山開き間近♪ 志津倉山
- GPS
- 03:20
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 537m
- 下り
- 523m
コースタイム
- 山行
- 3:10
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 3:20
天候 | 曇り後小雨、後本降り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
約1kmで右折、県道59号線に入ります 約8km先で右折、県道32号線を行き 「奈良布」で交差点を右折し、約4km道なりに進むと 登山口があり、道路脇に駐車スペースがあります 登山口脇に登山ポストと慰霊碑、鐘がありました |
コース状況/ 危険箇所等 |
・大沢コース 緩やかに沢に沿って谷を詰めて行きます 道脇の延びて来た草を刈っていただいてあり 歩き易くなっていました(山開きが近いようです) 志津倉山頂直下のスラブ状の垂壁が、時折右側に望めます 渡渉すると、一気に急坂になり 痩せ尾根を松の根や幹を頼りに直登 尾根の右は切れ落ちている箇所がありますのでご注意ください 尾根に出るとほぼ平坦で山頂に着きました ・細ヒドコース 登山口に近い地点で大沢コースと合流するので 細ヒドコースを下り、周回としました 緩やかに尾根を下り、途中から激下りになりますが 大沢コースに比べる急坂が短く、やや歩き易い感じです ブナ平では、ブナの新緑が鮮やかで、 素晴らしい東北の山の春の雰囲気を楽しみました 沢に残雪があり、ドーム状になっていましたが 残雪上を渡ることなく歩けました |
写真
感想
憧れの「博士山」、「志津倉山」を巡る山旅の第二日目。
地図上ではお隣同士の山なのですが、温泉付きの宿にこだわって
三島町の宮下温泉に宿泊し、温泉と山菜を堪能。
朝食もゆっくり頂き(お米が美味しくて4杯食べた人にはびっくり!)
雲の多い空をちょっと心配しながら宿を出発しました。
宿の前を流れる川は只見川、そして向こう岸を走る
おもちゃの電車のようなローカル線は、JR只見線。
一度乗ってみたかった憧れのローカル線ですけれど
残念ながら、現在も会津川口駅〜只見駅の間は
2011年の豪雨による被害の為、復旧の見込みがないままです。
のんびり車窓から山間に点在する村を眺めていると
懐かしい日本の原風景に出会える旅が出来そうな
そんな予感がして、いつかきっとローカル線の旅をしようと
心に思い描いてしまいます。
そしてその時には又、宮下温泉に宿泊し
熱い温泉に浸かって、山行の思い出を楽しみたいと思います。
写真で見ていた志津倉山の山頂直下の大スラブ岩壁は
実際に目の辺りにすると壮大な高さを持って迫ってくる感じでした。
豪雪地帯の険しい斜面を雪崩が落ちる様は想像もつきませんが、
垂壁のような斜面を大雪崩が雪煙を挙げながら、
轟音と共に下ってゆくのでしょう。
渡渉を終え、急勾配の山腹に取りつくと、
登山道は木々がしっかり根を生やして守る尾根に付けられていて
尾根は次第に狭まり、痩せて行きますが、
張り巡らされた根が良いホールドになっているので助かります。
急坂を登り終え、平坦な尾根を歩くとすぐに山頂でした。
少し雨が当たり出し、周辺の山々も雲にかき消されて行く心細さに、
写真を撮る間も惜しまれ、促されるように下山を開始。
幸い、ずっと樹林帯の中を歩くコースで、雨を殆ど感じることなく、
ザックカバーを着けただけで登山口まで下れました。
CLの計画では、この後「高森山」に登る予定だったのですが
車に乗り込み、出発すると俄かに雨が激しく降り出し
そのまま磐越道に向かい、帰途に着きました。
天気が悪化するのは分かっていましたから
本降りになる前に下山できて幸いでした。
東北の山は、何故か故郷の山に帰るように感じます。
又行きたくなる、そんな山が奥会津の山々のような気がします。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する