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Yamareco

記録ID: 6462250
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳登山を諦め、谷川岳を眺めに白毛門へ

2024年02月13日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:06
距離
7.4km
登り
1,067m
下り
1,050m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:17
休憩
0:43
合計
6:00
8:33
7
8:55
8:58
140
11:18
11:18
59
12:17
12:42
28
13:10
13:10
62
14:12
14:13
5
14:18
14:26
6
14:32
14:32
1
14:33
ゴール地点
天候 快晴&無風で暑かった。
ジャケットを脱いで、テムレスを薄手のフリース手袋に、フリースの帽子はメッシュの野球帽に替えた。汗拭きタオル大活躍
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
葛西IC5時頃 → 土合駅手前のドライブイン8時過ぎ着

駐車場:
土合駅前の駐車場は登山者の利用お断りなので、土合駅100mほど手前のドライブインに駐車。下山後に500円をお店で支払う。

星野リゾートによる買収の影響で、今年から火曜と水曜はロープウェイが定休日になったとのこと。一方で、駐車場が無料になったとか。でも定休日はロープウェイ駅の駐車場が使えない。
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト:
見かけなかったと記憶する。私はコンパスでWeb提出した。

登山口:
積雪期は少し分かりずらい。土合駅からロープウェイ駅方面へ291号線を進み、道が左へカーブするところにロッジがある。その駐車場からロッジの右横を抜けて奥へと進むと登山口に至る。

登山口から松ノ木沢の頭:
標高950mくらいまでは、地肌の出ているところが数か所あった。今週の暖かさでさらに露出するかもしれない。アイゼンを付けた下りでは躓き等に要注意。急登が続くのでペースを保って地道に登ること。

松ノ木沢の頭から白毛門:
一旦、フラットな道を進むが、その後は最後の急登になる。先に見えているのは手前のピークで、奥に本当の山頂がある。山頂手前で鎖の岩場があるが、この日の時点では鎖は露出していて掴んで登れた。雪が降って埋もれているときは、鎖を掘り出すか、あるいは諦めて岩場の左側からアイゼンとピッケルを駆使して攀じ登るかになるだろう。

全体を通して、登りよりも下りに神経を集中する必要があると思う(個人の感想です)。
その他周辺情報 コンビニ:
水上ICを下りて進むと。セブンとファミマがある。

日帰り温泉:
湯テルメ谷川:今回はこちらを利用
水上の街を過ぎるあたりで右折。約2卆茲砲△襦B3木曜日定休(祝日の場合は翌日)。3種類の異なる源泉の風呂がある
TEL:0278-72-6169、630円、10:00〜20:30(受付終了20:00)
http://www9.wind.ne.jp/mizukikou/sub35.htm

鈴森の湯:個人的にはこちらの湯が好き
水上IC近くまで戻り、三叉路を右折。2劼曚廟茲砲△襦8酸瑤け流し、ほんのり硫黄臭が体に残る。水曜定休。4月は臨時休業が多いそうなので要注意
TEL:0278-72-4696、800円、11:00〜20:00(最終19時)
https://suzumorinoyu.com/

