ほぼホワイトアウトの谷川岳 西黒尾根IN↑田尻尾根OUT↓

2024年02月24日(土) [日帰り]

• GPS: 06:26
• 距離: 10.6km
• 登り: 1,430m
• 下り: 1,467m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:49
• 休憩: 0:22
• 合計: 6:11

6:20 西黒尾根登山口
8:15 8:15 ラクダの背(ラクダのコブ)
8:20 8:26 ラクダのコル
9:32 9:33 ザンゲ岩
9:46 9:47 谷川岳・肩の小屋
9:54 9:55 トマノ耳
10:08 10:09 谷川岳
10:18 10:18 トマノ耳
10:23 10:24 谷川岳・肩の小屋
10:28 10:32 天神ザンゲ岩
10:42 10:42 天狗の留まり場
10:58 11:04 熊穴沢避難小屋
11:23 11:23 天神平・天神峠分岐点
11:37 11:37 天神尾根・田尻尾根分岐点
12:13 12:14 田尻尾根登山口
12:31 ゴール地点

天候

ガッスガスの小雪と強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

谷川岳ロープウェイ駐車場　無料（※2023年12月1日〜2024年4月7日の期間）
ロープウェイ　往復￥3000　片道￥1800
2024.1.9〜2.28の期間、毎週火・水曜定休日となります。

コース状況／危険箇所等

西黒尾根の登山口は、雪不足なので正規の場所から入山出来ます。
尾根道は、既に崩落、雪崩も発生しているので通行時は十分に注意してください。
登山ポストは、ロープウェイ乗り場、谷川岳登山指導センター内にあります。

