常念岳(東尾根)
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- GPS
- 13:54
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 2,136m
- 下り
- 2,136m
コースタイム
- 山行
- 12:54
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 13:54
天候 | 晴天/風あり 【気温】須砂渡ゲート3:30頃:-8℃ / 山頂12:00頃:-9℃(予報) 【風】前常念岳付近から風あり / 山頂稜線は強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
松本→駐車場:レンタカー (ほりでーゆ~四季の郷が近い) |
コース状況/ 危険箇所等 |
須砂渡ゲート→送電線巡視路入口(高瀬川線No.63):舗装路歩き。路面凍結に注意。 送電線巡視路入口→送電線鉄塔:積雪は薄く、土が露出する区間もある。 送電線鉄塔→林道終点:鉄塔北西側に笹が少なく歩きやすい道があるが、これを見逃すと藪漕ぎを強いられる。 林道終点→1955m峰:急勾配に断続的に笹藪が現れる。1600m-1800m付近は特に藪が深い。 1955m峰→森林限界:傾斜は緩くなって歩きやすい。 森林限界→前常念岳下:見晴らしのいい尾根道を歩く。 前常念岳付近:ところどころ岩が露出するため、北斜面をトラバース気味に進む。最も注意深く歩く必要がある区間で、ピッケルがあった方が安心できる。 前常念岳→常念岳山頂:細めの尾根歩き。上へ進むにつれて風が強い。 |
その他周辺情報 | 道の駅ほりがねの里:出発前のお手洗い等の準備に利用できる ほりでーゆ~四季の郷:日帰り入浴できる宿泊施設 |
写真
GPSの示す道通りではあるものの、あまりに笹が多く、不安になってくる。
※この道を進んでも登れないことはないものの、下山時に多くの人が歩いている道が北側にあることがわかりました。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
靴
ザック
12本爪アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
調理用食材
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
ストック
スノーバスケット
ワカン
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備考 | ワカンは使わなかった |
感想
北アルプスの貴重な晴れ間。天気予報では常念山脈が特によさそうということで、今回は常念岳を目指すことにしました。
昨年3月に来たときは早々に断念し、こののち6月にパノラマ銀座を歩いた時には登頂できたものの天気が今一つで楽しみ切れなかったのが常念岳ということで、ちょうど再挑戦したかった山でもあります。
【行程について】
数字だけ見ても往復の水平距離は約21km、標高差は約2100mということで、夏山で考えても楽な行程ではありません。
ただし、道のり自体はそこまで険しすぎず、精神的に心細いのは真っ暗闇の藪漕ぎと、注意したいのは前常念岳付近のトラバースです。この2点を除けば、概ね歩きやすい道に感じました。
特にこの日は天候に恵まれ、また雪は締まって、さらに先行者が多かったおかげもあり、条件はとてもよかった部類だと思います。
【所要時間について】
他の方の記録を見る限り、日帰りでは10時間-12時間くらいで歩いている人が多い印象でした。
自分は余裕をもって13時間半程度(休憩無し)で計画し、実際には10時間-11時間程度(休憩含む)で戻ってくるつもりでいたのですが、遠く及びませんでした。
1955m峰くらいまでは順調に進んだものの、そこから先は息切れと脹脛の痛みで大きくペースダウンすることになりました。帰りの前常念岳付近のトラバースを慎重すぎるくらい慎重に進んだのを除けば、このペースが精いっぱいです。
補給に不足はなかった気がするし、道も歩きやすく、気候もよかったと思います。
思い当たる節といえば、おそらく夜の高速バスで眠れなかったことが響いている…そもそも体力づくりが足りていないという可能性もありますが、普段と比べても格段に体力的な厳しさを感じました。
冬のテント泊装備を担いで森林限界付近まで上がるのも大変そうではありますが、日帰りにするにしても登るのは翌日にして、この日はのんびり体力回復に努めるという方法もあったかもしれません。
…そうはいっても登る日の天気は外しがたく、おそらく翌日に登ったのでは眺めに満足できなかったと考えると非常に悩ましいです。
【眺めについて】
槍ヶ岳や穂高から常念岳がよく見えるように、間近に見える槍・穂高連峰は常念山脈ならではです。
体力的にしんどくても、この眺めを見られれば大満足です。
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