シャクナゲ咲く静寂の小川山♡クモイコザクラ咲く瑞牆山
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,570m
- 下り
- 1,566m
コースタイム
- 山行
- 10:25
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 11:20
花を探している時間が多いのでコースタイムはあてになりません。
天候 | 晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<瑞牆山荘〜富士見平小屋 > 広い裾野の中の登山道を登っていく感じです。 クリンソウが咲いています。 <富士見平小屋〜小川山分岐> ごろごろした岩が敷き詰められた感じの登山道で平行移動になります。 今日のコース全般でコミヤマカタバミが見られます。 <小川山分岐〜八丁平> 伐採小屋跡までは斜面につけられた細い登山道を行きます。 3ヶ所木が切られている所があるので瑞牆山を見る事ができます。 2回渡渉しますが、伐採小屋跡から八丁平への取り付きが分かり辛いです。 対岸でリボンが付いている所が取り付きです。 途中、若木がのびていて歩きにくい所があります。 沢沿いではキバナノコマノツメ、シロバナヘビイチゴが沢山咲いていました。 <八丁平〜第1展望所> 緩やかに登りが続きます。 倒木は処理されていて踏み跡も分かります。 第1展望所を登山道は東側を通過します。 展望所に上がる踏み跡が西側についている場所がありますので見落とさ無ければ大丈夫です。 展望所の2,3m下の東側を通過していくので見落としても何となくここかなと言う所ですから分かると思います。 今日は八丁平付近のシャクナゲが咲いていました。 <第1展望所〜第2展望所> 北八の苔の林の中を歩く感じで尾根歩きになります。 倒木は処理されていて踏み跡も分かります。 第2展望所を登山道は西側を通過します。 展望所への踏み跡は分かりません。 東側にシャクナゲの林っぽくなっている感じになる所の上が展望所ですが大きな岩がいくつも重なり合っている場所なので行きに無理して行かないで帰りに寄る方が安全に行けると思います。 案内板が登山道に置いてある場所があります。東側に踏み跡があります。 行きでも気が付きますが、帰りの時の方がハッキリと踏み跡が分かります。 踏み跡にそって行くと展望所に出られます。 大きな岩がごろごろとした広い岩場になりますが下手に違う所からコースに戻ろうとしないで上がった所から戻るようにした方が好いと思います。 タケシマランが見られます。 <第2展望所〜第3展望所(シオサブ)> 北八の苔の林の中を歩く感じで尾根歩きになります。 倒木は処理されていて踏み跡も分かります。 シオサブは登山道上にありますので必ず通過できます。 <第3展望所(シオサブ)〜小川山> 北八の苔の林の中を歩く感じで、最後にシャクナゲのトンネルを上がります。 小川山山頂は展望がありません。 <小川山分岐〜天鳥川> 急な下りになります。滑りやすいので気をつけて下ります。 タケシマランが見られます。 <天鳥川〜瑞牆山> ごろごろと大きな岩が多く、階段あり、鎖ありで背の低い方や股関節の硬い方には厳しい登山道です。年を経るごとにどんどん土砂が流出してたり崩落して登り降りが大変になってきてると感じます。 つまづいて転んだりすると大怪我になりかねないので注意が必要です。 15分ほど登った先から頂上までシャクナゲが見ごろです。 頂上手前15〜20分位の岩場でイワカガミが見ごろです。 キバナノコマノツメが多く見られます。 |
写真
感想
6月のこの山の目的と言えば誰もが石楠花と答えると思うのですが、今日の目標は石楠花を楽しみながら、少し欲張りな目標かもしれないがクリンソウ、イチヨウラン、クモイコザクラ、カモメランが見られたら好いなと思い、例年の見ごろよりは10日以上早いとは思いつつも今年は全般に花が早い傾向があるので頑張って歩きました。
出だし直ぐにクリンソウですが、上部がつぼみで中間と下部が咲いている状態なので見ごろかなと思います。まだしばらくは楽しめますね。
クリンソウが咲いているという事は他の花も期待が持てそうだと思って先に進みます。
イチヨウランも直ぐに見つける事ができました。状態も綺麗で感動です。
割とイチヨウランが見られる所は多いみたいですけど自生しているのを見られるとうれしいですね。
クモイコザクラは少し早かったのでしょうか?群生している場所が分からないので
1株しか確認できませんでした。群れて咲いているのを見たいなあと期待していたのですがチョコットだけ残念です。でも1株だけでも可愛いですね。
カモメランも1株しか確認できませんでした。カモメランも群生している場所が分からないので何とも言えませんが、1株確認できた周りには葉が何株かは確認できたので少し早いのかも知れません。
登山道から外れて探す事はしていませんので、登山道沿いで確認できたものになります。カモメランは少し林床を入って行った所なのかもしれませんね。
石楠花は瑞牆山の中腹から上が見ごろのようでした。小川山は八丁平付近が見ごろでした。
コース全般にコミヤマカタバミが多く咲いていました。キバナノコマノツメも多く見られ、瑞牆山上部の岩場のイワカガミの群れ具合は立派なものでした。
小川山へのコースは山と高原地図では破線ルートとなっていますが、倒木でコースをふさいでいる事は無く、踏み跡も所々薄いかなと思う所もありますが全然問題なく歩けます。
もうそろそろ実線にしてあげても良いんじゃないかと思うんですが・・
コースタイムも見直してあげた方がいい感じですね。
八丁平から往復5時間30分は長すぎます。
登り2時間、下り1時間30分位が妥当のような気がします。
瑞牆山と金峰山という大人気の山に隣接していながら訪れる人が少ない山。
北八ヶ岳の苔むした雰囲気を感じさせる山。
山頂に展望が無いだけで3ヶ所の展望所は申し分ない展望です。
瑞牆山と金峰山の両方を間近に見られ、南アルプス・中央アルプス・八ヶ岳も綺麗に見る事ができ、瑞牆山の後ろに御嶽山、瑞牆山の後ろに南アルプスといった景色が見られるとても良い山です。
是非、多くの方に訪れてもらいたい山です。
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