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Yamareco

記録ID: 6600174
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

中山尾根

2024年03月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
yamanekopipi その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
11:41
距離
11.8km
登り
1,177m
下り
1,164m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:30
休憩
1:07
合計
11:37
距離 11.8km 登り 1,177m 下り 1,177m
7:00
6
7:06
75
9:23
10:03
9
10:12
10:13
335
15:48
16:02
14
16:16
13
16:29
16:35
30
17:05
17:09
33
17:42
17:44
50
18:34
3
18:37
天候 快晴強風
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸(美濃戸口からはチェーン規制あり)
今日はまだ車少ないです
2024年03月30日 07:06撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3/30 7:06
今日はまだ車少ないです
南沢を進んでいく
ここが南沢大滝に向かう分岐だそうです
2024年03月30日 08:24撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3/30 8:24
南沢を進んでいく
ここが南沢大滝に向かう分岐だそうです
行者小屋着
絶景が広がる
2024年03月30日 09:31撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
3/30 9:31
行者小屋着
絶景が広がる
中山乗越から
2024年03月30日 10:18撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3/30 10:18
中山乗越から
尾根に取付く
2024年03月30日 10:18撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3/30 10:18
尾根に取付く
林の中は踏み抜き地獄
2024年03月30日 10:34撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3/30 10:34
林の中は踏み抜き地獄
見えてきたよ!
2024年03月30日 11:31撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3/30 11:31
見えてきたよ!
やっとスタート
もう昼になってしまった!
2024年03月30日 11:58撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3/30 11:58
やっとスタート
もう昼になってしまった!
1ピッチ目
下部の岩稜帯
2024年03月30日 12:09撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
3/30 12:09
1ピッチ目
下部の岩稜帯
壮観の赤岳、中岳、阿弥陀岳
2024年03月30日 13:04撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
3/30 13:04
壮観の赤岳、中岳、阿弥陀岳
2ピッチ目
コンテで雪稜を進む
2024年03月30日 13:04撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3/30 13:04
2ピッチ目
コンテで雪稜を進む
雪稜もあれば
2024年03月30日 13:04撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3/30 13:04
雪稜もあれば
灌木草付の岩場もあり
2024年03月30日 13:14撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3/30 13:14
灌木草付の岩場もあり
3ピッチ目
上部の岩場
2024年03月30日 14:07撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3/30 14:07
3ピッチ目
上部の岩場
2024年03月30日 14:07撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3/30 14:07
2024年03月30日 14:07撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
3/30 14:07
4ピッチ目は簡単な岩場
2024年03月30日 15:00撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3/30 15:00
4ピッチ目は簡単な岩場
2024年03月30日 15:00撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
3/30 15:00
2024年03月30日 15:00撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3/30 15:00
2024年03月30日 15:00撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
3/30 15:00
5ピッチ目
小ハング最終ピッチです
2024年03月30日 15:27撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3/30 15:27
5ピッチ目
小ハング最終ピッチです
2024年03月30日 15:45撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3/30 15:45
終了点は日ノ岳の基部
右の雪のついたところをトラバース
2024年03月30日 15:45撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3/30 15:45
終了点は日ノ岳の基部
右の雪のついたところをトラバース
K氏にロープ出してもらう
2024年03月30日 15:45撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3/30 15:45
K氏にロープ出してもらう
やっと終わった
2024年03月30日 15:45撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3/30 15:45
やっと終わった
一般縦走路は雪で埋まっているので気を付けて
2024年03月30日 16:27撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3/30 16:27
一般縦走路は雪で埋まっているので気を付けて
地蔵の頭着
あとはひたすら下るのみ
2024年03月30日 16:35撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3/30 16:35
地蔵の頭着
あとはひたすら下るのみ

