山。この稜線歩きは最高です。

1/16 15:37

1746mピークから奥多摩小屋跡地。素晴らしい天気！

1/16 15:38

ここにヘリポートがあります。小雲取山、雲取山が見えました。

1/16 15:45

ヨモギノ頭分岐。ここも帰りに寄った方が圧倒的に楽なので、巻道へ。

1/16 15:50

鹿？熊？

1/16 16:01

小雲取山への登り開始！コースで最も険しい登りです。（雲取山荘〜雲取山の登りの方が険しいかも）

1/16 16:05

そこそこに息のあがる登り。

1/16 16:11

150mくらい一気に登りますので、なかなか長い登りです。

1/16 16:20

小雲取山から埼玉方面の眺望。山頂標識は無いので、休憩したい場合は通り過ぎないよう注意です。

1/16 16:23

小雲取山に登ると雲取山山頂の避難小屋が見えます。もう着いたも同然！笑

1/16 16:33

俗にいう「ビクトリーロード」です。

1/16 16:42

登頂！日が沈む前に着きました。

1/16 16:42

歩いてきた稜線を一望。右は丹沢。

1/16 16:44

避難小屋の温度計は-11度でした。

1/16 16:47

日の出を山頂で見るのはよくありますが、日の入りもまた良いものだなと思いました（安全な下山が確保できれば、ですが）

1/16 16:48

早く雲取山荘に下る必要がありますが、名残惜しすぎる景色でした。

1/16 17:00

雲取山荘はすぐと見せかけてそこそこ距離があります。コース中最も険しいセクションかもしれません。距離は500m前後、標高差200m弱の下りです。

1/16 17:08

見えました〜！

1/16 17:18

部屋にはなんとコタツ！宿泊者は4グループほど。二人で広々、素晴らしい空間でした。

1/16 17:53

とても綺麗な小屋です。

1/16 17:54

夕飯！ご飯が出てくるって素晴らしい！

1/16 19:25

本がたくさんあって、漫画もあります。岳を読みました(*^^*)

1/17 6:26

とはいうものの、部屋は寒いです。朝は-6度、息が白いです。コタツから出られませんw

1/17 6:27

本日も快晴！
夜の夜景、深夜の星空も最高でした。

1/17 6:27

東京方面の夜明け。

1/17 6:34

巻道もありますが、もう一度山頂に立ちたいので登ります。そこそこの登りですが、朝イチなら苦になりません。

1/17 6:42

昨夜は荒天でしたが、鞍部も雪はほぼありません。

1/17 6:50

なかなかの登りです。

1/17 7:00

山頂直下からの北アルプス方面。

1/17 7:04

モルゲンロートとともに山頂に到着！

1/17 7:05

朝来てみるとまた違う場所に見えますね。

1/17 7:08

朝の富士山🏔

1/17 7:08

パノラマ！名残惜しい山頂です。

1/17 7:08

景色のために木が切られないことを祈ります。

1/17 7:09

何枚でも撮ってしまう素晴らしい眺め。

1/17 7:10

八ヶ岳、、、かな？

1/17 7:14

黄金の相模湾。

1/17 7:14

まぶしいの写真。笑

1/17 7:22

丹沢から富士山までの山並み。

1/17 7:22

避難小屋側の山頂からもう1枚。

1/17 7:23

これから歩く稜線です。

1/17 7:25

昨日の夕方より暖かく-1度。

1/17 7:34

さて下山です。丹沢を見ながら歩く最高の稜線歩き。

1/17 7:45

小雲取山からの下りも眺めが良いポイント。

1/17 8:03

ヨモギノ頭分岐。帰りに登るのはすごく楽なので、右にいってピークを目指します。

1/17 8:36

鹿！？熊！？

1/17 8:40

鹿！鹿でしたー！

1/17 8:40

鹿さんお食事中でした。

1/17 8:46

ダンシングツリー。昨日より進んだ気がします。笑

1/17 8:47

さらばダンシングツリー。

1/17 9:04

スケジュールに余裕があるので、七ツ石山に向かいます。左。

1/17 9:09

以前来た時は雪道でトレース無しなのでかなり大変でしたが、雪がなければそこまで大変でもないです。

1/17 9:13

七ツ石山の登りで振り返ると南アルプスが綺麗に見えました。最高！

1/17 9:23

七ツ石山登頂〜

1/17 9:23

雲取山の山頂が見えました。休憩には最高の場所です。

1/17 9:26

七ツ石山から七ツ石小屋へ下ります。黄金に輝く海。

1/17 9:28

御神体っぽい岩。

1/17 9:34

ここで稜線とはお別れ。七ツ石山へ下ります。

1/17 9:44

七ツ石山の水場。日当たり良いです。

1/17 9:47

七ツ石山に到着！眺めの素晴らしい小屋。

1/17 10:12

昨日とは違う朝の色でした。

1/17 10:40

七ツ石小屋を後に下山。このあたりが最後の富士山でした。

1/17 10:55

堂所まで戻ってきました。

1/17 11:01

あとは下るだけですが、昨夜の荒天で落ち葉がすごくて、まるで雪道ラッセル。

1/17 11:07

道がわからないくらいの落ち葉。

1/17 11:10

風呂岩。平将門逃走ルート（苦笑）として、たくさんの案内板があります。

1/17 11:20

下ってくると落ち葉にとどまらず倒木がすごくなってきました。

1/17 12:25

駐車場に到着！すれ違った人から教えてもらった通り、駐車場から鴨沢までの道は通行止め。反対側に下るしかありません。

1/17 12:59

無事にMR2で脱出できましたw

1/17 13:10

ついでに小河内ダムでダムカードをゲット！

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ストック カメラ ゲイター マフラー ネックウォーマー 毛帽子 予備靴ひも アイゼン ガスカートリッジ コンロ コッヘル

感想

koitan

2017年の1月15日に登った雲取山、いつか行こうとなかなか行けず、7年も経ってしまったところでちょうど良い2日間ができたので決行。以前は積雪時の日帰り弾丸でしたが、二人で行くということもあり雲取山荘に宿泊してのゆったりツアーを計画。
風は強かったものの天気もよく素晴らしい山行となりました。特に夕暮れと朝焼けの両方、そして星空を見られたことは幸運で記憶に残るものになりました。

改めてゆっくり登ってみると傾斜がゆるく時間をかけてゆっくり登るコースなので、歳をとっても登れそうなコースだと思いました。歳を取ったらまた来たいなと思います(^o^)