シャクナゲ目当てで、暑い飛龍山へガッツリ山行
- GPS
- 08:23
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 1,760m
- 下り
- 1,757m
コースタイム
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 8:18
天候 | 晴れ時々薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
サオラ峠からミサカ尾根を辿る飛龍へのガッツリルート。 サオラ峠へは九十九折の急登が続いて歩きにくいところですが、落葉が堆積している季節よりは格段に歩きやすかった。 熊倉から飛龍まで急登が続きます。落石注意。 飛龍山頂は眺望が無いのでいつもは禿岩で休みますが、シャクナゲ目当てに久々に山頂へ。以前より広くなってました。 天平から丹波への破線ルートは、サオラ峠からのルートよりさらにザレていて歩きにくし。 |
その他周辺情報 | 道の駅たばやまに併設の「のめこい湯」(¥600)でさっぱり。 蕎麦もお勧め。 |
写真
感想
日曜日に用事があり、土曜日帰りのみしかできない。
日曜の用事のためにあまり遠出したくない、と妻にリクエストしたところ、「それじゃ、石楠花を見たいので、長沢背稜から雲取日帰りか、飛龍。」と言われた。
うーむ・・。どちらもかなりガッツリでは・・・と思ったが、「奥多摩近場でしょ!」と言われ、しぶしぶ飛龍ということにする。
道の駅たばやまに駐車し、サオラ峠へ向かう。このあたりはよくテン泊で徘徊しているが、2,3年ぶりくらいか?
お馴染みのクマよけ鉄柵を超えて登山道に入る。しかし、今日は暑いうえに湿度も高くて、いきなり暑い。しかも、無風だし。水を3リットル持って備えているが、足りるであろうか?妻は1リットル持っている筈だし、2人で4リットルあれば何とかなるとは思うが・・・。
しかし、虫も多いし、蝉の音もすごくて、暑さに拍車をかけている。
サオラ峠までは九十九折の急登であるが、いつものとおり急登好きの妻はすたすたと行ってしまう。
暑いよう・・・・。サオラ峠もまったくの無風で虫も多くておちおち休んでいられず。
熊倉山までは比較的緩やかであるが、その先の前飛龍への登りはきついんだよな・・・・。
案の定、前飛龍の登りで暑くてウンザリ。前飛龍の岩場の上で待っていた妻があまり暑くなさそうなので不思議である。「暑いよ。」と言ってはいたが・・・。しかもこちらは怒涛のように水を消費しているのに、全然飲んでいない模様。脱水症状にならないのか?
が、ここから石楠花ロードとなり、見事な花を咲かせていた!暑くてウンザリしながらも花を愛でながら進む。ここはよく歩いていたものの、シャクナゲの季節は暑いのであまり来ておらず、こんなに咲いているとは知らなかった。
雲取からの縦走路の飛龍権現に出た。いつもであったら禿岩でランチにするのであるが、今日はこの上も石楠花が咲いているということなので、久しぶりに飛龍山頂へ向かう。
飛龍山は雲取より標高は高いが、山頂は縦走路からはずれて鬱蒼としていて眺望もゼロのため、ここ10年位まったく踏んでいなかった、というかもう寄ることはないであろうという山頂の一つであったが、しばらく行かない、変わらず眺望は得られないものの、以前より山頂がやや明るく広くなっていた。道も前より踏まれている感じ。
妻は戻って禿岩でランチにしようと言っていたが、禿岩は直射日光の下だし、今日は霞んでいて眺望もあまりよくないので、陽ざしが遮られているここで食べようと提案し、妻も同意。
山頂は静かで誰も来なかった。
さて、下山にかかる。水が足りなくなりそうであれば、大回りにはなるが三条の湯経由で補給せねばならないが、なんとか大丈夫そうなので、ミサカ尾根をそのまま戻ることに。
ところが、石楠花に気を取られていたら変なところに出てしまい、ルートを探して登り返していたら山頂まで戻ってきてしまった!こんなところでミニワンデリング。。
気を取り直して再度下山。なるほど、ここで誤ったかという場所発見。
ミサカ尾根はアップダウンが多く、前飛龍へは下山といっても登り返しが多いため、暑さMAX。三条の湯経由の方が距離は長くなるが登り返しが殆どなく緩やかに下りていくので、今日みたいな暑い日はそちらの方がよかったか。
陽射しの暑い岩場を抜け、樹林帯の熊倉山で一休み。