感想

 K氏と中山尾根へ。強風予報でビビっていたが何とかやり過ごし、日没寸前に下山。石尊稜に比べてクライミング部分が多く、雪稜歩きは少な目。登りごたえがありました。
 7時に美濃戸から歩き始めると、北沢に比べ南沢は人の入りが少ないのかまだ踏み跡無し。下部は溶けて凍ってを繰り返したスケートリンク。歩が進まないので早めにアイゼン装着。中間部に1ヶ所プチデブリあり、膝上までズボりながら進む。いつもより時間がかかって9時半に行者小屋着。装備を整えて10時に中山乗越へ向かい尾根に取付くが、ここがまた雪が緩んで踏み抜き地獄で進まない。これではアプローチ敗退もありよね?と思いながら歩くこと1時間半。岩の基部にたどり着いたのは11時半。K氏オールリードでスタートするも、ドンくさい私がフォローでは何時間かかるかわからない。途中敗退もありで行けるところまで向かってみる。
 1ピッチ目は右に下がってガリーを登るか、それとも正面突破か。K氏は正面突破コースで登り始める。ボルトは両方に打ってあり、どちらも選択できる。正面突破は思ったよりも厄介らしく、K氏少し右へ回り込んで登っていくが、ロープがこだわるので正面に戻ってランナー取った段階で0ピンを外す。ロープ真直ぐになったけど、私、この直上登るの?無理っぽい…と思いながらビレーを続ける。この下部の岩場は2ピッチが相当らしいが、時間節約のため50m目一杯のばして1ピッチで乗り切る。さて私ですが、いくらフォローといってもドンくさいので正面突破は厳しい。大きいめのガバが見えるのだけど、厚手のグローブではうまく掴めない。風は強いが気温は高めなので、素手になれば行けるかも?と思ったけれど、やっぱり嫌なのでロープ無理やり引っ張って右から回り込んで登って行った。
 2ピッチ目、下の岩峰帯を登りきると雪稜と簡単な岩場が現れたのでしばらくコンテで歩く。この段階で疲れが溜まってスピードがガタっと落ちた私を見てK氏ここで敗退するか?と聞く。私は1ピッチ登れたし、K氏には申し訳ないけど、時間も後どれくらいかかるか読めないし、15時まわると20m越えの風速予報だし、もう降りたいと伝える。「でも、ここは降りるの厄介なところだよなぁ…」とおっしゃるのでもう少し進む。同じ会話を繰り返しながら結局上の岩場まで来てしまう。もうここまで来たら稜線まで抜けて登山道から降りたほうが早い。腹を括って3ピッチ目開始。
 3ピッチ目、コースが複雑になってロープがこだわる苦労はあったが、1ピッチ目の取付きに比べると登りやすい。ガバも大きくスタンス豊富でアイゼンの置き場にも困らない。北側に回り込むと草付や雪もあるのでアックスも使用しつつ登っていく。わりと早く終了する。
 4ピッチ目、傾斜の緩い岩稜帯。フリーで登れる程度の岩場だが、私の疲れがピークに達しているのでそのままロープでつないでもらう。おかげで楽に通過して、核心部と言われている最終ピッチ小ハングの基部に到着。
 5ピッチ目、核心といわれるハングを私、越えられるのか?と思いながらビレーしていると、あっという間にビレー解除のコール。取付いてみると垂直な岩もホールドスタンス豊富で、ハングといってもスケールの小さなものだった。おかしな例えだけれど、お腹をグッとへこませるとそこで吸収できるくらいの張り具合?(越えて行った時のイメージです、間違ってたらすみません)越えたらいきなり終了点。目の前には日ノ岳の岩峰が稜線に突き出していて、その右側には一般縦走路が見えていた。
 一般縦走路までの数十メートルは日ノ岳の基部をトラバースするのだが、疲れていたのでロープ出してもらう。入ってみたら雪の状態がよくて普通に歩いて行ける所だったが、今回はK氏にしっかり面倒見てもらった。スミマセン。縦走路でロープを解除。ガチャ類もしまう。その後は縦走路を地蔵の頭まで進み、地蔵尾根を下降。行者小屋に戻った時には17時になっていた。
 18時半に美濃戸着。お天気も良くて日も長くなってきたので、ぎりぎりヘッデン無しで降りてこれた。でも道具をしまって靴を履き替えている間に夜の帳が降りてきた。危ない危ない。昨年くらいから体力が低下してきていて、というか、筋力が落ちてきているのか、何に付け時間がかかるようになってしまった。そろそろ体に合った山行に切り替えていかなくてはと思うが、やはりアルパインは楽しい。今回も引っ張ってくれたK氏に感謝です。
※プロテクションはほぼハンガーボルトでとってました。カムは#1と#0.75を1回ずつ使ったかな?終了点からトラバースする部分では中間に#3一発打ってくれました。K氏の話では以前来た時より整備されていて登りやすくなっているとのこと。
 

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