富士山(吉田口、剣ヶ峰滑降)
- GPS
- 08:55
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,771m
- 下り
- 1,775m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 8:53
天候 | 晴れ 午後はガスと強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
係りの方が、車のナンバーと下山時刻をチェックされます。(19時以降留まることは不可) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は閉鎖中、山荘などもクローズされています。登山届はかならず事前に届け出のこと。大小含めてその辺で用を足すのは禁止されており、携帯トイレをかならずご持参ください。(下山後、五合目のトイレで流すといいでしょう) |
写真
感想
さて今シーズンもそろそろ終わりに近づいてきて、万が一噴火すれば登れなくなってしまう富士山に行くことにしました。
一緒に行こうという方々と調整していたのですが、天気と予定が合わず、天気を優先すると結局私だけの単独に・・・。頑張って往復850kmの道のりを走り続けます。
もう雪がかなり減っているということで、ラストチャンスの吉田口の大沢を狙うことにします。ここもかなり少ないのですが、雪のあるところだけ滑ろうということと、あと今回の目的はやっぱり剣ヶ峰からの滑降です。
それはともかく、私自身は富士山は初めてなので、いまひとつ勝手が分からないながらも整備されている登山道を歩きます。スキー背負ってても最初は快調、標高差100mを15分で登るペースで3200mくらいまで登ります。
しかしこれより先は奥穂よりも標高が高く未体験ゾーン。急に足が重くなり、息も荒く、ペースは標高差100mが20分と落ちてきます。逆に元気そうな若手の方々にも抜かれましたが、何とか吉田口の頂上へ。躊躇する間も無く剣ヶ峰方面に向かいます。
途中の雪渓歩きは、せっかく持ってきたスキーシールで歩きました。雪が固いのでクトー必須ですが、やはり背中が軽い分楽ですね。そんなこんなで剣ヶ峰のピークに到着、吉田口五合目から4時間半と予定の5時間より早く着きました。
写真を撮ったらスキー履いてお鉢への滑降です。上からはよく見えないのですが、剣ヶ峰から少し右手方面からだと雪がつながって斜度もそれほどではありませんから滑降できます。御嶽山の摩利支天山からの滑降のようなスリルもなく、平凡です。ただし雪が固くて凹凸が激しいので、単に降りてるだけですが・・・。もうちょっとガッツポーズするくらいの感動が欲しかったのですが、凸凹ガリガリではテンションも上がりませんでした。
お鉢の底まで行くとかなり雪が汚れていたのと、滑っても全然楽しくないし、登り返しがしんどい(笑)ので半分くらいでお鉢滑りは終了。
登り返すとやっぱり1時間かかりました。いつの間にかガスが出て強風です。
そこからまたスキーで吉田口まで移動します。途中から雪がなくなるのでアプローチシューズに履き替えて歩きます。
ガスは相変わらず、強風は西寄りの風で、大沢のところで旋風が起きそうな感じだったので、ピークからの大沢滑降は諦めて(というかもともと雪が切れてますが?)、登山道の東の雪渓を滑ることにしました。
ただここは3300mくらいまでにして戻らないと須走口に行ってしまうので、八合目あたりでまたアプローチシューズに戻してザレを歩きます。ザレを歩くと落石が起こりやすいので、慣れていない方は入らないようにしてください。雪上にも落石が散乱しているくらいですので、ヘルメットは必須だと思います。
さてしばらく登山道を歩いたのちに大沢に入りました。残り少ないですが、それでも標高差600mくらいはある雪渓、縦溝と突起の連続をかわしながら滑り降りました。ま、これも山スキーなのですが・・・やっぱり1〜3月の山スキーがいいですよね。早く次のシーズン来ないかなぁ(笑)
七合目あたりで雪が終わり、ザレを快調に下ります。シューズにザレが入るのですが無視して歩きます。そして六合目に合流。シューズのザレを出し、濃い空気を吸いながら五合目まで歩いて帰りました。
剣ヶ峰からの滑降に期待していたのですが意外と拍子抜けな感じで、初の富士山にもかかわらずあまり感動的ではありませんでした。前回の白山の方がよっぽと楽しかったです。やっぱりこの雪が原因?あれだけ固い凹凸があれば急斜面を攻めることもできなく、安全に降りるだけですので・・・うーん、山スキーって難しいですね。
こんばんは、850kmと凸凹お疲れさまでした。
私は2月の御殿場ルート以外すべて縦溝、凸凹でした。
今回の富士山は
さすがに遠方の方にはお気の毒でしたね。
懲りずにお仲間とまたいらしてください。
写真有難うございました。
へっぴり腰と谷足突っ張りが凄いのが良く分かります。
カッコ悪!
来シーズン楽しみにしましょう!
こんばんは。
今回は剣ヶ峰から滑れたので最大の目的は果たせたかな〜と思っています
あの雪でカッコよく滑るなんて無理でしょう〜安全に転倒しないで降りれれば御の字です。
今度はもう少し雪の多い時に行ってみたいですね。噴火しなければいいのですが・・・
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