生駒山 東大阪石切から奈良県へと散策

2024年03月09日(土) [日帰り]

• GPS: 05:38
• 距離: 9.5km
• 登り: 660m
• 下り: 511m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:51
• 休憩: 0:47
• 合計: 5:38

距離 9.5km 登り 660m 下り 527m

8:44 スタート地点
8:56 9:13 石切神社
10:23 10:26 辻子谷水車郷
10:32 すなくら橋
10:58 11:10 興法寺
11:42 11:44 石の休憩所
12:00 12:03 生駒山
12:06 12:08 生駒山上駅
12:33 梅屋敷駅
13:55 14:03 開運橋
14:11 熊鷹大明神
14:22 生駒駅

この日は、たぶん六甲山以来の久し振りに電車で登山口までやって来ての登山となります。
後で分かりますが、登山というよりも謂わば物見遊山と言う方が相応しい感じでしょうか？（笑）

天候

曇りたまに雪のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

行きは新石切駅からスタートして、帰りは生駒駅から近鉄奈良線に乗りました。

コース状況／危険箇所等

良く整備され、特に危険な個所等は見受けられませんでした。

その他周辺情報

石切参道商店街での散策、奈良県側の生駒山中腹のカフェなどお楽しみは色々ありました。

写真

3/9 8:44

新石切駅を降りて先ずは、石切劔箭神社を目指して歩きます。
こちら、たい焼きのお店ですね。

3/9 8:46

シェ青谷の石切ロールが流行り始めた頃に仕事の関係で数年この辺りに住んでいたことがあるので、ちょっと懐かしい。

3/9 8:50

ラグビーのまち東大阪。

石切さんの鳥居まで来ました。

3/9 8:51

鳥居の先には絵馬殿です。

3/9 8:52

絵馬殿の上には劔が光り輝いています。

3/9 8:56

絵馬殿をくぐると本殿の鳥居があり、皆さんでお百度参りをされています。

3/9 8:58

本殿と御神木の楠木です。
樹齢は470年と言われているみたいです。

3/9 9:09

祈り亀です。願いを緑の紙に書いて白い亀のお腹に納めてこちらの御霊池に放てば、亀が代わりにずっと静かに祈り続けてくれると言う物です。
願いが叶えば御礼に赤い亀を納めます。

3/9 9:01

御朱印を頂きます。
朝がまあまあ早かったので一番札でした。

こちらが頂いた御朱印です。

昨年、徳島の剣山で頂いた劔箭神社さんの御朱印です。
劔つながりで載せてみました。

3/9 9:14

お〜モンベルさん？かと思いましたが、2022年の夏にオープンした石切回廊と言う商業施設でした。
早朝にお百度参りをした方のためにも朝の7時からオープンしている、お百度カフェと言うお店も入っているそうです。

3/9 9:14

ここからが本日の目的のひとつ、石切参道の商店街の始まりです。
水を撒いて綺麗に清められていますね。

3/9 9:15

おみくじ煎餅の宝玉堂さんです。

3/9 9:17

これぞ昭和の風景ですね。

3/9 9:22

よもぎうどんのお店、大和屋さんに入ります。
こちらのお店、おでんも有名で、特にジャガイモ押しみたいです。
優しくまろやかな独特の甘みが病みつきですね。

3/9 9:37

色々な種類のお店がたくさん並んでいます。

3/9 9:39

だいぶ登って来ると占いのお店がたくさん集まっている、有名なゾーンもあります。

3/9 9:40

ひろうす（飛竜頭＝がんも、がんもどき）のお店が・・・手前には石切不動明王があります。

3/9 9:41

『ここの不動尊は水掛け不動になり、その修行をお手伝いさせて頂く事(水を掛ける事は滝行を手伝っている行為)によりお不動様がその返礼としてご利益を頂く事が出来るのが石切の水掛け不動明王です。』なんだそうです。
私もお不動さんの滝行のお手伝いをさせてもらいます。

3/9 9:44

1972年に阪本漢方製薬の4代目当主、阪本昌胤が石切山大仏寺を創建し、その8年後の1980年(昭和55年)にこの石切大仏が健立されました。
しかし、大きさも、建立年数などからも、特に三番目に該当するものがないんだそうで、何が三番目なのかは、今もって謎なんだそうです。

