井上山 西側の送電鉄塔巡視路を辿って
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- GPS
- 04:27
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 665m
- 下り
- 665m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・駐車場〜「温湯」集落〜作業道入口 舗装車道 。作業道入口〜終点 作業道入口に防獣柵あり、開閉して通過 簡易舗装されている様子ですが、残雪と落葉に埋もれ 車の通行も殆どない様子 Y字分岐を過ぎると、道を塞ぐ倒木、落石箇所もあり 現在終点まで車で到達不可能 終点には車の転回できるスペースがあり 送電鉄塔巡視路の分岐標識が建っています ・終点〜井上山 雪に埋もれ、道跡分からず、とりあえず谷間を登ると 道跡らしき窪んだ箇所がありましたが、雪が深くなり消失 谷間を直に登っていると、左側にガレ場が出現 ガレ場を避け、右の植林帯に入ると獣道が交錯 うっかりカモシカさんの右に向かう巻き道に誘導され アプリに警告されて引き返し、ガレ場を横切り 尾根に取り付いてしばらく急坂を登ると、道跡に遭遇 送電鉄塔分岐標識のある地点に到達 ・井上山〜駐車場 井上山からの下りには急坂注意箇所が二箇所あり 日中の気温が上がり、凍結はないと思っていましたが 予想以上に残雪あり、結構滑りやすく、慎重に降下 大城跡を過ぎると木段も整備された快適な尾根の散歩道 井上城登山口に到着後は平坦な舗装車道 |
写真
感想
いつも何気なく通過する井上山と大洞山を繋ぐ尾根上の送電鉄塔は、
一体どんな山越えをしているのか、送電鉄塔にちょっと興味が湧き、
地理院地図で見ると、若穂変電所から井上変電所に繋がり
番号から考えて若穂変電所が起点ではないかと思います
(直接見に行っている訳ではないので正しいのか分かりませんが…)
東の谷間の作業道終点にある送電鉄塔分岐標識から登りたくて
二回出かけてみましたが、積雪に阻まれてそのまま、
西側の作業道終点にも分岐標識はあるに違いないし、
積雪も少ないだろうと想像して出かけてみましたけれど、
予想以上に積雪あり、しかも無雪期でさえ判然としないだろう道跡、
諦めて帰ろうかと思ったものの、少しだけ様子を見ようと
雪の積もった急な谷間に分け入りました。
獣道の様子で、カモシカさんの足跡やらが谷の窪地に見られ
それらを追って急斜面を登るうち、ガレ場が出現し
見えない石の隙間に靴がずぶずぶ沈み、悪戦苦闘。
右の樹林帯に逃げると、更に右に向かうカモシカさんの巻き道あり、
誘惑に負けて進むとアプリに警告されて戻り、
仕方なく、ガレ場を横断して左の尾根に到達すると
漸く主尾根に向かう道跡らしきものに遭遇しほっとしました。
前回に見ていた分岐標識になんとぴったり到着したのは驚きです。
途中で幾度も引き返そうと思いながら、一時間半も急坂を登り
天気が下り坂で空が灰色に傾く中、分岐標識が輝いて見えました。
井上山に向かう途中の15分岐標識では立ち止まらず
雪が解けたら、この標識目掛けて登って来ようと再び決意。
井上山では一等三角点の上に積もる雪を払ってあげました。
今年は暖冬で、雪も少なく、過ごし易いと思っていましたが、
やはり山には予想以上に雪があり、油断はできません。
井上山からは、通いなれた道、注意箇所も熟知している積もりでした。
しかし、予想以上の積雪量、しかも気温が上がり滑りやすく
痩せ気味の急坂の尾根で雪がずるずる滑り、慎重に通過。
緩やかな尾根にさしかかって、漸く気持ちが落ち着きました。
幾つもの堀切を越え、井上城の案内板前に立ち、
久々に懐かしい場所に戻った感じがして安心したのも束の間、
北の空が尚も暗くなり、雪が近づいている様子、
気温も下がり、ちょっと焦り気味に歩く内に、意識朦朧状態になり
日付や曜日を思い出せなくなり、唖然。
と同時に、最近幾度もこの尾根上で迷ったり、焦ったりした夢を
はっきりと思い出し、既知夢ではなかったかなどと、夢現。
井上城跡登山口に無事帰還しましたけれど
低体温症に陥る一歩手前ではなかったかと思います。
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