【残雪期】南八ヶ岳主稜縦走

2024年04月13日(土) ~ 2024年04月14日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 24.4km
• 登り: 2,098m
• 下り: 2,805m

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

横浜から茅野まで鉄道．茅野から渋の湯までバス．片道1600円．

コース状況／危険箇所等

横岳直下の鎖場は完全に雪に覆われているためアイゼンピッケル必要．渋の湯〜赤岳はほとんどの区間で融雪が進み，雪がない．一方，赤岳〜観音平登山口はまだまだ雪山．ガレ場，長い梯子あり．

その他周辺情報

渋の湯はスルー．茅野駅は無料休憩スペースやお土産もの，レストランが充実しているが，小淵沢駅はこぎれいなだけで本当に何もない．速やかに帰京されたし．

写真

4/13 12:30

茅野駅の駅そばは安くてうまい．卵きのこそばを注文．

4/13 14:35

始発(4時)の電車に乗ろうと思っていたのに，深夜3時まで飲んでいたせいで朝7時に絶起．急いで支度をして電車に飛び乗る．一本後のバスは13:34茅野発なのでゆっくり鈍行で向かった．バスの乗客は自分だけ．茅野→渋の湯片道1600円．

4/13 14:35

ゆっくりしている時間がないので今回は温泉スルー．またいつか来るよ〜．

4/13 14:42

バス停からほんの少し歩いたところの橋を渡って入山．

4/13 14:58

はじめは高度を稼ぐために急登をぐんぐん進む．どんな景色が待っているかな？ところどころ固く踏み固められた雪あり．ただ土混じりでグリップがきくのでアイゼンは装着不要．

4/13 16:35

天狗の裏庭．久しぶりに山の景色と風を受けて「ただいま山おかえり山」

4/13 18:05

天狗岳．今回の縦走の1番目のピーク．景色の無い登りは終了．

4/13 18:06

これから歩いていく八ヶ岳主稜線．わくわく．

4/13 18:07

日没間際なので休憩もそこそこに．晴れで気温が高く，寒さはあまり感じない．

4/13 18:12

残雪にテントを張り，麓で買ったビールで乾杯．睡眠時間が足りていないので夕食後すぐに就寝．

4/13 18:12

こんな画角が好き．

4/14 5:23

コマクサはまだ出ず．

4/14 6:52

翌日第一座の硫黄岳．朝の寝ぼけた頭にはちょうどいいゆるい稜線．雪はもう消えていた．

4/14 6:57

爆裂火口は相変わらずごくえぐれてるけど，立ち入り禁止の看板のせいで十分に絶壁を眺められない．

4/14 7:05

赤岳をセンターに，横岳と阿弥陀岳．

4/14 7:12

まだしばらくはゆるい道だ．

4/14 7:15

広い稜線

4/14 7:38

横岳を境に北と南で景色が対照的．

4/14 7:52

東北面はまだ雪が残っていて白い．ただもうバッカンはむつかしいだろうな

4/14 8:10

横岳直前の鎖場は完全に雪に覆われているので，アイゼンとピッケルが必要．

4/14 8:12

八ヶ岳らしい景色．スプーンですくい取ったようなきれいな斜面．砲台のように突き出ている展望台があり，高度感と相まって絶景．

4/14 8:17

これまではあまり赤い服は着なかったけれど，雪山限定で赤くなります．

4/14 9:22

赤岳．今日は白い．

4/14 10:03

本日の最高地点まであとわずか．さあ，気合を入れて1ピッチで消化してしまおう．

4/14 10:50

標高2899m，さすがにまだたくさん雪が残っている．赤岳山荘〜赤岳山頂の急登は無雪期よりも登りやすい．夏場が落石が多いからね．

4/14 11:00

赤岳登頂！弥栄！(11:00)．ここでそのまま清里方面に下山するか，よくばって権現岳も踏破するかの判断．

4/14 11:51

これまでのコース状況を考慮して権現岳方面に進んだが，非常に後悔しながら歩くことに．

4/14 13:41

赤岳を後目にガレ場を下る．想像よりも岩がしっかりしていて問題なく下れた．

4/14 14:34

上り調子に変わってからは，高い気温のせいで雪が緩んでものすごく深いつぼ足で進む．

4/14 14:59

権現岳直下の長いはしごは過去一．支柱がところどころ固定されていなくて特に上部はグラグラ．心もとない．

4/14 15:12

権現岳山頂から．奥に見える硫黄岳からかなり歩いてきた．もうへとへと．

4/14 15:53

西ギボシ南西面の崩落地．雪が解けるのに合わせてぽろぽろ岩が崩れている．

4/14 16:20

編笠山直下の青年小屋．ここから押手川までがとんでもないふみぬき地獄だった．一歩踏み出せば太ももまではまりこむことの連続．よつんばいになって進むことも．

4/14 17:28

やっとの思いで押手川に到着．もう日没まで時間がないのでだらだらしてられない．

4/14 17:45

雲海展望台にはささやかなベンチがあった．この付近は美しいカラマツ林．ゆるい傾斜路をひたすら進む．

4/14 18:00

時々シカをびっくりさせながら，夕闇に消えていく登山道を辿りつつ今日の長い長い行程を振り返る．お疲れさまでした．社会人として初めての縦走登山だったが，反省点が多い．次はもっと余裕をもって計画を立てよう．

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

装備

備考

硫黄岳〜赤岳の区間以外はすれ違う人はいない．観音平登山口までのアクセス道は冬季閉鎖中．