3/9 9:47

近鉄の石切駅の有るところまで上がって来ました。
言うまでもないとは思いますが、登るのが辛い人は、私たちと逆向き、近鉄奈良線でこちらの石切駅で降りて、坂を下りながら、参道の商店街を楽しみ、最後に石切劔箭神社さんへ参拝して、近鉄けいはんな線の新石切駅から帰れば、楽にお参りが出来ると言われているみたいです。

3/9 9:53

こちらから登ると、石切劔箭神社の奥の院、上之社があります。

3/9 9:55

もうひと息です。
こちらに住んでいた頃は、平日は毎日の様にこちらの上之社までトレーニングに登って来ていたので、懐かしいです。

3/9 9:56

かつては、こちらが石切劔箭神社の本堂だった建物です。
昭和47年にこちらに移築されたそうですが、約460年前の室町時代に下之社として造営された建物だそうです。
御朱印を頂こうと思ったら、9の付く日はお休みでした。

3/9 10:02

上之社の本殿の左から奥へと進めば、その先に婦道神社さんなどがあります。

3/9 10:02

3/9 10:15

上之社を出て生駒山へとさらに登りましょう。
涎掛けと言うか、前掛けが可愛いですが、中には鬼滅の刃のものもありました。

3/9 10:15

それぞれ実際の四国八十八ヶ所参りのお寺さんの御本尊の石仏とお大師さん石像のペアになっているんですね。

3/9 10:17

3/9 10:18

すべて回ると八十八ヶ所、ミニ四国霊場巡りが出来る様になっているんですね。

3/9 10:27

かつて江戸時代から音川の水の力により水車を利用して漢方薬の粉などを挽いていたと言う訳ですね。

3/9 10:21

今は止まっていますが、完成した当初は回っていたそうです。

3/9 10:23

石切参道商店街の梅月堂さんで買って来たお饅頭などをこちらで少し頂きます。

3/9 10:29

3/9 10:34

お大師様と各札所御本尊の石像ペアもまだまだあります。
辻子谷石仏と呼ばれているそうですね。
（ちなみに言うまでもありませんが辻子谷は、『ずしだに』と読みます。）

3/9 10:35

色々な前掛けがあって、今も熱心な信者さんがお世話なさっているんですね。

3/9 10:37

ここを上がると宮川谷コースへ合流出来るみたいです。

3/9 10:37

我々は、そのまま辻子谷コースを登ります。

3/9 10:41

辻子谷石仏のペア、色々なタイプがありますね。
こちらは、ちょっと遠いと言うか、上の方にあります。

3/9 10:43

お大師様　良い表情をされていますが、苔がちょうど髪の毛みたいになっています。
失礼ながら、こんなオッサンおるで〜って感じで、私も自然と笑みがこぼれてしまいました。

3/9 10:46

丁石です。

3/9 10:46

車止め？バイク、自転車も止める？動物は？通っちゃうか・・・

3/9 10:46

3/9 10:48

3/9 10:51

弘法大師水宝瀧
『役行者が、氷室権現から「聖天」像を授けられ、その後、弘法大師がこの地に参籠のおりに、今度は九頭龍権現から、その「聖天」像を授かったという。』と言われているそうです。

3/9 10:51

急傾斜地には良くあるあるですが、モノラックがあります。

3/9 10:52

華やかな感じの前掛けですね。

3/9 10:53

だいぶ登って来ました。

3/9 10:55

弘法大師が右手に持っている法具がバジュラの五鈷杵（ごこしょ）といわれ、魔を祓い、身を守る法具として、使われていたものの様です。
左手には念珠を持っておられますね。

