美濃戸から赤岳
- GPS
- 09:28
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,522m
- 下り
- 1,523m
コースタイム
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 9:25
天候 | 晴れ・爆風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行者小屋まで軽アイゼン、ストックがあるとよい。 その先は、ヘルメット・ピッケル・12爪アイゼン必須。 |
写真
感想
赤岳は10年以上前に、真教寺尾根↑県界尾根↓日帰りをやっていて
横岳もチーム群馬とハイキングを楽しんだことはあります。
美濃戸のアクセスが良く分からなくて、
今回は赤岳常連Qさんのガイドで行く機会となりました。
朝の気温はマイナス5℃程度、心地よい気温でしたが
行者小屋に着くと、凍てつく寒さ。
ザックのペットボトルがシャーベットになっていた。
アイゼン付けるにも、薄手の手袋が無く、千切れそうだった。
今回から光学40倍ズームのコンデジを持ってきているので
山頂や急斜面に取りついている人影を撮影してみた。
山頂は風が強そうである。
白金カイロで解凍しながら歩いていたけど
ピッケルを持つ手が非常に冷たい。
掌にカイロを当てながら、文三郎を歩いていくと、結構風が強い。
阿弥陀を見ると、北稜に2人の人影あり。
山頂にも何人もの人が見えた。行ってみたいけど、凄い急斜面。
これから行く赤岳も雪と岩のミックス、トレースは十分にあるので
極端に迷うことは無かったけど、かなり神経を使った。
岩陰に100Lはありそうなザックで休憩する大学生がいて
「どこからどこまで?」と聞いてしまった。体力も技量も凄いなぁ
岩稜帯は集中していたからか、山頂にあっけなく到着。
ただ、爆風が激しく、景色を楽しむ余裕はなく、腹が減っていたので
小屋影でコンビニおにぎりを、シャリシャリしながら食べました。
Qさんは硫黄までの周回も頭にあったらしいが
雲が多く出てきているのと、風も強くなっていたし、
何よりも精神力・集中力が持たない自信があった。
地蔵の頭まで、岩稜帯はスリリングだったけど
最後の方が尾根が広くなり、シュラカブラの中をザクザク歩いて
更に、地蔵尾根もすきを見付けては、急斜面のツボ脚ラッセルして
あっという間に行者小屋に帰還。振り返れば山頂付近は雲を被っていた。
判断は正しかった。そう思いながら、長い長い美濃戸までの道のり。
行者小屋から先はスリル満点で楽しかったけど
やっぱり冬の岩稜帯は過酷でした。これが自分の限界だと思います。
あと寒さ対策が不十分だった。普通のカイロも保険で必要だった。
下山後は前泊宿でお風呂に入り、富士見町で初テンホウ。
埼玉の満州の方が、おいしいと思います!!
Qさん、往復の運転ありがとうございました。
1年半、冬期は2年ぶりの赤岳
晴れ予報を見てはせさんにお声がけ
前泊はJ&Nを利用して睡眠たっぷり、体調万全で久々の赤岳山頂をめざす
歩きなれた南沢のルート、のんびりスノーハイクで行者小屋到着
陽射しが出ているものの気温低く寒い、赤岳山頂では雪煙が舞っているのが見える
強風を覚悟し文三郎尾根から登り初め
長いマムート階段(?)を登り中岳分岐
登りは追い風で冷たさは感じるもののそれ程苦にならない
分岐からは岩稜帯、今日は雪がよくしまっているおかげでいつもより歩きやすい
龍頭峰分岐まで出ると山頂を抜ける風が強い
鼻から息を吸うと頭がツンとするくらい空気が冷たい
それでも空気は澄んで景色はキレイ、間近の八ヶ岳の山々
富士山、南ア、浅間、ホームタウンの奥秩父両神山までくっきり
のんびり展望を楽しんでいたいものの極寒、強風の山頂に我慢できず早めに下山
地蔵峠までの下りは強風の向かい風
強風に加え、雲が出始めたので周回諦め地蔵峠から下山
行者小屋で装備を戻して、昼食休憩
下りはサクサク、予定よりも早く美濃戸口にゴール
強風にはまいったが、好展望に満足
数えてみれば29回目の赤岳山頂、今年はもう1回登ってキリよく30回目を狙ってみようと思う
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