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Yamareco

記録ID: 6449339
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳 横岳 硫黄岳 薔薇色のモルゲンロート

2024年02月10日(土) ~ 2024年02月11日(日)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:25
距離
21.0km
登り
1,732m
下り
1,707m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:58
休憩
1:25
合計
6:23
距離 8.9km 登り 1,438m 下り 208m
7:55
48
8:43
7
8:50
8:59
63
10:02
10:03
64
11:07
11:46
8
11:54
50
13:00
13:09
8
13:17
13:19
10
13:29
13:30
5
13:35
13:46
1
13:47
13:54
24
2日目
山行
4:50
休憩
1:01
合計
5:51
距離 12.0km 登り 295m 下り 1,532m
7:52
4
7:56
15
8:11
8:16
9
8:25
8:30
5
8:35
8:40
7
8:47
8:53
7
9:00
9:03
12
9:15
9:16
5
9:21
9:32
11
9:43
9:44
20
10:04
30
10:34
10:44
18
11:02
11:03
33
11:36
11:37
4
12:10
12:20
27
12:47
22
13:09
13:11
3
13:14
29
13:43
天候 10日(土) 晴のち曇。日中の稜線の気温-10℃くらい。西の風強いときで10m/s程度。日本海に低気圧がいて東進しており、そのせいかお昼頃まで好天だった八ヶ岳も午後2時頃から夜にかけて時折雪となりました。
11日(日) 快晴。西の風5~10m/s程度。低気圧は東に抜け、西高東低の気圧配置に。八ヶ岳はよく晴れ、風も次第に収まって登山日和になりました。
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央自動車道諏訪南ICから美濃戸口登山口へ。路面に雪が残っていてスリップ注意。八ヶ岳山荘駐車場は土曜日午前7時時点で8割方埋まっていました。
コース状況/
危険箇所等
雪が適度に付いてアイゼンもよく効き、比較的歩きやすいコンディションでした。文三郎道上部から赤岳頂上を経て横岳に至るルート上の鎖や梯子はほとんど出ていました。
その他周辺情報 赤岳天望荘は暖房ばっちり、象足は不要でした。スマホの充電は各部屋のコンセントでできました。今厳冬季の営業は2/11宿泊までだそうです。
美濃戸林道。圧雪路です。いつもならこのへんで東の空が明るくなるのですが、今日は天望荘の宿泊予約が取れたので、ゆっくり出発です。
2024年02月10日 08:17撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
2/10 8:17
美濃戸林道。圧雪路です。いつもならこのへんで東の空が明るくなるのですが、今日は天望荘の宿泊予約が取れたので、ゆっくり出発です。
南沢を延々と上がって、もうすぐ行者小屋。赤岳が見えてきました。晴れてはいますが、筋雲の多いのがちょっと気になります。
2024年02月10日 10:58撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1
2/10 10:58
南沢を延々と上がって、もうすぐ行者小屋。赤岳が見えてきました。晴れてはいますが、筋雲の多いのがちょっと気になります。
好天予報の三連休初日とあって、行者小屋前は人もテントもいっぱい。さて、登りますか。
2024年02月10日 11:45撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
2
2/10 11:45
好天予報の三連休初日とあって、行者小屋前は人もテントもいっぱい。さて、登りますか。
文三郎道序盤の急坂。階段は雪に覆われていました。
2024年02月10日 12:13撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
2
2/10 12:13
文三郎道序盤の急坂。階段は雪に覆われていました。
樹林帯を抜けました。ちょっとバテ気味。運動不足の身には、美濃戸口からの3時間のアプローチはきつかったか?
2024年02月10日 12:28撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
2
2/10 12:28
樹林帯を抜けました。ちょっとバテ気味。運動不足の身には、美濃戸口からの3時間のアプローチはきつかったか?
仲よく並んで中岳と阿弥陀岳。
2024年02月10日 12:36撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/10 12:36
仲よく並んで中岳と阿弥陀岳。
もうすぐ阿弥陀分岐です。数歩歩いては息を整え、また登ります。
2024年02月10日 12:56撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
4
2/10 12:56
もうすぐ阿弥陀分岐です。数歩歩いては息を整え、また登ります。
阿弥陀岳です。ふぅー。
2024年02月10日 13:02撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
5
2/10 13:02
阿弥陀岳です。ふぅー。
文三郎道上部の鎖場が始まりました。鎖はほぼ全部出ていました。
