石尊稜(八ヶ岳)
- GPS
- 45:57
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 1,575m
- 下り
- 1,566m
コースタイム
- 山行
- 3:58
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 5:06
- 山行
- 10:03
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 10:46
天候 | 2/23 雪、2/24晴れ、2/25雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
2/25(日)美濃戸口10:20→バス→11:00茅野駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
下部岸壁の雪の状態がいまいち。 全体的に雪はかなり少ない |
写真
感想
noruさんから石尊稜のお誘い。
逡巡するも行くとは言ったが、私にいけるのか!?と悶々。いつもの百丈でアイトレしたりして日は過ぎていき、三連休の中日だけ晴れ予報も変わらずついに出発の日。
なんとかたどり着いた赤岳鉱泉ではちゃちゃっとテント張って偵察にいく。
翌朝。夜まで続いた雪も止み、空に晴れ間が見える。昨日のトレースには先行者の跡あり。三叉峰ルンゼとの分岐を過ぎると、左側の石尊稜にトレースが続き、上部には先行パーティーが見えた。
さていざ下部岩壁取り付き、1ピッチ目はnoruさん。いやほんと先行してもらってよかった…。後続のガイドさんが、雪のしまってない草付1ピッチ目は中山尾根より難しいと仰ってました。
2〜4ピッチ目はそれほど難無くクリア。
その後は横岳岩峰群が眼前に広がる雪稜。が、暑さとシャリバテ気味で牛歩となる。雪稜途中でエネルギー補給がてら休憩。先行パーティーが上部岸壁に取り付いているのが見え、ここをリードで行くことになった私は、先行パーティーのクライミング凝視する笑。行けなかったらどうしよとウダウダ言ってると、noruさんがゆっくりでいいからと励ましてくれた(感謝)。
とはいえいざ取り付くとそれほどでもなく、練習の成果か!?まぁずるしてますが笑✨ラスト6ピッチ目を超えると、後は歩きで石尊峰へ。よかったーー!着いた!!noruさんと喜びと感謝の握手!
帰途は気が緩みそうになるのを締めつつ赤岳鉱泉へ。すぐさまビールでかんぱーーい!!
いやー、レコでも核心と書かれてた1ピッチ目は私には微妙かな〜。こんな頼りない私を誘ってくれて、なんとか最後まで一緒に行けてほんと感謝感謝!次は……どこ…いきますかね?!笑
横岳西壁石尊稜
こう漢字で書くとなんか大層な感じですね。
久しぶりにレコを書くもので何をどうやって書いていたかツラツラ思い出しながら書きます。
レコには上げてませんが、お山はボチボチ行ってました。
クライミングがからむ登山などをこなし、前よりかは頑張れるかな、という事で目標を石尊稜に決定。
Tamaoさんをお誘いし、付き合って頂きました。
目標を決めてからはアイトレとアックスで登る練習をこなし、いよいよ本番。
三連休の中日の土曜日だけお天気が良いとう事でお天気も味方気味。
朝からガタゴト列車に揺られ小雪舞う中、八ヶ岳山荘に到着。
いそいそと準備をして重いザックを背負いえっちらほっちらと赤岳鉱泉まで。
肩がもげるかと思いました。
歩荷トレくをあまりしなかったのが悔やまれる。
テント設営後、とりつきまで偵察。
前日までについたであろう薄いトレースを進む。
概ねの確認が出来たのでテントへ帰還。
お野菜たっぷりの豆乳鍋を頂く。
不安7割、楽しみ3割で眠りにつく。
翌、早朝
前日のトレースを辿り、取りつきまで。
先行で1パーティーを確認。
石尊稜に乗ってからも下部岸壁までは少しある。
いよいよクライミング
調べた中では下部岸壁が核心とする記録もあり、数年前の台風で草付きが崩れグレードが上がったとの事。
加えて雪も満足になくあまり締まっていない状態。
前爪で立ち込み、凍った草付きにアックスを打ち込んだり、岩に引っ掛けたりしながらずりずり体を上げる。
これは練習しといて本当に良かった。
1ピッチ目をなんとか登り切りTamaoさんを向えます。
少々手こずった感じでしたが、同様に練習の成果を発揮して自分の元へ。
途中の雪稜は雪の少なさ故に綺麗ではない。
割とアップダウンを感じる。
上部岸壁を前に一休憩。
隣を見やると中山尾根や、小同心からもコールが聞こえる。
皆この快晴のもと楽しんでるだな、と感じる。
上部岸壁は凹角から登る、見た目怖そうに感じるが適切な場所に支点があるので登ってみるとなるほどな、と思う。
2ピッチをこなすと後は歩き。
程なく稜線。
はっきり申し上げると余裕はなく、今の自分達の力量でようやく行けるかどうかのルートだと思った。
行くまでは怖かったし、登る事よりも登れなかった時、安全に撤退する事のほうが色々考えていたと思う。
だから稜線まで行けたときは本当に嬉しかった。
思い描いて早数年、やっと数年前の自分の理想に近づいたような気がしました。
想定よりは時間がかかったけど登り切れて大満足でした。
これも練習に付き合って頂いたり、同行して頂いたTamaoさんに感謝致します。
ありがとうございます!
稜線に出てからも油断は出来ないので集中しながら安全圏まで下降。
赤岳鉱泉についてすぐさまビールを購入(笑)
本日の山行に花を咲かせながら二日目終わり。
翌日は早めに撤収し八ヶ岳山荘で朝風呂を堪能して帰阪となります。
こうして長年の夢、と言えば大げさですが、ちょい背伸びした山行の記録は終わりとなります。
石尊稜行くのにあたり色々と記録や動画を参考にしました。
ネットって便利ですね(笑)
ネットに記録を上げて頂いた皆さまに感謝
お天気に感謝
同行して頂いたTamaoさんに感謝です。
さて、お次はどこのお山に行きましょうか?
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