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Yamareco

記録ID: 6499359
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

石尊稜(八ヶ岳)

2024年02月23日(金) ~ 2024年02月25日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
45:57
距離
22.5km
登り
1,575m
下り
1,566m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:58
休憩
1:08
合計
5:06
10:38
0
10:38
10:40
13
10:53
10:53
43
11:36
11:36
7
11:43
11:45
3
11:48
11:50
4
11:54
11:54
47
12:41
12:53
60
13:53
14:43
61
15:44
2日目
山行
10:03
休憩
0:43
合計
10:46
6:05
499
14:24
14:45
6
14:51
14:57
6
15:03
15:09
4
15:13
15:16
15
15:31
15:37
44
16:21
16:22
11
16:33
16:33
18
16:51
3日目
山行
2:01
休憩
0:17
合計
2:18
6:11
39
6:50
6:58
35
7:33
7:41
0
7:41
7:42
4
7:46
7:46
27
8:13
8:13
13
8:26
8:26
3
8:29
ゴール地点
天候 2/23 雪、2/24晴れ、2/25雪
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
2/23(金)9:40茅野駅10:00頃→タクシー→10:20頃 美濃戸口
2/25(日)美濃戸口10:20→バス→11:00茅野駅
コース状況/
危険箇所等
下部岸壁の雪の状態がいまいち。
全体的に雪はかなり少ない
初日は美濃戸口から
2024年02月23日 10:30撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
1
2/23 10:30
初日は美濃戸口から
偵察に向かうも薄いトレースのみ n
2024年02月23日 14:59撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/23 14:59
偵察に向かうも薄いトレースのみ n
GPSを頼りと後はおおよその地形を見ながら進む n
2024年02月23日 14:59撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/23 14:59
GPSを頼りと後はおおよその地形を見ながら進む n
翌日は快晴。
昨日作ったトレースに先行がいる模様 ta
2024年02月24日 06:17撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 6:17
翌日は快晴。
昨日作ったトレースに先行がいる模様 ta
2024年02月24日 06:46撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 6:46
3本目の鉾立ルンゼから左側の石尊稜にあがる ta
2024年02月24日 06:59撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 6:59
3本目の鉾立ルンゼから左側の石尊稜にあがる ta
2024年02月24日 06:59撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 6:59
わかりにくいですが、中央の岩の下に先行パーティーがいます ta
2024年02月24日 07:00撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 7:00
わかりにくいですが、中央の岩の下に先行パーティーがいます ta
noruさんも上がってきました
2024年02月24日 07:00撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 7:00
noruさんも上がってきました
石尊稜に乗ったところ。
先行パーティーは2ピッチロープ出してました。(私達はノーロープ) ta
2024年02月24日 07:25撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 7:25
石尊稜に乗ったところ。
先行パーティーは2ピッチロープ出してました。(私達はノーロープ) ta
下部岩壁取り付き部分。
先行パーティーが準備中。
この1ピッチ目の草付きが一番いやらしかった。。noruさん先行で良かった笑 ta
よう行けたな、と思う(笑)n
練習の成果だきっと!!ta
2024年02月24日 07:25撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 7:25
下部岩壁取り付き部分。
先行パーティーが準備中。
この1ピッチ目の草付きが一番いやらしかった。。noruさん先行で良かった笑 ta
よう行けたな、と思う(笑)n
練習の成果だきっと!!ta
阿弥陀様が光ってます ta
2024年02月24日 07:25撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 7:25
阿弥陀様が光ってます ta
下部岸壁を越え落ち着いた場所にて
2024年02月24日 07:25撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 7:25
下部岸壁を越え落ち着いた場所にて
隣は中山尾根。
次はあそこかな〜n
え〜いくの〜?笑ta
2024年02月24日 07:36撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 7:36
隣は中山尾根。
次はあそこかな〜n
え〜いくの〜?笑ta
2024年02月24日 07:37撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 7:37
3ピッチ目 ta
2024年02月24日 10:33撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 10:33
3ピッチ目 ta
左側の小同心 ta
2024年02月24日 10:36撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 10:36
左側の小同心 ta
4ピッチ目の後、しばらく雪稜。
気持ちいい雪稜との前情報だったが、暑さとシャリバテかでしんどすぎた…ta
2024年02月24日 11:54撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 11:54
4ピッチ目の後、しばらく雪稜。
気持ちいい雪稜との前情報だったが、暑さとシャリバテかでしんどすぎた…ta
2024年02月24日 11:54撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 11:54
前の景色がすごい ta
2024年02月24日 11:54撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 11:54
前の景色がすごい ta
ひーひー言って暫く歩き ta
2024年02月24日 12:13撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 12:13
ひーひー言って暫く歩き ta
綺麗な雪稜n
2024年02月24日 12:15撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 12:15
綺麗な雪稜n
この辺りはほんと綺麗だった。しんどかったが…笑ta
2024年02月24日 12:15撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 12:15
この辺りはほんと綺麗だった。しんどかったが…笑ta
暑すぎてバラクラバ除いてニット帽やら全外し中ta
2024年02月24日 12:26撮影 by  SCV41, samsung
2/24 12:26
暑すぎてバラクラバ除いてニット帽やら全外し中ta
景色
2024年02月24日 12:41撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 12:41
景色
先行パーティーが上部岩壁に取り付いています。ここは5ピッチ目tama→6ピッチ目noruさんで登り
2024年02月24日 12:41撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 12:41
先行パーティーが上部岩壁に取り付いています。ここは5ピッチ目tama→6ピッチ目noruさんで登り
後は歩きで石尊峰へ! ta
2024年02月24日 12:41撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 12:41
後は歩きで石尊峰へ! ta
お互いに撮影n
記念にパシャリ!
2024年02月24日 14:34撮影 by  SCV41, samsung
2/24 14:34
お互いに撮影n
記念にパシャリ!
パシャリ!
いやー登れて良かった…ta
2024年02月24日 14:34撮影 by  SCV41, samsung
2/24 14:34
パシャリ!
いやー登れて良かった…ta
お天気もってくれて良かったn
2024年02月24日 12:41撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 12:41
お天気もってくれて良かったn
赤岳にも久しく行ってないな。
南峰リッジから行くのも良いかもねn
2024年02月24日 14:35撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 14:35
赤岳にも久しく行ってないな。
南峰リッジから行くのも良いかもねn
2024年02月24日 14:35撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 14:35
2024年02月24日 14:35撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 14:35
下には雲海が広がる
2024年02月24日 14:35撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 14:35
下には雲海が広がる
2024年02月24日 15:09撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 15:09
2024年02月24日 15:09撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 15:09
地蔵もなかなか気が抜けませぬ ta
2024年02月24日 15:38撮影 by  SCV41, samsung
1
2/24 15:38
地蔵もなかなか気が抜けませぬ ta
戻ってビールで乾杯! ta
美味しいビールを頂きました。
2024年02月24日 17:27撮影 by  SCV41, samsung
2/24 17:27
戻ってビールで乾杯! ta
美味しいビールを頂きました。
外見ながらご飯
2024年02月24日 18:05撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 18:05
外見ながらご飯
2024年02月24日 18:06撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/24 18:06
3日目。この後雪が舞い始めました
2024年02月25日 06:08撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/25 6:08
3日目。この後雪が舞い始めました
さー帰りましょ!
重たいザックが肩にめり込みますn
2024年02月25日 06:08撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
2/25 6:08
さー帰りましょ!
重たいザックが肩にめり込みますn