2024年02月10日 13:17撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1
2/10 13:17
文三郎道上部の鎖場が始まりました。鎖はほぼ全部出ていました。
やっとのことで登ってきました。
2024年02月10日 13:30撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
4
2/10 13:30
やっとのことで登ってきました。
赤岳頂上です。日頃の運動不足はいけません。
2024年02月10日 13:40撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
5
2/10 13:40
赤岳頂上です。日頃の運動不足はいけません。
南の方はよく晴れています。富士山がきれいですね。
2024年02月10日 13:40撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/10 13:40
南の方はよく晴れています。富士山がきれいですね。
南八ツ南部の向こうには、南アルプス北部の山々。
2024年02月10日 13:43撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/10 13:43
南八ツ南部の向こうには、南アルプス北部の山々。
さて、下りましょう。
2024年02月10日 13:57撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
4
2/10 13:57
さて、下りましょう。
横岳と、眼下に赤岳天望荘。今日の宿です。
2024年02月10日 14:01撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
3
2/10 14:01
横岳と、眼下に赤岳天望荘。今日の宿です。
日本海の低気圧の影響か、北側には低中層の雲がどんより。蓼科山は雪雲にかすんでいました。
2024年02月10日 14:08撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1
2/10 14:08
日本海の低気圧の影響か、北側には低中層の雲がどんより。蓼科山は雪雲にかすんでいました。
光る粉雪、そして虹色の彩雲。輝く赤岳ですw
2024年02月10日 14:16撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/10 14:16
光る粉雪、そして虹色の彩雲。輝く赤岳ですw
翌朝のことです。このモルゲンロートを見ることができただけでも、天望荘に泊まった甲斐がありましたよ。
2024年02月11日 06:37撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/11 6:37
翌朝のことです。このモルゲンロートを見ることができただけでも、天望荘に泊まった甲斐がありましたよ。
もやのかかった日の出、素晴らしいです。
2024年02月11日 06:37撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/11 6:37
もやのかかった日の出、素晴らしいです。
さて、のんびり出発します。午前8時前、空はすっかり八ヶ岳ブルーとなっておりました。
2024年02月11日 07:51撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/11 7:51
さて、のんびり出発します。午前8時前、空はすっかり八ヶ岳ブルーとなっておりました。
地蔵の頭を通り過ぎて、横岳に向かいました。梯子が始まります。
2024年02月11日 08:03撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/11 8:03
地蔵の頭を通り過ぎて、横岳に向かいました。梯子が始まります。
日の岳大ルンゼ。一気に登ります。斜度的には地蔵尾根中盤にあるトラバース鎖の下の坂くらいじゃないでしょうか。
2024年02月11日 08:20撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/11 8:20
日の岳大ルンゼ。一気に登ります。斜度的には地蔵尾根中盤にあるトラバース鎖の下の坂くらいじゃないでしょうか。
赤岳の鉄板アングルですね。
2024年02月11日 08:31撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/11 8:31
赤岳の鉄板アングルですね。
ルンゼをはい上がって稜線に出るとすぐ、西側へ岩場をトラバースしながら下降します。
2024年02月11日 08:33撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
2
2/11 8:33
ルンゼをはい上がって稜線に出るとすぐ、西側へ岩場をトラバースしながら下降します。
下りきって振り返ったところ。このへん、6月になるとツクモグサがたくさん咲きます。
2024年02月11日 08:36撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/11 8:36
下りきって振り返ったところ。このへん、6月になるとツクモグサがたくさん咲きます。
次は西側斜面の大トラバースです。
2024年02月11日 08:40撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/11 8:40
次は西側斜面の大トラバースです。
振り返ればこの通り。
2024年02月11日 08:43撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1