その他、水上温泉の旅館で日帰り入浴を再開したところがあると思う。
赤城高原PAから上州武尊山を望む。実はここで谷川岳ロープウェイが定休日であることに気づき、頭が真っ白に。「登れないなら眺めよう」と白毛門に変更
2024年02月13日 07:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/13 7:31
赤城高原PAから上州武尊山を望む。実はここで谷川岳ロープウェイが定休日であることに気づき、頭が真っ白に。「登れないなら眺めよう」と白毛門に変更
白毛門に取り付いた。下りてきたことはあるけど、ここを登るのは初めて。急登は覚悟していたが、やはりキツイ!
2024年02月13日 09:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/13 9:10
白毛門に取り付いた。下りてきたことはあるけど、ここを登るのは初めて。急登は覚悟していたが、やはりキツイ!
950mくらいまでは数か所で地肌が出てた
2024年02月13日 09:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/13 9:32
950mくらいまでは数か所で地肌が出てた
樹間から谷川岳が見えた
2024年02月13日 09:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/13 9:38
樹間から谷川岳が見えた
白毛門も見え始めた
2024年02月13日 10:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/13 10:33
白毛門も見え始めた
向かい側に谷川連峰の美しい姿を見ながら登る
2024年02月13日 11:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/13 11:19
向かい側に谷川連峰の美しい姿を見ながら登る
西黒尾根。こっちを想定していたが、下山でロープウェイを使えないので断念。前日はホワイトアウトの中、腰までのラッセルだったよう。本日の雪の状態も分からない中、ピストンは厳しいな
2024年02月13日 11:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/13 11:20
西黒尾根。こっちを想定していたが、下山でロープウェイを使えないので断念。前日はホワイトアウトの中、腰までのラッセルだったよう。本日の雪の状態も分からない中、ピストンは厳しいな
白毛門は高速道路とは言わないが、県道くらいのトレースがあり助かった
2024年02月13日 11:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/13 11:21
白毛門は高速道路とは言わないが、県道くらいのトレースがあり助かった
スノーボールが転がり始めると雪崩のリスクが高まるというが、この春みたいな気温は大丈夫か・・
2024年02月13日 11:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/13 11:44
スノーボールが転がり始めると雪崩のリスクが高まるというが、この春みたいな気温は大丈夫か・・
最後の急登だ
2024年02月13日 11:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/13 11:52
最後の急登だ
と思ったら、先があった(笑)
2024年02月13日 12:08撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/13 12:08
と思ったら、先があった(笑)
鎖を掴んで力任せに体を引っ張り上げた
2024年02月13日 12:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/13 12:12
鎖を掴んで力任せに体を引っ張り上げた
白毛門山頂到着。やれやれ
2024年02月13日 12:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/13 12:34
白毛門山頂到着。やれやれ
馬蹄形パノラマ。左から谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳、武能岳、七ッ小屋山、その手前の右側から朝日岳、笠ヶ岳、そして白毛門へと稜線がつながる
2024年02月13日 12:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/13 12:34
馬蹄形パノラマ。左から谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳、武能岳、七ッ小屋山、その手前の右側から朝日岳、笠ヶ岳、そして白毛門へと稜線がつながる
谷川岳。何度も撮っちゃうな
2024年02月13日 12:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/13 12:35
谷川岳。何度も撮っちゃうな
未練がましく西黒尾根。コンディションの良いときにトレースを利用させてもらっていつかできれば・・
2024年02月13日 12:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/13 12:35
未練がましく西黒尾根。コンディションの良いときにトレースを利用させてもらっていつかできれば・・
左に燧ケ岳とその右に至仏山。燧の左に東洋のマッターホルンの頭が見えている
2024年02月13日 12:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/13 12:36
左に燧ケ岳とその右に至仏山。燧の左に東洋のマッターホルンの頭が見えている
朝日岳と笠ヶ岳をアップ。日帰りで朝日まで行ってきた方とスライドした。すごいな
2024年02月13日 12:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/13 12:36
朝日岳と笠ヶ岳をアップ。日帰りで朝日まで行ってきた方とスライドした。すごいな
私の後に山頂にやってきた山ガールさん。写真撮ってる姿が絵になる
2024年02月13日 12:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/13 12:37
私の後に山頂にやってきた山ガールさん。写真撮ってる姿が絵になる
急斜面を下山しよう。年寄りはすぐ滑落するので慎重に
2024年02月13日 12:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/13 12:55
急斜面を下山しよう。年寄りはすぐ滑落するので慎重に
沢まで無事に下りてきた。感謝感謝!
2024年02月13日 14:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/13 14:15
沢まで無事に下りてきた。感謝感謝!

感想

正直言うと白毛門にはこれまで足が向かなかった。というか、できれば登らないでおこうと決めていた山だ。時計回りで馬蹄形をやった時に、これでもかという白毛門からの下りで心が折れた。

その時は、主脈縦走に続けて馬蹄形を回ろうとしたが、秋なのに都心で真夏日になるほどの暑さで熱中症のような症状に見舞われ、笠ヶ岳直下の蒲鉾型避難小屋に転がり込み、2泊目を余儀なくされた。

翌日、いくらか体力を取り戻し、土合へと下ったのだが、白毛門からの長い下りにやられ、登山口の東黒沢に着いた時には頭を沢に突っ込んで水をがぶ飲みした。以来、トラウマのような記憶になり、白毛門を避けてきた。

あれから6年半が経ち、ロープウェイの定休日を失念して、のこのこと谷川岳を目指し、途中の赤城高原PAで運休に気づくというお粗末さ。パニックになりかけながらも、「登れなければ眺めに行こう」とその場で谷川岳の登山届を取り下げて、白毛門の登山届を作成して申請した。

結果、今回の白毛門の再訪となった。脚力はますます衰え、雪庇横の細い稜線歩きはふらつき、急登に次ぐ急登に腿や脹脛はパンパン。よく無事に下山してきたと自分でも感心(笑)

この急坂をテン泊装備で登る人たちには頭が下がる。稜線沿いにいくつもの設営跡があったが、本当にタフな人たちだ。登りの途中でスライドした方も、前日夕刻はホワイトアウトで幕営場所が見つけられず、笠ヶ岳で雪洞を掘って寝たとのこと。厳冬期に白毛門から笠ヶ岳、朝日岳を目指す人たちは、いぶし銀のような山屋さんだと敬服する。

さて、今回は西黒尾根をやり損なったが、残り少ない山人生にチャンスはあるかな?夢の一つとして温め続けることにしよう。

以下はGPSログ記録をもとにGoogle Earth Proで作成した3Dツアー動画。
Google Earth の過去画像を調べたが、今回の登山と同じくらいの積雪量の画像が見つからなかった。使用した画像は残雪期の画像のようで、写真の画像とはちょっとイメージが異なるがご容赦を!


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