槍ヶ岳BC【飛騨沢】
- GPS
- 15:40
- 距離
- 27.1km
- 登り
- 2,131m
- 下り
- 2,124m
コースタイム
- 山行
- 12:59
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 14:31
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス | 新穂高温泉 |
その他周辺情報 | 温泉:ひらゆの森700円 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
装備
個人装備 |
クトー
スキーバンド
ウィペット*2
ヘルメット
ゴーグル
サングラス
ビーコン
ゾンデ
スコップ
氷雪除去ブラシ
インサレーション
救急セット
ツェルト
120cmスリング*2
衛星通信機器
ココヘリ発信機
ヘッドライト
お湯900ml
水
行動食
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感想
今回は、(個人的)インシデントがあったのでそれも合せて記載。
【インシデント】
1)【ピッケル紛失】
槍ヶ岳山頂直下(標高3150m付近)でピッケルを落としてしまい、急遽撤退。
今までは、リーシュコードを使用せず、ピッケルに30cmスリングをつけて運用。槍ヶ岳山頂直下の50°程度のアイスバーンの登攀を試みようとした際、ピッケル持ち替え時に落としてしまい紛失。これ以上は危険と判断し急遽撤退。幸い、岩は多く露出していたので岩による3点支持・鎖場を積極的に用い山荘まで帰還。~山荘にウィペット2本をデポ&下山はスキーのため、山荘以下では問題なし~
2)【ビンディング不調・FRITCH社Tecton12】
飛騨乗越より30m程度下山したポイント(標高2990m付近)で滑走モードに換装。ここで、「かかと側が固定されない」問題点が発生。以前、雪が詰まったときに不具合が生じる経験があった事から、氷雪が詰まっていないか確認したが特になし。何度かトライしているうちに浅くではあるが引っ掛かるときがあったので、やむを得ずそのまま滑走。滑走中に外れることはなかった。応急対応として、前ビンディングをWALKモードにして、少しでも外れる可能性を低くした。
原因として、
①低温環境下(現場は恐らく気温-10°程度、風5m程度)でスプリングが上手く機能しなかった?→槍平付近まで下山した時は問題なく作動
②氷雪除去に見落としがあった?
を推察する。
対策として、調整ドライバーを携行し応急措置ができるようにする。
【コース状況】
・槍平山荘より上部は沢が待っているので、沢筋アプローチ可能。
・槍平山荘より下部は起伏が大きく、割れている箇所もあるので侵入は要注意。
・飛騨沢標高2,900m以上では、風の影響が強くクラスト気味。
・滝谷渡渉地点はSBあり。
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