サオラ峠からまっすぐ下りれば早いが、妻が久しぶりに天平に行き、そこから丹波へ降りてみようというので、そうする。
天平からは親川へ抜けたことしかないので、破線の丹波への道も一度行ってみたかったし。
天平までのルートは倒木で荒れ気味であった。
丹波へは。破線といっても、標識も出ているし、迷うようなところは全くなかった。
が、サオラ峠の落葉堆積時期の歩きにくさに匹敵する、いや、それ以上にザレザレの急斜面と、上から垂れ下がっている電線沿いにずっと行くので、電線に触ると感電するのではないかとヒヤヒヤしつつの下山となり、すっかり気疲れした。
(ちなみに親川へは、距離は長いが緩やかに下りていく。但し、親川バス停は何もない上にバスの本数も少ない。)
最後は丹波小学校の敷地内に出て、国道へ。
暑くて汗だくだくになったので、道の駅の温泉に入ってさっぱり。
前回は天ぷら蕎麦ねぎとろ丼×2で食べ過ぎたので、今回は、やまめの塩焼きと川エビのから揚げでややヘルシーな蕎麦とした。
暑くて無風のミサカ尾根往復でハードであったが、地味な飛龍も石楠花の時期はなかなかに華やかになると再認識した。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
飛龍山、眺めていましたよ。そこにおられるとはね・・
友人夫婦を案内して、富田新道をピストンして、雲取山に登っていました。
唐松谷の予定でしたが、通行止めになっていたので、同行者がいることもあり、安全策を取りました。
いいお天気で、飛龍山が大きく、見えていて、秋にでも行かなければ、と思っていたところでした。
健脚で、迅速に楽しまれたようでしたね。
今度こそ、ばったりしたいですね。
devilmanさん、こんばんは。
富田新道でしたか!
妻は富田新道から長沢背稜か、飛龍かどっちかにいきたいと言ってましたので、富田新道でしたらお会いしていましたね!
飛龍山はテントでの縦走途中でばかり行ってましたので、今回はテント装備で
ないため、そこは楽でしたが、なにしろ暑かったです
3リットル、飲み干しました
丹波山バス停から飛龍までの、あの気の遠くなるような登山道(歩いても歩いても着きませんよね〜〜〜急登だし)
この暑い季節に慣行とは、お疲れ様〜〜〜
そうか、あそこはシャクナゲ咲くんですね。
秋の展望の良い時期にハゲ岩へ行きたいと思っています。
三条の湯泊でとかいいですよね〜〜
ミニリングワンデリングもお疲れでした〜〜〜
姐さん、暑かったです
姐さんもいつぞや歩かれていましたよね。
ここはいつもテント重装備でしか歩いていませんでしたので、
今回、姐さんのCTを参考にさせていただきました
ハゲ岩、オススメですよ。
秋になったらぜひ
地図を見ると雲取山の近くなんですね〜
なんか横綱みたいなお山です。
この時期に猛暑のガッツリ登山は
流石に真似できない荒技です キレイな と
景色を写真で同行させて頂きました。
次は涼しい登山にお出かけください〜
雲取の隣ですが、登山者数は雲取の1/10いや1/100位の
地味〜〜な山です。
雲取から甲武信、金峰に繋がる縦走路として歩く人が殆どで、
飛龍のみに行く人はあまりいません。
おまけに山頂は縦走路からはずれている上、眺望なしなので…。
マゾ山の一つですので、オススメですよ〜〜。
ペンさん おばんです♬
あの途方もなく続くジグザグをお出でになるとは
私が二度と行かないと誓ったあのジグザグ…(でも行ったけど^^;ネ)
癖になるかもですね
シャクナゲ!ホントに綺麗ですね…でも
禿岩行かないなんてペンさんらしくない
あんなに誉めてらしたのに(いつ添えのレコかコメントで)
確かに奥多摩は霞んでたけど私が登った御山からは見えてましたよ
次回はもそっと高みにですかね
(まだ、仕事があるので )
いつもは山頂へは行かずにハゲ岩に寄るのですが、
なにしろ暑くって…。
ハゲ岩で直射日光を浴びたくなくて、寄りませんでした。
いや、今までサオラ峠の道はひどいと思ってましたが、
天平からの破線よりサオラ峠のほうが全然マシでした。
それに妻とも話していたのですが、以前より踏み跡がしっかりして
歩きやすくなった感じがしました。
お仕事中のコメありがとうございます。
レコお待ちしてます!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する