2/11 8:43
振り返ればこの通り。
杣添尾根分岐を通過しました。
2024年02月11日 09:01撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/11 9:01
杣添尾根分岐を通過しました。
エビのシッポです。
2024年02月11日 09:05撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/11 9:05
エビのシッポです。
赤岳と阿弥陀岳。稜線のあちこちで振り返れますが、カメラへのおさまりのいい場所を探しました。
2024年02月11日 09:12撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/11 9:12
赤岳と阿弥陀岳。稜線のあちこちで振り返れますが、カメラへのおさまりのいい場所を探しました。
短い梯子を上がると、
2024年02月11日 09:17撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/11 9:17
短い梯子を上がると、
横岳本峰に着きました。画面中央奥に富士山が見えます。
2024年02月11日 09:24撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/11 9:24
横岳本峰に着きました。画面中央奥に富士山が見えます。
横岳からは空中平均台のようなナイフリッジを下り、
2024年02月11日 09:26撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
2
2/11 9:26
横岳からは空中平均台のようなナイフリッジを下り、
次いでほぼ垂直な梯子を下ります。
2024年02月11日 09:28撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/11 9:28
次いでほぼ垂直な梯子を下ります。
そして稜線の西側をトラバースし、
2024年02月11日 09:30撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
2
2/11 9:30
そして稜線の西側をトラバースし、
さらに東側をトラバース。これで横岳の下りはおしまい。
2024年02月11日 09:31撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/11 9:31
さらに東側をトラバース。これで横岳の下りはおしまい。
横岳、下りてきました。
2024年02月11日 09:34撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/11 9:34
横岳、下りてきました。
ここからは比較的のんびりコース。次なるは硫黄岳です。
2024年02月11日 09:47撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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ここからは比較的のんびりコース。次なるは硫黄岳です。
硫黄岳山荘付近から来し方を振り返ったところ。赤岳や横岳と違って、どっしり感があります。
2024年02月11日 10:03撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/11 10:03
硫黄岳山荘付近から来し方を振り返ったところ。赤岳や横岳と違って、どっしり感があります。
ケルンに沿ってゆるゆると登ると、硫黄岳頂上に着きました。
2024年02月11日 10:34撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/11 10:34
ケルンに沿ってゆるゆると登ると、硫黄岳頂上に着きました。
横岳、赤岳、阿弥陀岳。南八ツの稜線をずらりと一望できます。
2024年02月11日 10:52撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/11 10:52
横岳、赤岳、阿弥陀岳。南八ツの稜線をずらりと一望できます。
振り返った硫黄岳。またね〜
2024年02月11日 11:01撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
2
2/11 11:01
振り返った硫黄岳。またね〜
赤岩の頭から樹林帯を赤岳鉱泉に向かって下ります。雪をかぶった上部の疎林がこれまたきれいでした。
2024年02月11日 11:05撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/11 11:05
赤岩の頭から樹林帯を赤岳鉱泉に向かって下ります。雪をかぶった上部の疎林がこれまたきれいでした。
赤岳鉱泉。素晴らしい好天に恵まれた、楽しい2日間でした。
2024年02月11日 12:21撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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2/11 12:21
赤岳鉱泉。素晴らしい好天に恵まれた、楽しい2日間でした。

装備

個人装備
12本爪アイゼン ピッケル ヘルメット サングラス ゴーグル(予備)
備考 気温が高かったので、目出し帽は薄手のもので通せました。

感想

10日夕方から11日朝にかけて雪予報を出す会社もあり、実際降雪がありましたが、翌朝の日の出は大当たり! 神秘的で鮮烈なモルゲンロートでした。天望荘の宿泊営業、ありがたいです。

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