和名倉山


- GPS
- 07:19
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 1,395m
- 下り
- 1,388m
コースタイム
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 7:15
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 見当たりませんでした。 【コース状況】 ●コース全般 ・出会った登山者は7〜8組程度 ●三の瀬〜牛王院平〜山の神土 民宿みはらしの駐車場から50mほど下ると三ノ瀬の登山口があり、 将監峠ま続く林道となっていてます。 途中林道に沢が流れ込んでいるところが一箇所あります。 登山口から20分ほど進むと牛王院下に到着。 将監峠へ向かう林道から派生する形で七ツ石尾根ルートが分岐しています。 七ツ石尾根ルートを進むと広くて歩きやすい登山道となり、 順調に標高を上げていきます。 1611mピークは西側から巻きますがここ以外は尾根筋を辿っていくと やがて登山道は緩やかになり広い草原に出ます。このあたりが牛王院平です。 鹿柵が取り付けられているのが少し残念ですがとても気持ちのよい場所でした。 牛王院平を過ぎると登山道はすぐに奥秩父主脈縦走路とぶつかり、 緩やかな笹原を350mほど進むと山の神土に到着。 三ノ瀬登山口からから山の神土までは高低差およそ600mほどとなります。 ●山の神土〜東仙波 山の神土からは笠取山/雁坂峠方面、黒エンジュ・笠取小屋方面、 そして東仙波/白石山方面の3方向に分かれ白石山方面へと向かいます。 ルートはこれまでとは変わって熊笹で覆われて細い感じになります。 唐松尾山の東側の尾根をトラバースするよう進み、 リンノ峰の一つ手前の小ピークとの鞍部付近で景色が開けます。 ここからルートは稜線に沿って付きますが小ピーク、リンノ峰ともに西側に巻きます。 この付近からシャクナゲの群生が見られるようになります。 鞍部から登山道は岩っぽくなり70mほど登ると西仙波(1963m)へ。 西仙波から岩場を下って今度は笹原を登り返すと東仙波(2003m)に到着です。 ●東仙波〜和名倉山(白石山) 東仙波からは北に延びた尾根に乗り換えます。50mほど下り焼小屋ノ頭へと登り返します。 吹上ノ頭(1990m)を西側に巻いた後は稜線からわずかに西側に付けられている ほぼ平坦な登山道を緩やかにアップダウンしながら進み少し下ると八百平に出ます。 八百平から和名倉山までの最後の登りに取り掛かるとすぐに川又分岐の標識が現れ、 鞍部から高低差100mほどを登り返すと二瀬分岐となります。 分岐を東側に折れると千代蔵ノ休場に出て、ここから暗い森に入って しばらく進むと何もない樹林の中に突然和名倉山山頂の頂上標が現れます。 山頂付近は鬱蒼としており、手前の疎林も踏み跡が薄いため迷いやすいと思います。 下山時に進行方向確認のためにコンパスを使うシーンもありました。 また東仙波〜和名倉山間はワイヤーロープが散乱しているため、 引っかからないように注意が必要かもしれません。 ●山の神土〜将監峠〜三ノ瀬 山の神土から奥秩父主脈縦走路を将監峠までゆっくり下ります。 将監峠から将監小屋を経て三ノ瀬までは林道を緩やかに下っていきます。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 丹波山温泉のめこい湯(600円) |
写真
感想
週末は土曜日の午前のみが好天で後はすっきりしないという予報
(結局土日ともに予報に反して晴れましたね…)。
であるならば午前中で大勢が決するような山にしよう。
ということで比較的近場で軽めの山行を考えます。
ここのところ遠出が続いていたので、カラダ的にもサイフ的にもちょうどいいかなと。
行き先は奥秩父の秘峰と呼ばれる和名倉山(白石山)。
いろんな噂を聞きますが、やっぱり自分の目で確かめてみたい。
せっかく余裕のある行程なのでkomemameと一緒に要所要所で
しっかり地図を読みながら丁寧に歩くことにします。
この時季の奥秩父はとても暑いのでたっぷりと飲み物を用意して臨みましたが、
日差しは強かったものの湿度が低くカラッとしていて
とても気持ちがよく歩くことができ、結局山頂まで水分を摂る必要がありませんでした。
さて、和名倉山の感想はというと…。
牛王院平〜東仙波〜焼小屋ノ頭付近までは、
笹原の伸びやかな尾根と稜線で開ける眺望が素晴らしく言うことありません。
しゃくなげの季節に行けたのもよかった。
で、さらに先に進んでたどり着いた結末が…渋すぎるぞ!和名倉山。
しかし、なんか今頃になってジワジワときたかも…もしかしてこれが魅力?
新緑のきれいなみどり色が目にも心にもしみる季節。
和名倉山は、それをとても感じることができる山でした。
この日は天気はよかったけれど、空気がからっとひんやり気持ちがよかった。
道も林道からはじまり、だだっぴろい芝生のフィールドのような
場所が広がっているところもあれば、
稜線にでると、とおくに鮮やかなみどりの山が見渡せたり、
しゃくなげのトンネルや笹の葉っぱが密集した小さな小道があったり、
ごつごつした岩の道があったりと、
“七変化な”山で歩いていてぜんぜん飽きませんでした。
行く前はちょっと気分が乗らなかったのですが、
この変化に助けられ、いつのまにか歩くのが楽しくなっていました。
眺望はない山頂ですが、和名倉山は山頂までの
プロセスがとても素晴らしい山です。
立ち止まって休憩したくなるポイントがいっぱいある感じです。
今回は下山時に広々とした原っぱみたいなところで、ランチにしましたが、
ここでテント張ってのんびりするのもいいなぁ〜とか思いました。
新緑の心地いい季節は、ごくわずかでとても貴重です。
ここ最近は、そんな貴重な時期をたっぷり味わう山登りができていて、
本当に幸せ。
和名倉山から下山して、民宿みはらしでお茶をいただきながら、
しみじみそんなことを考えていました。
おしまい
軽めの山行で22kmオーバーですか・・・
danyamaさんが凄いのはわかってましたが、komemameさんも凄いですよね
この時期の新緑は気持ちいいですよね
(暑さと日焼けと虫が難点ですが
yama_poundさん
こんばんはーー
距離だけだとすごく長そう&大変そうですよね、、
ですが、意外と歩きやすい道だったので、今回は大丈夫でした!
雪山と違って靴もアプローチシューズだからさらに歩きやすい
ただ、やっぱり毎シーズンそうですが、
夏山はじめは、高低差の多い山歩きになると足への負担が大きくて
かなり激しい筋肉痛になっちゃいます
雪山はそれだけ、衝撃を吸収してくれるんだなぁ、、とつくづく。
少しずつ、足や体を夏山仕様にしなくちゃーって思ってます。
そうそう、そして虫や日焼けも。
今回帰宅後すぐ、忘れないうちにザックに虫除けを入れました!
日焼けは、今年はSPF90の日焼け止め&飲む日焼け止めをゲット
一応、こちらは準備万端です〜
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