感想

noruさんから石尊稜のお誘い。
逡巡するも行くとは言ったが、私にいけるのか!?と悶々。いつもの百丈でアイトレしたりして日は過ぎていき、三連休の中日だけ晴れ予報も変わらずついに出発の日。

なんとかたどり着いた赤岳鉱泉ではちゃちゃっとテント張って偵察にいく。

翌朝。夜まで続いた雪も止み、空に晴れ間が見える。昨日のトレースには先行者の跡あり。三叉峰ルンゼとの分岐を過ぎると、左側の石尊稜にトレースが続き、上部には先行パーティーが見えた。
さていざ下部岩壁取り付き、1ピッチ目はnoruさん。いやほんと先行してもらってよかった…。後続のガイドさんが、雪のしまってない草付1ピッチ目は中山尾根より難しいと仰ってました。
2〜4ピッチ目はそれほど難無くクリア。

その後は横岳岩峰群が眼前に広がる雪稜。が、暑さとシャリバテ気味で牛歩となる。雪稜途中でエネルギー補給がてら休憩。先行パーティーが上部岸壁に取り付いているのが見え、ここをリードで行くことになった私は、先行パーティーのクライミング凝視する笑。行けなかったらどうしよとウダウダ言ってると、noruさんがゆっくりでいいからと励ましてくれた(感謝)。

とはいえいざ取り付くとそれほどでもなく、練習の成果か!?まぁずるしてますが笑✨ラスト6ピッチ目を超えると、後は歩きで石尊峰へ。よかったーー!着いた!!noruさんと喜びと感謝の握手!