3/9 10:56

3/9 10:58

3/9 10:59

お寺さんだけど、鳥居がある、昔の神仏習合の名残りでしょう。
古いお寺さんでは見かけることもある風景ではありますが、鳥居は俗界と分ける結界でもあるんですよね。

3/9 11:00

手水舎になっています。

3/9 11:01

こちらが聖天堂です。

3/9 11:08

こちらがご本堂です。

3/9 11:10

こちらは護摩堂です。

書き置きの御朱印がありましたので、本堂にお参りし、納経料を納めて頂きました。

3/9 11:13

興法寺さんを後にして、さらに登ります。
イノシシが掘った跡が道の横に見られました。

3/9 11:17

先ほどから、寒くて暗いと思ったら、雪が降って来ました。

3/9 11:22

もう少しで生駒縦走歩道に合流するらしいです。

3/9 11:25

さらにアスファルト道をそのまま横切って真っ直ぐ登れば・・・

3/9 11:31

生駒縦走歩道に合流です。

3/9 11:39

再びアスファルトの道路を横切って登ります。

3/9 11:44

そして、この先の開けた感じは・・・

3/9 11:46

登山あるある、六甲山などでも頻繁に見る光景・・・車道に、駐車場、果てはロープウエイや、ケーブルカーですね〜！

いよいよ生駒山上遊園地&頂上へ　駐車場を躱(かわ)して通り、階段を登ります。

3/9 11:54

もうちょっと左の方を写せば大阪市内でしたが、ここからは、六甲山の方が良く見えています。
もう少しクリアなら明石海峡大橋とかも見えるんでしょうけどね。

3/9 11:58

有名な日本最古の大型遊具　飛行塔ですね。

3/9 11:59

ぷかぷかパンダ🐼　これに乗って一周したら、メッチャ見晴らしが良さそうですけどね。

3/9 12:00

ミニ列車の前には、写していませんが、テントとテーブルにベンチもあって、意外とたくさんの人たちが、お弁当など思い思いの昼ごはんなど食べておられました。

3/9 12:01

そして、こちらには生駒山山頂642mの三角点があります。
一等三角点です。

3/9 12:08

3/9 12:10

写真では分かりませんが、結構な急傾斜の階段ですので、のんびりと下ります。

3/9 12:16

3/9 12:21

地面にもバラバラと音を立てて降って来ますが、霰(あられ)に近い様な感じの雪みたいです。

3/9 12:28

丁石と石像がありました。

3/9 12:29

不動明王　元は水が滴り、滝行をしていたのかな？

3/9 12:30

やはり弘法大師　お大師さんですね。

3/9 12:32

この辺りまで下って来ると、ケーブルカーが運行していました。

3/9 12:33

うお〜可愛い〜何だか幼稚園のバスみたい。

3/9 12:37

奈良盆地方面の視界が広がりましたね。

3/9 12:40

生駒山宝山寺(寶山寺)さんの参道です。
違う道でここまで降りて来たので、お寺さんには寄る事が出来ませんでした。
ちょっと残念ですが、ランチの時間もあるので、またの機会に参拝させて頂きましょう。

