藤里駒ヶ岳

2015年05月24日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.2km
• 登り: 599m
• 下り: 600m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:20
• 合計: 4:20

10:40 スタート地点
12:00 樺岳
13:00 13:20 駒ヶ岳
14:00 樺岳
15:00 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道101号八峰町から米代フォレストライン経由で素波里ダムへ。粕毛林道入口に、小岳方面通行止めの案内。バリケードで半分塞がれていたが、通行可能。粕毛林道を進み、樺平林道分岐で小岳方面の林道にはロープが張ってあって通行止め。樺平林道を進み駒ヶ岳登山口へ。未舗装道路を15km程度。1時間ほどかかった。

コース状況／危険箇所等

杉林の登山口から登る。すぐに杉林が終わりブナ林となる。登山道は明瞭で、稜線に沿って登りが続く。山頂直下の急登で、2mほどの高さの雪庇の壁があり、登れずに薮を迂回した。ピッケルとアイゼンがあれば登れたかもしれない。登山口No30から山頂No1まで番号札が設置してあり分かりやすかったが、等間隔ではないため、これに従うとペース配分を間違う。

その他周辺情報

素波里ダムから先は何もない。携帯電話も圏外。登山道は電波あり。
藤里町中心部には温泉ユトリアやスーパー等がある。コンビニは国道7号か101号沿いにしか無い。

写真

5/24 9:51

素波里ダム

5/24 9:51

水量が多いようで、木が水没していた。ヤナギの木だろうか。

5/24 9:52

水没樹木

5/24 9:56

素波里ダムからの粕毛林道は、小岳方面通行止めの案内。バリケードで半分塞がれていたが、山菜取りのおじさんに聞いたら途中までは行けるとのことだったので、進むことにする。

5/24 10:09

世界遺産の案内。初めて来たが、標識の立派さと林道の悪路具合がアンバランスに思えた。

5/24 10:33

小岳方面への林道。ロープが張ってあり、通行止め。ここから登山口まで9km。歩いて行けないことは無い距離。今度、自転車を持って行こうと思う。

5/24 10:33

ここまでの林道はひどい悪路で、15kmを進むのに1時間かかった。いよいよ登山開始。小岳を諦め、樺平林道で駒ヶ岳に向かう。

5/24 10:42

駒ヶ岳登山口。仮設トイレが設置してあった。タケノコ採りだろうか、山菜取りが4~5組。合図なのだろう。ホー、ホー、と雄叫びを上げていた（笑）

5/24 10:43

駐車スペースから少し戻って登山口。
No30の標識。次のNo29までがとても長い。

5/24 10:59

ブナの新緑

5/24 11:00

ブナの新緑が気持ちいい。

5/24 11:02

何かの新芽。

5/24 11:07

トチの木

5/24 11:12

オオカメノキ

5/24 11:14

セミが鳴き始めたので、もしやと思い、探してみたらエゾハルゼミの抜け殻があった。

5/24 11:17

エゾハルゼミの抜け殻を見上げる。

5/24 11:21

15kmの林道は、携帯電話圏外だったが、登山道を進み始めると電波が通じるようになった。ここから山頂までは電波良好。

5/24 11:29

風が強く、梢が揺れていた。

5/24 11:44

丸太を斜め輪切りにし、文字を掘り込むという手の込んだ標識。

5/24 11:47

ブナの花？

5/24 11:51

標高1000mに近づき、残雪が現れる。

5/24 11:58

二ッ森が見えた。

5/24 11:59

駒ヶ岳山頂が見えてきた。

5/24 12:00

樺岱ピーク

5/24 12:04

ブナの新緑の中に、ダケカンバ

5/24 12:06

イタヤカエデとブナとナナカマド

5/24 12:08

ツクバネソウ

5/24 12:11

タケノコ

5/24 12:16

小岳とその背後の白神岳

5/24 12:22

崩落地なのだろうか、綺麗な雪渓

5/24 12:23

5/24 12:23

このままスキー場になりそうな良い雪渓

5/24 12:26

5/24 12:28

ツツジがちらほら

5/24 12:28

5/24 12:29

5/24 12:36

山頂が近づいてきた。

5/24 12:39

山頂周辺は急峻で崩落が多い

5/24 12:39

傾斜がきつい

5/24 12:40

高度感たっぷり

5/24 12:42

イワカガミ

5/24 12:46

ザレ場には鎖と梯子。白神山地には珍しい。

5/24 12:47

登ってきた尾根を振り返る。

5/24 13:02

5/24 13:03

山頂到着。

5/24 13:03

岩木山が綺麗に見えた。

5/24 13:04

5/24 13:05

二等三角点

5/24 13:06

能代方面を遠望。残念ながら霞んでいた。クリアならば、男鹿半島も見えるはず。

5/24 13:06

5/24 13:08

残雪の白神岳を遠望

5/24 13:22

5/24 13:24

岩木山の右側にはハイマツで色の濃い尾夫岳。

5/24 13:27

カール状の崩落地

5/24 13:28

オオカメノキとミネザクラ

5/24 13:30

白神岳方面。真瀬岳、小岳、摩須賀岳が見える。

5/24 13:30

二ッ森

5/24 13:34

小さなイチリンソウ

5/24 13:38

それにしても崩落地が多い。向白神岳に匹敵するぐらいの険しい山容だ。

5/24 13:40

ミヤマキンバイ

5/24 13:41

素波里ダム

5/24 13:42

能代方面の山

5/24 13:43

米代川が見えている。鶴形のあたりか。霞んでいてよく分からない。

5/24 13:43

能代の街が見えているような見えていないような。

5/24 13:43

藤里、二ツ井方面

5/24 13:48

田代岳

5/24 13:50

残雪のブナ林がとても綺麗

5/24 13:52

5/24 14:01

下山します。

5/24 14:01

5/24 14:10

5/24 14:12

イワカガミのつぼみ

5/24 14:13

山頂を振り返る。

5/24 14:16

5/24 14:20

ゴゼンタチバナ

5/24 14:23

5/24 14:39

ツクバネソウ

5/24 14:42

雪の上に倒れたブナ

5/24 16:05

素波里ダムから藤里駒ヶ岳を遠望。

5/24 16:06

今回も、無事登山終了。

撮影機器：

Canon PowerShot G1 X Mark II Canon

感想

fujita244

1時間の未舗装林道運転は辛かったが、それを忘れさせてくれるほど、高度感たっぷりで、素晴らしい景観だった。白神山地によくある、森の中に入り込むような感じではなく、スタートから稜線を歩くので、見晴らしが良く、風が心地よい。山頂直下では、雪庇が行く手を阻み、藪漕ぎを強いられた。ピッケルとアイゼンがあれば登れたかもしれない。
今度は田苗代湿原側から登りたい。

コメント

rei-k

こんばんは＾＾
ここ、私も行ってみたい！と思ったました〜！登山口までの距離がかなりあるようなので、見送ってましたが・・・
でも、景色、最高ですね＾＾
時間ある時に登ってみたいです♪

お疲れ様でした！

fujita244

Re: こんばんは＾＾
rei-kさん、コメントありがとうございます。
未舗装の林道は過酷でした。車が泥だらけになってしまい、帰り道、恥ずかしいかったです。家に着いて即洗車しました。急峻な稜線が変化に富んだ景観をなしていて素晴らしかったですよ。世界遺産の山なので、せめてもう少し整備してくれたらなと思いますね。同じ長い林道でも、二ツ森へ行く青秋林道は全面舗装で行きやすいのですが。