帰途は気が緩みそうになるのを締めつつ赤岳鉱泉へ。すぐさまビールでかんぱーーい!!


いやー、レコでも核心と書かれてた1ピッチ目は私には微妙かな〜。こんな頼りない私を誘ってくれて、なんとか最後まで一緒に行けてほんと感謝感謝!次は……どこ…いきますかね?!笑

横岳西壁石尊稜

こう漢字で書くとなんか大層な感じですね。

久しぶりにレコを書くもので何をどうやって書いていたかツラツラ思い出しながら書きます。
レコには上げてませんが、お山はボチボチ行ってました。
クライミングがからむ登山などをこなし、前よりかは頑張れるかな、という事で目標を石尊稜に決定。
Tamaoさんをお誘いし、付き合って頂きました。
目標を決めてからはアイトレとアックスで登る練習をこなし、いよいよ本番。
三連休の中日の土曜日だけお天気が良いとう事でお天気も味方気味。

朝からガタゴト列車に揺られ小雪舞う中、八ヶ岳山荘に到着。
いそいそと準備をして重いザックを背負いえっちらほっちらと赤岳鉱泉まで。
肩がもげるかと思いました。
歩荷トレくをあまりしなかったのが悔やまれる。

テント設営後、とりつきまで偵察。
前日までについたであろう薄いトレースを進む。
概ねの確認が出来たのでテントへ帰還。

お野菜たっぷりの豆乳鍋を頂く。
不安7割、楽しみ3割で眠りにつく。

翌、早朝
前日のトレースを辿り、取りつきまで。
先行で1パーティーを確認。

石尊稜に乗ってからも下部岸壁までは少しある。
いよいよクライミング
調べた中では下部岸壁が核心とする記録もあり、数年前の台風で草付きが崩れグレードが上がったとの事。
加えて雪も満足になくあまり締まっていない状態。
前爪で立ち込み、凍った草付きにアックスを打ち込んだり、岩に引っ掛けたりしながらずりずり体を上げる。
これは練習しといて本当に良かった。

1ピッチ目をなんとか登り切りTamaoさんを向えます。
少々手こずった感じでしたが、同様に練習の成果を発揮して自分の元へ。
途中の雪稜は雪の少なさ故に綺麗ではない。
割とアップダウンを感じる。

上部岸壁を前に一休憩。
隣を見やると中山尾根や、小同心からもコールが聞こえる。
皆この快晴のもと楽しんでるだな、と感じる。

上部岸壁は凹角から登る、見た目怖そうに感じるが適切な場所に支点があるので登ってみるとなるほどな、と思う。
2ピッチをこなすと後は歩き。
程なく稜線。

はっきり申し上げると余裕はなく、今の自分達の力量でようやく行けるかどうかのルートだと思った。
行くまでは怖かったし、登る事よりも登れなかった時、安全に撤退する事のほうが色々考えていたと思う。
だから稜線まで行けたときは本当に嬉しかった。

思い描いて早数年、やっと数年前の自分の理想に近づいたような気がしました。

想定よりは時間がかかったけど登り切れて大満足でした。


これも練習に付き合って頂いたり、同行して頂いたTamaoさんに感謝致します。
ありがとうございます!

稜線に出てからも油断は出来ないので集中しながら安全圏まで下降。
赤岳鉱泉についてすぐさまビールを購入(笑)
本日の山行に花を咲かせながら二日目終わり。

翌日は早めに撤収し八ヶ岳山荘で朝風呂を堪能して帰阪となります。

こうして長年の夢、と言えば大げさですが、ちょい背伸びした山行の記録は終わりとなります。

石尊稜行くのにあたり色々と記録や動画を参考にしました。
ネットって便利ですね(笑)
ネットに記録を上げて頂いた皆さまに感謝
お天気に感謝
同行して頂いたTamaoさんに感謝です。

さて、お次はどこのお山に行きましょうか?

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