3/9 13:51

本日のランチのお店へと向かいます。
この日は、Kinachick　no　Moriってお店にしました。

3/9 13:47

こちらの門ですね〜♪

3/9 13:45

オープンテラスもあるみたいですね。

3/9 12:48

お店の入り口に辿り着きました。

3/9 13:34

靴を脱いで上がります。
こちらの少し奇妙？　否、不思議な魅力のキャラクターは、オーナーの木村まさよさんの人形で、メインキャラクターの支配人なんだそうです。

愛妻の好きな景色の良い古民家風と言うか、もう完全に古民家カフェですね。
予約なしで来ましたが、ギリギリ座れてラッキーでした。

3/9 13:01

愛妻は、キナチックランチにしました。

3/9 13:02

私は、nikomi　lunch　豚バラ肉のスパイスカレー　焼き野菜をのせて〜ってランチです。

3/9 13:03

豚バラ肉のスパイスカレー　焼き野菜をのせて〜ってランチです。

3/9 13:05

窓際の一組が帰りましたので、窓越しに広がる景色の写真を撮ってみます。
奈良市内方面が望めますね〜夜景なんかも良さげですよ〜！

3/9 13:25

テーブルの下、足元をみると三菱の足踏みミシンでした。

3/9 13:26

何とも渋いと言うか、味わい深い色合い、素敵なデザインのコーヒーカップですね〜♪
珈琲は、自家焙煎　コロンビア　マグダレナです。

3/9 13:28

私のデザートの器です。
ハンプティ・ダンプティを彷彿とさせますが、木村まさよのキャラクターが本当に何とも不思議な雰囲気、ついでに魚釣りしていますかね？

3/9 13:33

真空管式のパワーアンプ、真空管のフィラメントが赤くなっているので、今、流れている音楽はこれを使って流していますね。

3/9 13:42

なんとも言えない良い色合い、そして、不思議な呪文の様な看板ですね。

3/9 13:41

こちらが、ギャラリーになっています。
古物・作家物・手仕事物と言うだけあって、色々なものがありました。

3/9 13:43

展示そのものがアートですね〜♪

3/9 13:44

ごちそうさまでした。
お庭からの眺望も素敵ですね。

3/9 13:56

こちら側は生駒寶山寺さんへの参道だからですね。
こんな電飾や、旅館があったり、色々お店もあったりします。

3/9 13:56

何だかデジャヴ　既視感のある景色にも見えて来ます。
そうそう金比羅さんへの参道みたい？
そんな風景にも見えます。

3/9 14:01

元は何の建物だったのかな？丸窓がオシャレですね。

3/9 13:57

入りにくい扉です！って書いてある通り、確かに、ちょっと入りにくい・・・気にせず入ると、ビーズなどアクセサリー材料の専門店でした。

3/9 13:57

ナイヤビンギって、こちらもちょっと不思議でエスニックと言うか、異国感のある店構えですね。
完全予約制のお店なんです。

3/9 14:00

昔からの旅館だった建物をリノベーションしたんだそうです。

3/9 14:03

さらに、のんびりと下ります。

3/9 14:21

歩き易くなると、もう、だいぶ降りて来ました。
こちら側(奈良県側)にも和菓子のお店〜良い感じの佇まいですね〜♪

3/9 14:27

生駒駅です。大阪万博の夢洲(ゆめしま)まで延伸予定のコスモスクエア行きが到着しました。
宇宙船をイメージしたと言う大阪メトロ400系の車両ですね。

3/9 14:38

近鉄奈良線の方に乗って難波へと向かいます。
生駒駅を出て、生駒山を貫通したトンネルを抜けると、初めは標高がそこそこあるので、天王寺方面のあべのハルカスや、梅田の高層ビル群が遠くに望めます。

3/9 16:39

難波は週末と言うこともあり、インバウンドの色々な国の人も加わり、もの凄く賑わっておりました。

3/9 16:37

軽く打ち上げをして帰ろうと、今回はこちらの道頓堀クラフトビール醸造所にします。
ちょっと隠れ家感のある地下へと降ります。

3/9 16:36

流石にまだ午後の3時半にもなっていないので、あまりお客さんは居ない〜かと思ったら、通された奥の半個室の方は結構賑わっていました。

3/9 15:39

とりあえず三種の飲み比べセットからです。

3/9 15:41

こちらは、桜鯛菜種巻き、竹の子巻きとか鱚(キス)のシソ巻きなど季節の串カツのセットですよ〜♪

3/9 15:42

3/9 15:43

定番の串カツ 9種盛り合わせも来ました。

3/9 15:48

そこへ炙りチーズ焼き餃子到着です。

3/9 15:56

この日は、大阪ケルシュが凄〜く口に合うと言うか、とても美味しく感じたので、ジョッキでもう一杯です。

3/9 18:03

フルーツミックスとデコポンとか・・・

3/9 18:04

こちらは、ハムと玉子のミックスに、カツと玉子サンドのセットです〜娘へのお土産です。（笑）

撮影機器：

iPhone XS Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） 携帯 サングラス タオル ストック カメラ

感想

ＹＡすべエ

朝の7時半頃に家を出発して、愛妻と二人、南海本線から天下茶屋で大阪メトロ堺筋線に乗り換え、堺筋本町で大阪メトロ中央線に乗り換えです。
あまりに早いとお店が開いていないので、このくらいの時間がちょうど良いんです。
新石切駅で下車して歩き始めます。
石切劔箭神社さんに参拝して、石切参道商店街を散策しながら生駒山山上遊園地＆頂上、そして、三角点など散策して、奈良県側に降り、ランチを頂いて奈良線で難波へ出る予定です。
難波で少し打ち上げをして帰宅しました。
歩いて消費した以上に補給してしまったのがちょっと残念ですが、とても楽しめました。（笑）