ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6419464
全員に公開
雪山ハイキング
比良山系

堂満岳 第二ルンゼ登攀

2024年02月02日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:47
距離
8.1km
登り
888m
下り
869m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:13
休憩
0:34
合計
4:47
8:22
8:22
34
8:56
9:10
118
11:08
11:18
18
11:36
11:37
13
11:50
11:51
24
12:15
12:16
24
12:40
12:40
8
12:57
ゴール地点
天候 曇り空。たまに少し雪がぱらつきました。風は山頂と稜線で少しある程度です。
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
イン谷口の駐車場に停めさせていただきました。到着時は6台程度でした。除雪されていて、トイレの前まで上がれました(^^)。
コース状況/
危険箇所等
とにかく踏み抜き地獄でした(^^;)。中間からは踏み抜きとラッセルで鍛えてもらいました。
さて、出発。駐車場前の雪はこれぐらい減っております。ちょっと進めば雪道になりました。
さて、出発。駐車場前の雪はこれぐらい減っております。ちょっと進めば雪道になりました。
第一ルンゼ・中央稜方面への堰堤です。今日は入っておられませんね。下山時に見たときは足跡が付いていたようです。
第一ルンゼ・中央稜方面への堰堤です。今日は入っておられませんね。下山時に見たときは足跡が付いていたようです。
青ガレへの渡渉点の向かい側。第二ルンゼ方面へのスタート地点です。ここで装備を整えて、いざ出発!もちろん先行者はいらっしゃらないようです。
1
青ガレへの渡渉点の向かい側。第二ルンゼ方面へのスタート地点です。ここで装備を整えて、いざ出発!もちろん先行者はいらっしゃらないようです。
最初の滝の巻きです。右岸にトラロープが設置されています。トラロープを信用するのも怖いので、おまけ程度に掴んで進みます。クラックに前爪をかければよく効きます。
1
最初の滝の巻きです。右岸にトラロープが設置されています。トラロープを信用するのも怖いので、おまけ程度に掴んで進みます。クラックに前爪をかければよく効きます。
その先、左岸にしっかりトレースが付いています。これは今日は楽をさせていただけると、この時は思っておりました(^^;)。この辺りは踏まれた雪が締まって歩きやすいです。
その先、左岸にしっかりトレースが付いています。これは今日は楽をさせていただけると、この時は思っておりました(^^;)。この辺りは踏まれた雪が締まって歩きやすいです。
雨が降ったせいか、結構水量があります。右岸のトレースに沿って高巻きしていきます。いやいや、幽玄な谷筋です。葛川越への直登ルートを思い出します(^^)。
1
雨が降ったせいか、結構水量があります。右岸のトレースに沿って高巻きしていきます。いやいや、幽玄な谷筋です。葛川越への直登ルートを思い出します(^^)。
高巻きの先は広がっています。トレースに沿って少し登った先からトラバースすると、ピンクテープがありました。ここはトラバースして尾根を2〜3回越える感じですね。トラバースせずに登っても行けるんかな?
高巻きの先は広がっています。トレースに沿って少し登った先からトラバースすると、ピンクテープがありました。ここはトラバースして尾根を2〜3回越える感じですね。トラバースせずに登っても行けるんかな?
