皇海山 銀山平から周回 鋸山〜六林班峠の笹薮は整備されています
- GPS
- 12:53
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 2,716m
- 下り
- 2,718m
コースタイム
- 山行
- 11:18
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 12:54
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
かじか荘から登山口を越え50mほど進んだところに20台ほど |
その他周辺情報 | ▼下山後の温泉 かじか荘 庚申の湯:大人610円 |
写真
感想
梅雨に入ってしまう前に、皇海山やっちゃいました。
栃木県民になったからには当然、足尾側から庚申・鋸を通る周回ルートでしょう。いつかやろうと計画を温めていたところ、直前のヤマレコで「鋸山〜六林班峠の笹薮に整備が入ったようだ」と知ったのでGO!この時期なら絶滅危惧種のコウシンソウも見たいのですが、日帰り周回にこだわったので今回はスルー。私のミラーレスも封印。コンデジ撮影で時短を図りました。
銀山平の駐車場に着いたのは4時少し前。チャチャっと準備を済ませてスタート。最初は林道歩き。もう明るくてヘッデンなしで歩けます。庚申七滝を見たあと本格的な山道へ。nzchchさんが好調過ぎで私は少し右のハムストがつりそうw 何とかついて行き、庚申山荘までまずまずのスピードで到着。ここで朝食。
庚申山へはお山めぐりコースとの分岐から先が急登。鉄ハシゴが結構滑って困った。山頂で来年の年賀状用に何度も写真を撮る。その先の展望地は「うぁお!」と声が出る絶景地。本日初めて展望の良いところへ出たので感激。ここから見る皇海山の形はとても格好よかった。
いよいよここから破線ルート。鋸11峰と呼ばれる稜線をゆく。とはいえ最初は一般的な登山ルートと思えました。しかし薬師岳までに笹薮で二度ほどルートをロスト。…笹が生い茂ってるから、なんか判んなくなっちゃうんですよね、道が。
白山ピークも絶景ポイント。薬師で登山道が直角に曲がったせいで皇海山の見え方が少し変わった。熊野岳あたりでストックを片付け、いざ鎖場へ。ほぼ垂直の長いクサリをnzchchさんが何度も足の置き場を確認しながら慎重に下りる。高所恐怖症には大変そうです。クサリだけじゃなくてハシゴも長い。なんとか鋸山に到着。
休憩後、いよいよ本命のスカイアタック。不動沢コースからの登山者が多く、すれ違いによる渋滞も起り始めている。鋸山直下のロープを下りてしばらく行ったところで…おや?なんか違う。
「ねえ、道違うんじゃない?もっと尾根伝いのハズだよ」
「そだね、違うっぽい」
周囲を見渡すと、後ろに単独行の方がひとり。右上から登山者の声。ホントの登山道はきっとあそこだ。後ろの方にも声を掛ける。
「道間違えちゃったみたいなんですよね、他の道、気付きました?」すると
「いや、行きもこんな道だったよ。不動沢のコルまでに一度鞍部を通るんだ」
その言葉に一応納得。怪しげな沢筋を回避しながら何とか無事正規ルートに復帰。
不動沢のコルからはエンジン全開で皇海山頂へ。山行開始6時間目にしてようやく温まってきたようです。しかし今日はロングコース。まだ半分しか終わっていないと思うと気も引き締まります。展望もあまりないので急ぎ折り返します。
鋸山までの復路は案の定…往路には通らなかった鎖場がw やっぱりね。…あの単独行のヒト、往復とも道を間違えたんだろうか?(山と高原地図にも沢に下らないことって書いてあるよ、トホホ。鋸山から皇海山に向かうときロープ場で左に下りてしまうと私たちのように沢筋へ行ってしまうので注意しましょう)
鎖場では渋滞がひどかった。群馬側からも栃木側からも違う意味で遠い百名山、皇海。日照時間が長くまだ気温も高くない今の時期がベストなのかもしれません。
鋸山からいよいよ六林班峠へ。事前情報通り、笹薮がキレイにカットされており登山道は遠くまで明瞭。なんて歩きやすいんでしょう!いい時期にきました。時々横たわっている木の根や丸太も回避できます。CT1:10のところを45分でクリア。
しかしその後の山荘までは(ToT) 長く辛かった。踏んであるので登山道は明確なのですが、道はほぼ全部右下がりに傾いている上に細い。そして覆い被さった笹が隠している木の根や倒木のトラップ…。特に右ひざに古傷のあるnzchchさんには辛い行程だったようです。私も二度ほどトラップに引っかかり膝から崩れ落ちましたw
ま、しかしまずまずのタイムで庚申山荘へ戻ってきました。ここからは身体をいたわって一の鳥居までゆっくり下山。止めのように長い長い林道を歩いて無事ゴール。
距離的には過去最長の日帰り山行になりました。
かじか荘で汗を流してホッと一息。一日中身体を痛めつけたので、アルカリ性のぬるっとした泉質がとても心地いい。露天に浸かりながら思った。
「もうしばらくロングコースは、いい」w
初めまして kiyokiyoさん
庚申山山頂先の展望ポイントに居た年寄二人組です
ヤマレコユーザーさんだったんですね
そこでアッサリと追い抜かれましたネ
更に、我等が皇海山をめざして登っている時にすれ違いました
流石にお若い! タイムを見て我等との違いに愕然\(◎o◎)/!
温泉 でマッタリされてる頃私らはまだ喘いでいたかも・・・
六林班峠からの笹道にはウンザリされた様ですが私も全く同感です
果てしなく続く同じような景色に、写真意欲も湧かず意気消沈で歩きました
覚えています!展望ポイントのお二人ですね。
この時期なら当然コウシンソウを見たいところですが、私たちは日帰りを優先するあまり、庚申山の良さをちょっと後回しにしてしまいました。お二人はしっかりとカメラに納められたようで、羨ましい限りです。
キツくて、恐くて、長くて、げんなり(笑)
でも目標をたててそれをやり遂げる登山っていうのも面白いです。
かなり疲れましたけどね(笑)
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