その他周辺情報

湯テルメ・谷川　￥６３０　内湯、露天有り（割と混雑してます）

写真

2/24 6:01

西黒尾根登山口手前の、谷川岳登山指導センター
ここで登山届提出

2/24 6:03

今年は本当に雪が少ない
いつもなら雪で埋もれて通れなくなるのですが・・

2/24 6:08

普通に夏道

2/24 6:17

ここも通常通り

2/24 7:08

サンライズ

2/24 7:21

雪面がテカテカです

2/24 7:45

武尊山も山頂はガスってるようです

2/24 7:45

白毛門も見えません

2/24 7:53

登山道も雪が少なく、そこらじゅう露出してます

2/24 7:54

昨日の雪はほぼ積もってません

2/24 7:56

鎖も完全露出

2/24 7:57

至る所ナイフリッジ
風も強いのでバランス取るのに神経使います

2/24 7:58

2/24 7:59

山頂方面はガッスガス

2/24 7:59

清水峠方面も全く見えず

2/24 8:07

鎖も見えてて、岩と雪のミックス

2/24 8:09

ここも鎖露出
非常に歩き辛い

2/24 8:09

強風の為、ロープウェイの運航が遅れてるようです

2/24 8:13

赤城山方面は晴れてます

2/24 8:13

皇海山

2/24 8:16

ラクダの背は見えず

2/24 8:54

先の状況も不透明なので、コルを過ぎた岩場で先に進むか考える・・

2/24 8:59

後続の方も様子見で進むと言う事で

2/24 9:02

雪は表面はクラスト、中はグズグズ
気温が低い分アイゼンは効いてます

2/24 9:05

なんとか登って来た

2/24 9:08

相変わらず先は見えませんが・・

2/24 9:13

真っ白・・

2/24 9:17

雪庇の崩落も多数あります

2/24 9:24

トレースが見えてる分助かります

2/24 9:27

シュルンドにも注意

2/24 9:29

ようやくザンゲ岩

2/24 9:32

雪のサンゴがビッシリ

2/24 9:32

最後の急登は一番の斜度
アイゼン、ピッケルを使って慎重に

2/24 9:36

乗越して平和な場所へ
上は更にガチガチ

2/24 9:47

真っ白な中に名物の道標

2/24 9:52

ほぼホワイトアウトの中なんとかトマの耳到着

2/24 9:59

山の上の立派なサンゴ

2/24 10:01

色々白すぎて何だか分からん

2/24 10:06

オキの耳到着

2/24 10:07

一応撮っとく

2/24 10:17

さて、戻るのも大変

2/24 10:18

サンゴだらけ

2/24 10:19

エビも居る

2/24 10:21

近くまで行かないと見えない肩の小屋

2/24 10:23

2/24 10:23

鐘もコチコチ

2/24 10:23

小屋に群馬県山岳警備隊の方達

2/24 10:25

どうやら経験不足？で下山出来なくなったのか、肩の小屋に前日から滞在して救助要請したようですね。
警備隊の方、ご苦労様です。

2/24 10:28

旗竿はしっかり立ってます

2/24 10:31

天神のザンゲ岩もほぼ露出

2/24 10:34

登って来る登山者も近づかないと見えて来ません
朝より真っ白

2/24 10:38

ここにもサンゴ

2/24 10:41

天狗の溜り場は登山者の溜り場

2/24 10:41

2/24 10:42

2/24 10:42

ここまで来ると、視界が開けてくる

2/24 10:46

ここは霧氷が綺麗

2/24 10:46

2/24 10:49

天神尾根は視界良好

2/24 10:55

熊穴沢避難小屋が見えた

2/24 10:58

ぜんぜん埋まって無い

2/24 10:59

普通に中で休憩出来てる

2/24 11:00

振り返るとロープウェイ組の長い行列がスゴイ！

2/24 11:05

下からガスが抜け始めてきました

2/24 11:07

いつもの関越道の換気塔

2/24 11:09

ヘリの音がすると思ったら、群馬県防災ヘリのはるな

2/24 11:09

2/24 11:10

どうやら西黒沢辺りにも遭難者が居るようです

2/24 11:18

谷川もガスが抜けて来ました

2/24 11:34

下は青空も

2/24 11:34

赤城山

2/24 11:34

武尊も見えて来ました

2/24 11:36

さて、下山はロープウェイを使わずに田尻尾根から
せっかくなので周回コースで

2/24 11:36

西黒沢を眺めながら下山
朝の西黒が既に懐かしい（笑）

2/24 11:40

いい具合にクラストしてて歩きやすい

2/24 11:43

ロープウェイ乗り場が良く見える

2/24 11:47

直ぐ真横

2/24 11:48

この目印は何だろう？

2/24 11:48

下山し始めると天気が良くなる・・
今日も登山あるあるの天気です

2/24 11:52

小腹が空いたのでどらやき

2/24 12:03

所々リボンもあります

2/24 12:05

アイゼンが良く効く

2/24 12:14

田尻沢コースとの合流に到着

2/24 12:14

ここが田尻尾根出入り口

2/24 12:16

間もなくゴール

2/24 12:20

滝も有りますね

2/24 12:30

ここでアイゼンの雪を洗い流す

2/24 12:30

綺麗な谷川の天然水

2/24 12:31

ゴールが見えた

2/24 12:31

2/24 12:32

無事にゲザーン

2/24 12:32

2/24 14:35

下山後の温泉近くから見える爼��
本来はここが谷川岳になるはずだったようです

撮影機器：

FinePix S1 富士フイルム

感想

yu-ban

天気の悪い3連休。
唯一、土曜は天気が良さそうなので、急遽毎年恒例？の谷川西黒尾根へ
行った方のレコを見ても、やはり今年は谷川も記録的な雪不足・・
車で現地までの道のりも、スタッドレス不要のゴールデンウェークを思わせる道路状況。
夜中に駐車場に着いて数時間の仮眠後、6時過ぎに出発。
風がかなり強く、山頂も見えない状況で登山道の雪も中途半端で、いつもの2月なら見えてない場所も丸見え。
表面は全体的にクラストしてるので、早目にアイゼンを着けて行きます。
ルートも鎖が出てて、ほぼ夏道をトレースしながら登る状態。
西黒沢側は笹が見てて、雪庇も既に所々崩落していて、残ってる雪庇もクラック入ってたりとかなり貧弱な雪の状況でした。
ラクダのコルを過ぎて急登な岩場になる所で、先もガッスガスでその先が全く見えないので進むかちょっと考えて、後続の方と様子見ながら行きましょうと話して進んでみました。
視界は相変わらず悪いですが、前の日に降った雪はほとんど積もってなかったのと、なんとかトレースの跡も残ってたのでアイゼンを良く効かせてザンゲ岩辺りの急斜面もクリア。
山頂稜線沿いは、下から見た通りの真っ白でほぼホワイトアウト。
10m先は見えませんが、何度も歩いてる場所なので感覚で覚えているのと、トレース跡に助けられて無事トマの山頂に到着。
そのまま間髪入れずにオキの耳まで一気に進みました。
戻り始めると西黒の後続の方達も続々と到着。
一応、肩の小屋に寄って写真だけ撮って下山しようとしたら、山岳警備隊の隊員さんが居て、登山者と何か話していて、聞き耳立てて聞いてるとどうやら昨日から？小屋に滞在していたようで、技量不足か何かで救助要請したようでした。
その後も天神尾根を下山していると今度はヘリの音がして、西黒沢周辺をホバーリングして捜索しているようでした。
天神尾根は、ロープウェイ組の登山者でいつもながらの大行列でしたが、半分以上は外人さんでしたね。
天神平スキー場が見えて、ゲレンデは下らずにそのまま田尻尾根へ。
雪質もアイゼンが良く効くので、せっかくなので周回コースで下山しました。
それにしても今回の西黒尾根は、厳冬期とは思えない程の酷い雪質でしたね。