赤岳
- GPS
- 12:02
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,784m
- 下り
- 1,787m
コースタイム
- 山行
- 3:42
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 4:53
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 7:03
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
念願の冬の赤岳!
初日は美濃戸口へ8:00集合。
前日、仕事の後でタクシーの予約を取ろうとするも、6:30は予約でいっぱい。焦る…あずさに乗るまでに色々調べた。レンタカー、いや、前日から借りるには時間が遅過ぎる。チャリ?いやいや…それなら歩き?3時間強、余裕をみると4:00発か…。最初の2社で撃沈したが、アルピコタクシーで時間を6:00に前倒しで予約の電話をしたところ、6時ならなんとかなるかも…という事で無事、予約完了。危なかった〜。冬の八ヶ岳人気は予想以上なり。
翌日の起床時間を逆算しながら茅野駅徒歩5分程のドミトリー、浮木へチェックイン。
トイレもシャワールームも清潔で、布団は薄いが電気毛布があったので温温と眠れた。個人的にはアリです♪
翌朝は少し早めに出発、茅野駅に着くとタクシー乗り場に2台のタクシーも居た。まぁ、でも台数が少ない事を考えると、やはり予約していてよかったと思う。
美濃戸口から赤岳山荘までは林道歩き、登りは南沢からのルートとなった。あわよくば、初日のうちに赤岳登頂という企みのようだ。
道の状況から考えると、アイゼンは勿論だが、チェーンスパイクもあると林道歩きはかなり楽だろう。
美濃戸山荘前でチェーンスパイクからアイゼンに換装。今日は高曇りで、前回のような景色は期待できないようだ。
行者小屋前で、先に赤岳鉱泉に向かうメンバーと分かれた。少し登ると体調がいまいちのメンバーからの申告、時間的にも、あとは自分もオーバーペース気味でくたびれていたので、やはり赤岳アタックは予定通り翌日にしよう!という事でマワレミギ!赤岳鉱泉目指してまっしぐら〜。
今回はこたつ部屋だった。あいかわらず、鉱泉は賑わっている。今夜のメニューはハンバーグ、初めてだ。
ハンバーグを平らげ、早めに就寝。こたつ部屋は、部屋ごとの暖房が無く、廊下をジェットヒーターで温め、廊下側の入り口や窓を開けて温かい空気を取り込む。泊まった部屋はヒーターから遠く、コタツ頼りとなった。
消灯で電源が落ちるとコタツも冷えるだろうな…と思いながら皆んなでコタツに足を入れて寝たが、朝まで温温、耳栓効果もあり、4:50頃まで爆睡できた。
ササっと準備、コタツは名残惜しいが6:00頃外に出る。少し空が白んで来ている。前日のどんよりとした雲は晴れていた。良いぞぅ〜このままいけるかな?
行者小屋前を通過して、文三郎尾根を登る。
ザック…ザック…と雪を踏み締め、急登を登って行く。樹林帯を抜け、斜度が上がると緊張する。しっかりアイゼンを利かせないと…、そう思いながら集中して歩く。尾根の途中からの景色は最高だった。雪を纏った阿弥陀岳が空によく映える。
山頂直下は岩と雪、雪が少ないからか、そういう場所なのかは初めてなのでわからないが、急登の尾根を登っている時とは別の緊張だ。アイゼンを引っ掛けないように、ピッケルも使いながら登る。程なく山頂に到達!
登頂の喜びと、景色が真っ白な事への苦笑いと…、やはり喜びが大きいな!
風はさほど強くなかった。スマホの電源も落ちなかった笑。ササっと撮影し、頂上山荘の陰で休憩。
今回のメンバーで技術的に一番未熟なのは私だ。その様子を見て、ガイドさんは下りを地蔵尾根に決めてくれた。文三郎尾根から登りながら、下りでこの斜面をこのステップの幅で下りるのは怖いなぁ〜と思っていたので、安心した。
その一方で、まだ歩いた事が無い地蔵尾根への不安と、赤岳展望荘までの岩場の下りに不安も覚えた。ロープを繋いでもらい、慎重に下る。
恐怖感はあったが、下りの危険箇所もクリアし、ロープを外してもらえた時はホッとした。
でも、下山完了まで気を抜いてはいけない、そう自分に言い聞かせながら北沢ルートで下山。
最後の林道も完了!
下山後は皆んなで楽しみにしていたJ&Nのランチ。入店時はパスタも美味しそうだなぁと口々に話していたが、メニューを見て全員、肉!!ステーキプレートにあっさり方針変更。美味しかった〜。
茅野ステーションホテルの日帰り湯ですっきり、大満足であずさに乗車したのだ。
前シーズンから行きたかった冬の赤岳を登頂できてとても嬉しかった。そしてガイドさんにも感謝。今回で2回目の方で、なんとなく雰囲気もわかったので、ステップアップのためにまた是非ご一緒頂きたいと思う。
それにしても、今回は皆さんガチ勢だったなぁ。私も頑張ろう〜。
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