鷹ノ巣山 山頂はまだ冬景色
- GPS
- 08:13
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,333m
- 下り
- 1,585m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 8:13
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂付近は積雪 |
写真
感想
奥多摩。この冬はよく奥多摩の山を歩いている。
先週は信州 2 Daysの雪山と言うのもあり、雪も少しお腹いっぱい気味。今日はもう少し近くで、と、行きやすくて、気軽に。
それでも山は山。電車の駅からでもすぐに歩き始められる山々がある気軽のところですが、登山装備はきちんと整えていきます。
奥多摩の山々もいよいよ深みにはまってきました。そんな今日はいつもの登山部部長と共に鷹ノ巣山へ、すっかり気心も知れる様になり、気軽に楽しい山行をお供させていただいております。
さて、奥多摩駅からバスを乗り継ぎ登山口を目指します。
本当は奥多摩湖入り口すぐの水根というところからの登山口からスタートする予定でしたが、ちょっと距離と標高のあるこのルートに前日から少し日和ってしまい、約2kmほど短縮できる峰谷からのスタートをバスの中で上申します。
蜂谷。峰谷。目の具合も良くなくなってきて、何となくカタチの似たその字面に、しばらく蜂谷、蜂谷と、バスの隣客がいるのにも関わらず、蜂谷と思い込んで連呼している。
早く指摘してよ、ミネって、峰谷って。
快諾されまして、峰谷バス停からスタートです。奥多摩の山は割とタフな上りの山々が多いですが、鷹ノ巣山から縦走し奥多摩駅まで下山するこのルートもそれなりの体力も必要。
向こうの山々の頂は白く、霧氷が付いているのがみえます。この鷹ノ巣山でもそれがみれるのかなと少し期待しつつ。
1500mを過ぎたあたりから、ここにも木々が白くなり始めてきます。
次第に雪も。
晴れ予報だった気がしましたが、曇り空、どの山も山頂付近は白い雲に覆われて、風が吹くたびに霧氷がハラハラと雪の様に舞い、足元も雪に塗れる様になり、冬の雪山の様相に。
幻想的な白い中を歩いていきます。ここまでの雪は、ちょっと予想していませんでした。
雪はお腹いっぱいでしたが、いよいよチェーンスパイクもつけて。
段々と雪深くなってきます。
ようやく鷹ノ巣山避難小屋に到着。
先の4人パーティも避難小屋へ吸い込まれていきます。
今日はカップ天そば。醤油の塩っ辛さと熱いお汁が沁みます。
そんなにゆっくりしたわけではありませんが、これから山頂だったことをすっかり忘れていました。
山頂付近はより雪も深く、けれど、空はガスの切間からチラホラと青い空が顔を覗かせます。
青くて、水色で、白くて、繊細な霧氷を纏った木々のコントラストが美しく。
ここは、東京か・・
風も冷たく、そこまでの雪装備もしていなく足もとても冷たくて、そそくさと下山を急ぎます。
下りれど下りれどなかなか雪も取れてくれない。早くチェーンスパイクを脱ぎたい。
この日は、普通の足で歩きたい欲求が勝っていました。
下るにつれ気温も落ち着いて、身体も温まって、少しホッとする。麓には花もちらほら。春が待ち遠しい。
下山後は、餃子にビールというのが、最近のトレンド。アスファルトの道へ出た途端、駅周辺で餃子をいただけるお店を検索、3件出てきて回ってみるもいずれもお店が空いてません。。もうお腹も口も頭の中も餃子・ビールのことでいっぱい。さらにもう一件発見、急ぎます。
勇み足でお店に突入。そこは5人も座ればいっぱいのカウンターなお店で女将さんお二人で切り盛りされている小さなお店。
いよいよ餃子とビールで今日の山歩きを労います。うまい。あぁうまい。沁みる。
他のメニューもとても美味しくて、両隣のお客さんともお話に花が咲きます。
ここは、奥多摩か・・
すっかり新橋かゴールデン街で飲んでいる気分に、朝から長時間の山歩きをしてきたことなんてすっかり忘れてしまうほどの楽しいひとときでした。そういえばコロナ禍からこっち、そういう事もしなくなったなぁと、あまりにも久しぶりな出来事に、しみじみとします。たまには良いものです。
さて今年はいよいよ奥多摩最後の砦、東京都最高峰、雲取山を目指します。
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