トラバースにつれ、水量が減ってきました。右に川を見ながら進んで行きます。
トラバースにつれ、水量が減ってきました。右に川を見ながら進んで行きます。
一番広いルンゼを進むと、川から離れて静かになりました。道も登りになります。この辺りから踏み抜きが多発。ゆるっと左にカーブしてからは本当に進まなくなりました(^^;)。
1
一番広いルンゼを進むと、川から離れて静かになりました。道も登りになります。この辺りから踏み抜きが多発。ゆるっと左にカーブしてからは本当に進まなくなりました(^^;)。
先にはルンゼの終わりが見えているものの、なかなか近づかず景色も変わらない中、ひたすら登っていきました。あれがナマズ岩?雪にへばりつくように少しずつ進みます。
1
先にはルンゼの終わりが見えているものの、なかなか近づかず景色も変わらない中、ひたすら登っていきました。あれがナマズ岩?雪にへばりつくように少しずつ進みます。
ナマズ岩の左側から登りました。先に足跡はありましたが、どこへ続いているのでしょう?私は踏み抜き地獄から脱出するべく、トラバース気味に進んで一般道に合流しました。
1
ナマズ岩の左側から登りました。先に足跡はありましたが、どこへ続いているのでしょう?私は踏み抜き地獄から脱出するべく、トラバース気味に進んで一般道に合流しました。
合流地点から下降方向を眺めて。あーしんどかった(^^;)。足より手で登ったような感じでした。しかし来てよかった(^^)。今年はもう雪がなくなりそうな感じですし。
1
合流地点から下降方向を眺めて。あーしんどかった(^^;)。足より手で登ったような感じでした。しかし来てよかった(^^)。今年はもう雪がなくなりそうな感じですし。
おお、山頂の印のシャクナゲに雪が付いてアケビの実みたいになっとる。
おお、山頂の印のシャクナゲに雪が付いてアケビの実みたいになっとる。
山頂到着!霧氷の歓迎ありがとう(^^)!一般道に合流してからも踏み抜きまくりで、おもったよりしんどかったぞ!第二ルンゼのピストンにしたかったけど、踏み抜きに疲れたので金糞を目指します。
山頂到着!霧氷の歓迎ありがとう(^^)!一般道に合流してからも踏み抜きまくりで、おもったよりしんどかったぞ!第二ルンゼのピストンにしたかったけど、踏み抜きに疲れたので金糞を目指します。
山頂標識はこの下ですね(^^;)。また春にお目にかかります。さて、下山下山。ちょっと補給してストックに持ち替えて金糞峠を目指します。
山頂標識はこの下ですね(^^;)。また春にお目にかかります。さて、下山下山。ちょっと補給してストックに持ち替えて金糞峠を目指します。
意外と風がある稜線を下って金糞峠へ。ここも雪はこの程度ですね。本日のイン谷口でお会いした方はこの先にいらっしゃるのでしょうね。
意外と風がある稜線を下って金糞峠へ。ここも雪はこの程度ですね。本日のイン谷口でお会いした方はこの先にいらっしゃるのでしょうね。
しっかり雪のある青ガレは歩きやすいのですが、雪が薄いので思ったほど楽にはさせてもらえなさそう。こりゃピストンが正解だったか?まあゆっくり下りますか。
しっかり雪のある青ガレは歩きやすいのですが、雪が薄いので思ったほど楽にはさせてもらえなさそう。こりゃピストンが正解だったか?まあゆっくり下りますか。
青ガレを下って今日のスタートへ帰還(^^)。第一とは違う魅力があって面白かった!ほかにもいっぱいルートがあるみたいですね。もうひと雪、プリーズ!
青ガレを下って今日のスタートへ帰還(^^)。第一とは違う魅力があって面白かった!ほかにもいっぱいルートがあるみたいですね。もうひと雪、プリーズ!
駐車場に戻りました。本日もありがとうございました(^^)!
1
駐車場に戻りました。本日もありがとうございました(^^)!

