上州武尊山・皇海山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 42.2km
- 登り
- 2,168m
- 下り
- 1,919m
天候 | はれ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は上の原山の家近くの武尊山登山口を利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【武尊山】 標高1200mを超えるあたりで雪渓が徐々に現れ始め、融けかけの雪なので危ない。 アイゼンを携帯していなかったため、キックステップで登るが下山時にはオススメできない。 名倉ノオキを超えると、さらに雪がついており、鎖、はしごなどが存在する危ない箇所 下山時には剣ヶ峰山から裏見ノ滝駐車場のルートを選択したが、こちらの雪渓も相当ついていた。 【皇海山】 途中、急坂の箇所が設置ロープを使う必要があり、そこだけは慎重にいきたいが、一番危ないのは登山道までの林道。慎重に通過することを意識した。 |
その他周辺情報 | 【武尊山】 宝川温泉 汪泉閣宿泊 【皇海山】 老神温泉 湯元華亭 |
写真
装備
備考 | せめてチェーンスパイクぐらいは持って行ったほうがよかった。 |
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感想
いつもはひとりでトレランばかりだけど、今回は行きづらい百名山の2つについて仲間と行ってみました。
計画をしたのは今年のはじめらへん。
暖かくなってきたことを鑑みてのこの時期だったのです。
【武尊山】
集合は5時。そこから東北道、北関東道、関越道を繋いで水上ICで降りてから、上の原山の家らへんの登山道入り口についたのは9時
裏見ノ滝をはずしたのは特に意味はありません。
しかしこちらのルート。全然歩かれていない道だったのです。
標高1200mを超えるあたりで雪が徐々に現れ始め、融けかけの雪が踏み抜きの危険性があります。
3人の中ではマウンテンシューズのコハラくんが一番グリップが効くので、ルートを見定めつつ、キックステップを使って登りました。
名倉ノオキを超えると、さらに雪がついており、鎖が存在する危ない箇所です。
登りはいいですが、下りは危なくて、自分も10mぐらい滑落してしまいました。
無傷ですけど。
鎖場を何個か過ぎるとようやく山頂に到着。
ここで昼食を食べます。
食べ終わるとすぐに出発、剣ヶ峰山に向かいます。
自分以外の2人はちょっと疲れ模様。
事前の計画ではぐるっと回って下山する予定でしたが、裏見ノ滝駐車場のほうが南面のため雪が少ないだろうという判断でこちら側におります。
しかし車は北側の登山口にある。
どうすれば・・・!
そう、そこでボクのトレランスキルです!
剣ヶ峰山から先行して降りて車があるところまで走って車を持って来ればいいのです!
やはりこちら側の雪渓も少ないとはいえ、あったので細かい滑落がありましたが、なんの問題もありません。
問題は裏見ノ滝駐車場を過ぎてから、どうにかして北側に近道できないかなと地図をよく見ると、林道があります。
ここを行けば早く着くと思って、ロッジの人に聞いたら自分がトレランの恰好をしているからか、北側に出ることは出たんですが、2,300mぐらい登らされ、やたら疲れました。
車に着くころ、後ろの2人も着いたとメールが来たので、すぐに車で迎えにいくと携帯ゲームをやっている2人の姿がありました。
お宿は宝川温泉の汪泉閣
【皇海山】
2日目は宿の朝食を若干早くしていただいたんですが、それでも出るのは8時過ぎ。
皇海山の林道に入るころにはいい時間が経っておりました。
問題はこの林道がどのぐらいひどいのか分からなかったのですが、実際行ってみると結構ひどい。
自分らの車が軽なためもありますが、あまりスピードが出せないため、登山道がある皇海橋についたのは11時頃になってしまいました。
若干、急ぎめに歩きます。
途中から急坂がはじまり、設置ロープを使います。
自分も先頭に立って、足の置く位置などをアドバイスしたりしていると、開けたところに出ます。
不動沢のコルというところです。
時間も13時になってしまったので、ここでお昼にしました。
自分はカレーなので、時間がかかってしまうため、2人に先行してもらって食べ終わってから追いつくようにいたします。
山岳警備隊の人もここで休憩して、聞くともなく聞いていると、遭難者を探しているのかなという感じがありました。
ヘリも頻繁に飛んでいましたし。
2人に遅れること10分ちょっと
追いついたのは2000mぐらいのところです。
こちらの山も標高は武尊山と同じぐらいなのですが、こちらは雪が少なく、滑落の危険性もないです。
14時に山頂到着!
かなり遅めなので、山頂には誰もいません。
すぐに下山したいのですが、ちょいちょい休みながらの下山です。
下山で急坂を過ぎたころでしょうか。
先行の許可が出ました!
そう、私はトレランシューズ!先に走って行って、片付けを先にはじめちゃいます。
降りたとき駐車場にいたのは二組ですが、すぐにいなくなってしまいました。
お茶を準備しつつ、お風呂の準備もしたりして待つと、結構早く2人が下りてきました。
帰りの林道はコハラくんが慣れてきたからか、行きよりも早く素晴らしいアスファルトロードに出ました。
きめ細かいアスファルト大好き!
老神温泉の湯元華亭についたのは19時前。りんごが入っているおもしろいお風呂でリフレッシュしたら、結構いい時間になってしまったので夕飯は帰りのサービスエリアで食べたのでしたー。
なかなかトリップ感が強い、良い山行でした。
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