感想

予報によると今朝からきりっと冷えるらしい。であれば第二ルンゼをやろうと、また戻ってまいりました(^^;)。明日は仕事があるので、代休をもらった形で山へ。平日は駐車場が混んでなくて嬉しい。先週踏んでもらえていれば楽に行けるかと、期待しつつ出発します。

それにしてもだいぶ雪は減ってます。とはいえ今朝は少し冷え込んでくれたので、アイゼンはよく効きそうです。これは好材料。まずは青ガレの手前に向けて進んで行きます。堰堤方面へは今日の足跡はなさそうでした。今日はここをスルーして奥に進みます。

堰堤からはほどなく取り付きに到着。まずはここで装備を整えます。多分使わないものがいっぱい(^^;)。でも谷筋の登攀は筋間違いをしたらロープの出番になるかもしれないので、いっぱい持っていきます。まずは堰堤の左側から越えていきます。

越えてみたところ、しっかりしたトレースあり。これは道案内も兼ねてくれて結構早く登れそうな予感がします。階段みたいになっているのかな?しかしこの楽天的な予想は後半で打ち砕かれるのでした(^^;)。まずは川の右岸を進んで行きます。

すぐに最初の滝が現れます。これが金糞滝?右岸にトラロープ有り。足元はクラックがあるので前爪で越えていけます。その先も葛川越え直登を彷彿とさせるような沢沿いの世界。ここまでだけでも見ごたえのある景色です。トレースは右岸に沿って、次の滝を巻くように伸びているのでそのまま進ませていただきます。

滝を越えると、先はぐっと広がっていました。こういうところがむしろ迷うんですよね(^^;)。踏み跡らしきものが複数見えてしまい、どれがどうやら。ということで今日は浮気をせずに第二ルンゼを通すことを決めます。一番大きいルンゼを通せばいいはず。で、川沿いに行こうとするも踏み抜いて進めない(^^;)。トレースらしいものに沿って少し高度を上げてトラバースしていくと、ピンクテープ発見。こんなとこにもあるんや。

そこから尾根を2〜3越えるようにトラバースしていき、水量のある川の右岸を進みます。そのうち水量は減っていき、目指すルンゼは川を離れるようになり、静かになってきました。トレースはずいぶん薄くなりました。おそらく踏まれたときはまだパウダーだったのか。それらしいところを踏んでも踏み抜くようになってきました。

じわっと左にカーブするような場所で、おそらく休憩を取られたような踏まれた広場があり、その先遠くに木が見えました。あれがゴールか?地図を確認するとこの先はストレートに一般道と合流するようです。ほなもうすぐ終わりか、と思ったものの実はここからがほぼスタートでした(^^;)。

まさに踏み抜き地獄。まあ踏み抜いても次の足が効けばいいのですが、次の足が効かないので手を探す。あれ、これってむしろラッセルに近い(^^;)?表面はクラストで効きそうなものの、踏み抜くとそのまま下がふかふか。なるべく踏み抜かないように両手両足両ひざの6点に体重を分散して、雪面にへばりついて進みますが、しんどい!ゴールが見えているものの景色は変わらず、下を見てもちょっとしか登れていないことに凹みそう(^^;)。

バイルが効きそうなところを探って進みますが、トレースもなく先週進まれた方の跡は見つからない。壁沿いやらデブリの上やらちょっとでも効きそうなところを狙ってまさしく右往左往(笑)。少しずつですが高度を上げます。やっとのことでナマズ岩(?)が見えてきました。

直登の予定が、ナマズ岩の左に踏み跡があるような。左から登ってみるとさらに岩壁に足跡が伸びていましたが、これはどこに行くのでしょう?今日はもう踏み抜きはたくさんなので、見えている一般道に合流しました。もちろんせっかくなので堂満山頂にも行っておきます。

踏まれているはずの一般道なのに、こちらも踏み抜きまくり(^^;)。思っていたより遠いわ。今日こそカンジキ持参やったなぁ。なんとか山頂に到着するとなんか懐かしい感じがする(笑)。さて少し補給するとストックに持ちかえて下山の準備。ルンゼピストンでもいいかと思っていましたが、もう踏み抜きはおなかいっぱいなので、金糞から下ることにします。

金糞峠までも踏み抜きはありましたが、下りなのでなんとか。これならルンゼで良かったか(^^;)。青ガレは思ったより雪が少なくてそんなに楽ではありませんでしたが、久々なので良きかな。下りきるとスタートの取りつきに戻りました。

第二ルンゼは、深く踏み入ると面白そうな世界観でした。なんせ行けそうな分岐があちこちにある(^^)。多分それぞれ歩かれている方はいるはず。その先にどんな景色と困難が待っているのか。面白いですねぇ。今日もありがとうございました!

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:207人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら