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Yamareco

記録ID: 655653
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ハイキング
谷川・武尊

【武尊作戦】武尊山〜前武尊【乙43.5】

2015年06月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:05
距離
18.7km
登り
1,760m
下り
1,782m

コースタイム

日帰り
山行
8:01
休憩
1:05
合計
9:06
4:28
22
武尊神社
4:50
11
林道終点
5:01
37
5:38
5:39
4
6:50
7:05
6
7:11
7:13
13
日本武尊像
7:26
7:28
2
菩薩界の水(笹清水)
7:30
7:31
19
中の岳南の分岐
7:50
7:51
21
8:12
4
剣ヶ峰手前、祠の頂
8:16
13
剣ヶ峰岩峰群の鞍部
8:29
8:38
13
8:51
23
剣ヶ峰岩峰群の鞍部
9:14
9:15
21
9:36
0
中の岳南の分岐
9:36
9:37
16
菩薩界の水(笹清水)
9:53
5
日本武尊像
9:58
10:10
44
10:54
5
剣ヶ峰手前分岐
10:59
11:12
5
11:17
53
剣ヶ峰手前分岐
12:10
12:13
27
12:40
8
12:48
20
林道終点
13:08
10
13:18
13:21
10
裏見ノ滝
13:31
裏見ノ滝駐車場
天候 晴れ(早朝は快晴、後、雲増える)
風は適度
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
裏見ノ滝駐車場
コース状況/
危険箇所等
前日の雨と雪融けにより、ほぼ全面的に濡れている。
武尊山への尾根ルート、沢ルートともに土砂が流れて大きな段差になっており、木の根や岩を掴んでよじ登らないといけない。尾根ルートは積雪、沢ルートは泥濘が加わり、いずれも下りに難儀すると思われる(沢ルートは実際に難儀した)。
稜線は残雪と高度感ある岩稜歩きが楽しい。前武尊前の剣ヶ峰は立入禁止の模様でロープが格子状に張ってある。
その他周辺情報 上牧風和の湯
裏見ノ滝は裏を見ることができない。改称すべき。
夜明けの裏見ノ滝駐車場。夜間に何台もの車が来ていたように感じたが、そうでもなかった。
2015年06月07日 04:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 4:25
夜明けの裏見ノ滝駐車場。夜間に何台もの車が来ていたように感じたが、そうでもなかった。
最初は舗装道
2015年06月07日 04:26撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 4:26
最初は舗装道
武尊神社
2015年06月07日 04:28撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 4:28
武尊神社
武尊神社前から稜線を仰ぐ。
2015年06月07日 04:28撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 4:28
武尊神社前から稜線を仰ぐ。
武尊神社からダート道になる。前日の雨で濡れている。
2015年06月07日 04:30撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 4:30
武尊神社からダート道になる。前日の雨で濡れている。
花を撮っていると、中高年男性が物凄いスピードで通り過ぎていった。その後、山頂まで付きつ離れつ。
2015年06月07日 04:43撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 4:43
花を撮っていると、中高年男性が物凄いスピードで通り過ぎていった。その後、山頂まで付きつ離れつ。
林道終点(駐車スペースあり)から石の転がる道へ。
2015年06月07日 04:50撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 4:50
林道終点(駐車スペースあり)から石の転がる道へ。
沢ルートとの分岐
2015年06月07日 05:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 5:01
沢ルートとの分岐
小さな沢が多い。
2015年06月07日 05:07撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 5:07
小さな沢が多い。
緩やかに上っていく。
2015年06月07日 05:09撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 5:09
緩やかに上っていく。
水量豊富な山だ。
2015年06月07日 05:14撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 5:14
水量豊富な山だ。
道の段差が大きくなってきた。
2015年06月07日 05:19撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 5:19
道の段差が大きくなってきた。
足場の悪い岩の上を越えて向こう側の道へ。
2015年06月07日 05:22撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 5:22
足場の悪い岩の上を越えて向こう側の道へ。
道の脇に雪が現れる。
2015年06月07日 05:27撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 5:27
道の脇に雪が現れる。
細く、傾斜があり、しかも濡れているので注意を要する。
2015年06月07日 05:29撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 5:29
細く、傾斜があり、しかも濡れているので注意を要する。
仁王像のようにそそり立つ大木に改めて入山のご挨拶。確かにここまでは序の口みたいなものだった。
2015年06月07日 05:36撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 5:36
仁王像のようにそそり立つ大木に改めて入山のご挨拶。確かにここまでは序の口みたいなものだった。
手小屋沢避難小屋分岐。宝台樹尾根に乗る。
2015年06月07日 05:38撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 5:38
手小屋沢避難小屋分岐。宝台樹尾根に乗る。
尾根道で一息
2015年06月07日 05:39撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 5:39
尾根道で一息
展望が開けてきた。
2015年06月07日 05:41撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
6/7 5:41
展望が開けてきた。
残雪の量が増えてきた。
2015年06月07日 05:43撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 5:43
残雪の量が増えてきた。
2015年06月07日 05:43撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 5:43
手小屋沢避難小屋で先行していた男性を抜く。
2015年06月07日 05:43撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 5:43
手小屋沢避難小屋で先行していた男性を抜く。
道はさらに険しさを増す。
2015年06月07日 05:53撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 5:53
道はさらに険しさを増す。
斜面の雪上歩き。
2015年06月07日 06:09撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 6:09
斜面の雪上歩き。
思ったより残雪多かったが、固くて助かる。
2015年06月07日 06:14撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 6:14
思ったより残雪多かったが、固くて助かる。
えぐれて崩れた斜面を上る。
2015年06月07日 06:15撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 6:15
えぐれて崩れた斜面を上る。
雪の残る岩場
2015年06月07日 06:17撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 6:17
雪の残る岩場
来て良かった。
2015年06月07日 06:19撮影 by  DSC-WX200, SONY
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6/7 6:19
来て良かった。
もういっちょ岩登り
2015年06月07日 06:23撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 6:23
もういっちょ岩登り
快晴下の展望
2015年06月07日 06:23撮影 by  DSC-WX200, SONY
2
6/7 6:23
快晴下の展望
山頂近くの雪原。下りは滑走できるな。
2015年06月07日 06:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 6:25
山頂近くの雪原。下りは滑走できるな。
雪原を登りきったところから上越の山々
2015年06月07日 06:28撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 6:28
雪原を登りきったところから上越の山々
岩場を上りきると、
2015年06月07日 06:29撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 6:29
岩場を上りきると、
一気に展望が広がる。
2015年06月07日 06:31撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
6/7 6:31
一気に展望が広がる。
山頂は間もなくだ。
2015年06月07日 06:31撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 6:31
山頂は間もなくだ。
引き続き岩稜を攻める。
2015年06月07日 06:32撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 6:32
引き続き岩稜を攻める。
絶景かな。
2015年06月07日 06:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
6/7 6:34
絶景かな。
木も高山の様相を呈する。
2015年06月07日 06:35撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 6:35
木も高山の様相を呈する。
岩稜のシャクナゲ
2015年06月07日 06:38撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
6/7 6:38
岩稜のシャクナゲ
武尊山から前武尊の手前の剣ヶ峰までの稜線、間に赤城を挟んで、もう一つの剣ヶ峰
2015年06月07日 06:41撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 6:41
武尊山から前武尊の手前の剣ヶ峰までの稜線、間に赤城を挟んで、もう一つの剣ヶ峰
低木の合間を山頂に肉薄。
2015年06月07日 06:43撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 6:43
低木の合間を山頂に肉薄。
6月の霜
2015年06月07日 06:47撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 6:47
6月の霜
山頂までの最後の一登り
2015年06月07日 06:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 6:49
山頂までの最後の一登り
武尊山頂。山頂がSANTYOU、標高がHYOUKOUなのが気になる。
2015年06月07日 06:50撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 6:50
武尊山頂。山頂がSANTYOU、標高がHYOUKOUなのが気になる。
暫し、独りの山頂を楽しむ。
2015年06月07日 06:52撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
6/7 6:52
暫し、独りの山頂を楽しむ。
燧ケ岳と至仏山
2015年06月07日 06:55撮影 by  DSC-WX200, SONY
2
6/7 6:55
燧ケ岳と至仏山
中央左、ポコッと出ているのが日光白根山
2015年06月07日 06:56撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
6/7 6:56
中央左、ポコッと出ているのが日光白根山
中央奥の角ばったピークが皇海山
2015年06月07日 06:57撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 6:57
中央奥の角ばったピークが皇海山
赤城
2015年06月07日 06:58撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 6:58
赤城
谷川岳方面
2015年06月07日 06:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 6:59
谷川岳方面
どうも展望が良すぎると遠近感がおかしくなる。
2015年06月07日 06:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 6:59
どうも展望が良すぎると遠近感がおかしくなる。
今度はパノラマで尾瀬(北東方)方面
2015年06月07日 07:00撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:00
今度はパノラマで尾瀬(北東方)方面
山頂西方、谷川方面
2015年06月07日 07:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:01
山頂西方、谷川方面
山頂南方、前武尊までの稜線と日光白根、皇海、赤城等の山々
2015年06月07日 07:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
6/7 7:01
山頂南方、前武尊までの稜線と日光白根、皇海、赤城等の山々
ここでも御嶽山に思いを馳せて前武尊へ。
2015年06月07日 07:04撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:04
ここでも御嶽山に思いを馳せて前武尊へ。
道に氷が張っている。まだ寒いということだろう。
2015年06月07日 07:07撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:07
道に氷が張っている。まだ寒いということだろう。
岩の山腹を巻く。
2015年06月07日 07:07撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:07
岩の山腹を巻く。
ふと見上げると日本武尊像。足元ばかり見て気がつかないところだった。
2015年06月07日 07:11撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:11
ふと見上げると日本武尊像。足元ばかり見て気がつかないところだった。
日本武尊像脇の岩上から前武尊までの稜線
2015年06月07日 07:12撮影 by  DSC-WX200, SONY
2
6/7 7:12
日本武尊像脇の岩上から前武尊までの稜線
同じく岩上から武尊山頂
2015年06月07日 07:13撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:13
同じく岩上から武尊山頂
稜線上にも多くの残雪
2015年06月07日 07:16撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:16
稜線上にも多くの残雪
踏み跡を離れて雪と戯れる。
2015年06月07日 07:18撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:18
踏み跡を離れて雪と戯れる。
山腹から尾根上に再度上がっていく道
2015年06月07日 07:23撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:23
山腹から尾根上に再度上がっていく道
中ノ岳は結局巻き道しかないようだ。
2015年06月07日 07:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:25
中ノ岳は結局巻き道しかないようだ。
浅間山は見えないなあ。
2015年06月07日 07:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
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6/7 7:25
浅間山は見えないなあ。
菩薩界の水。水量はわずかだが、いと美味し。
2015年06月07日 07:26撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:26
菩薩界の水。水量はわずかだが、いと美味し。
こうして難無く歩けているのも刈り払いをしてくれる方々のおかげ。
2015年06月07日 07:29撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:29
こうして難無く歩けているのも刈り払いをしてくれる方々のおかげ。
中の岳南の分岐
2015年06月07日 07:31撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:31
中の岳南の分岐
分岐から武尊牧場方面。奥は日光白根山。
2015年06月07日 07:31撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:31
分岐から武尊牧場方面。奥は日光白根山。
中の岳東側山腹と燧ケ岳
2015年06月07日 07:32撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:32
中の岳東側山腹と燧ケ岳
高山の花は何故下を向くのだろう?
2015年06月07日 07:36撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:36
高山の花は何故下を向くのだろう?
まさに岩の尾根を歩いているところ。
2015年06月07日 07:44撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:44
まさに岩の尾根を歩いているところ。
真ん中手前が初めて擦れ違った人
2015年06月07日 07:47撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:47
真ん中手前が初めて擦れ違った人
家の串
2015年06月07日 07:50撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:50
家の串
家の串から皇海山
2015年06月07日 07:51撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:51
家の串から皇海山
家の串から武尊山
2015年06月07日 07:51撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:51
家の串から武尊山
いよいよ前武尊へ。剣ヶ峰は険しそうだが・・・。
2015年06月07日 07:51撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 7:51
いよいよ前武尊へ。剣ヶ峰は険しそうだが・・・。
ここも土砂が流れて上るのに難儀する。
2015年06月07日 08:00撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:00
ここも土砂が流れて上るのに難儀する。
足元ばかり気にしていたら木の枝に頭をぶつけて青白い火花が飛ぶ。
2015年06月07日 08:04撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:04
足元ばかり気にしていたら木の枝に頭をぶつけて青白い火花が飛ぶ。
シャクナゲを眺めながら痛む頭をなでる。
2015年06月07日 08:07撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:07
シャクナゲを眺めながら痛む頭をなでる。
ふと見ると鎖が垂れていたので上ってみると、
2015年06月07日 08:08撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:08
ふと見ると鎖が垂れていたので上ってみると、
岩尾根踏破コースだった。
2015年06月07日 08:10撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:10
岩尾根踏破コースだった。
何も遮る物無し。武尊〜剣ヶ峰稜線。
2015年06月07日 08:10撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
6/7 8:10
何も遮る物無し。武尊〜剣ヶ峰稜線。
ピークに祠あり。
2015年06月07日 08:12撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:12
ピークに祠あり。
最後は岩を真っ直ぐに降りる。
2015年06月07日 08:13撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:13
最後は岩を真っ直ぐに降りる。
降りてきたところ。鎖等は無い。
2015年06月07日 08:15撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:15
降りてきたところ。鎖等は無い。
剣ヶ峰岩峰群の鞍部。剣ヶ峰方向は厳重にブロックされている。
2015年06月07日 08:16撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:16
剣ヶ峰岩峰群の鞍部。剣ヶ峰方向は厳重にブロックされている。
ピンクの濃いシャクナゲ
2015年06月07日 08:16撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:16
ピンクの濃いシャクナゲ
細い道を巻いていく。
2015年06月07日 08:17撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:17
細い道を巻いていく。
2015年06月07日 08:28撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:28
前武尊到達。
2015年06月07日 08:29撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:29
前武尊到達。
前武尊から皇海山
2015年06月07日 08:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:34
前武尊から皇海山
前武尊から赤城。早くも雲が出てきている。
2015年06月07日 08:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:34
前武尊から赤城。早くも雲が出てきている。
この時間になると山行者も増える。
2015年06月07日 08:38撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:38
この時間になると山行者も増える。
南側から見る川場剣ヶ峰。見るからに険しい。
2015年06月07日 08:38撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
6/7 8:38
南側から見る川場剣ヶ峰。見るからに険しい。
至仏山〜燧ケ岳
2015年06月07日 08:45撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:45
至仏山〜燧ケ岳
岩の道を戻る。
2015年06月07日 08:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:49
岩の道を戻る。
剣ヶ峰岩峰群の鞍部からの戻りは巻き道で。
2015年06月07日 08:51撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:51
剣ヶ峰岩峰群の鞍部からの戻りは巻き道で。
巻き道と言っても進むのは容易でない。
2015年06月07日 08:52撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:52
巻き道と言っても進むのは容易でない。
往路はこの上を歩いた。
2015年06月07日 08:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:54
往路はこの上を歩いた。
泥濘の深い箇所
2015年06月07日 08:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 8:59
泥濘の深い箇所
雪上から日光白根山
2015年06月07日 09:02撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 9:02
雪上から日光白根山
家の串への戻り
2015年06月07日 09:10撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 9:10
家の串への戻り
家の串直前の上り
2015年06月07日 09:12撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 9:12
家の串直前の上り
再度、家の串
2015年06月07日 09:14撮影 by  DSC-WX200, SONY
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再度、家の串
家の串から皇海、前武尊、剣ヶ峰
2015年06月07日 09:14撮影 by  DSC-WX200, SONY
6/7 9:14
家の串から皇海、前武尊、剣ヶ峰
こちらも雲が増えてきたようだ。
2015年06月07日 09:19撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
6/7 9:19
こちらも雲が増えてきたようだ。
岩の稜線を戻る。穂高と違って渋滞しないので良い。
2015年06月07日 09:21撮影 by  DSC-WX200, SONY
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岩の稜線を戻る。穂高と違って渋滞しないので良い。
気をつけていたつもりが、また頭をぶつける。頭を打つという点では落石、転倒と同じだろうが、一番馬鹿っぽい。
2015年06月07日 09:24撮影 by  DSC-WX200, SONY
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気をつけていたつもりが、また頭をぶつける。頭を打つという点では落石、転倒と同じだろうが、一番馬鹿っぽい。
ササとマツと岩
2015年06月07日 09:26撮影 by  DSC-WX200, SONY
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ササとマツと岩
榛名
2015年06月07日 09:27撮影 by  DSC-WX200, SONY
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榛名
中の岳も上ろうと思えば上れそうだが、道が無いのにはそれなりの理由があるのだろう。
2015年06月07日 09:41撮影 by  DSC-WX200, SONY
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中の岳も上ろうと思えば上れそうだが、道が無いのにはそれなりの理由があるのだろう。
雪上の対向者。なお、まだ固いとは言っても滑ってこけている人がいたので油断は禁物だ。
2015年06月07日 09:46撮影 by  DSC-WX200, SONY
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雪上の対向者。なお、まだ固いとは言っても滑ってこけている人がいたので油断は禁物だ。
再度、日本武尊像
2015年06月07日 09:53撮影 by  DSC-WX200, SONY
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再度、日本武尊像
簡単に剥落しそうな岩
2015年06月07日 09:55撮影 by  DSC-WX200, SONY
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簡単に剥落しそうな岩
そして、再度武尊山頂へ。
2015年06月07日 09:56撮影 by  DSC-WX200, SONY
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そして、再度武尊山頂へ。
再度山頂から。北側の空は相変わらず綺麗な青空だ。
2015年06月07日 09:58撮影 by  DSC-WX200, SONY
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再度山頂から。北側の空は相変わらず綺麗な青空だ。
雪も7月まで残っていそうな勢いだ。
2015年06月07日 09:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
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雪も7月まで残っていそうな勢いだ。
ふむう、浅間山が見えないんじゃ、こっちから出向くしかないな。
2015年06月07日 09:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
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ふむう、浅間山が見えないんじゃ、こっちから出向くしかないな。
玉原湖
2015年06月07日 10:06撮影 by  DSC-WX200, SONY
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玉原湖
剣ヶ峰経由で下山する。
2015年06月07日 10:10撮影 by  DSC-WX200, SONY
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剣ヶ峰経由で下山する。
剣ヶ峰に到る稜線
2015年06月07日 10:12撮影 by  DSC-WX200, SONY
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剣ヶ峰に到る稜線
まずはガレ場を一気に下る。
2015年06月07日 10:12撮影 by  DSC-WX200, SONY
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まずはガレ場を一気に下る。
山頂はどんどん小さくなる。
2015年06月07日 10:15撮影 by  DSC-WX200, SONY
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山頂はどんどん小さくなる。
雪の原前でこけている人がいた。稜線までの上り下りでこけた人もいるだろうから今日一日で結構な数の人がこけたと思われる。
2015年06月07日 10:19撮影 by  DSC-WX200, SONY
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雪の原前でこけている人がいた。稜線までの上り下りでこけた人もいるだろうから今日一日で結構な数の人がこけたと思われる。
脇から眺める中の岳〜川場剣ヶ峰の稜線
2015年06月07日 10:22撮影 by  DSC-WX200, SONY
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脇から眺める中の岳〜川場剣ヶ峰の稜線
雪は山の美しさを引き立たせる。まさに雪化粧だ。
2015年06月07日 10:22撮影 by  DSC-WX200, SONY
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雪は山の美しさを引き立たせる。まさに雪化粧だ。
泥濘の急降下。稜線上だからこの程度で済んでいる。
2015年06月07日 10:26撮影 by  DSC-WX200, SONY
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泥濘の急降下。稜線上だからこの程度で済んでいる。
泥濘が深刻化
2015年06月07日 10:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
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泥濘が深刻化
何はともあれ鞍部まで来た。あと5ピークくらいかな。
2015年06月07日 10:38撮影 by  DSC-WX200, SONY
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何はともあれ鞍部まで来た。あと5ピークくらいかな。
道は平坦とはいかない。
2015年06月07日 10:38撮影 by  DSC-WX200, SONY
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道は平坦とはいかない。
こちらの剣ヶ峰から向こうの剣ヶ峰
2015年06月07日 10:40撮影 by  DSC-WX200, SONY
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こちらの剣ヶ峰から向こうの剣ヶ峰
稜線上の道は基本的に細い。
2015年06月07日 10:44撮影 by  DSC-WX200, SONY
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稜線上の道は基本的に細い。
ここまで来た=あともう少しだ。
2015年06月07日 10:45撮影 by  DSC-WX200, SONY
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ここまで来た=あともう少しだ。
2015年06月07日 10:47撮影 by  DSC-WX200, SONY
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何度見ても飽きない北方稜線
2015年06月07日 10:48撮影 by  DSC-WX200, SONY
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何度見ても飽きない北方稜線
今日歩いた稜線
2015年06月07日 10:48撮影 by  DSC-WX200, SONY
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今日歩いた稜線
ずっと尾根歩きかと思ったら道は尾根を外れて樹林帯内の分岐へ。
2015年06月07日 10:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
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ずっと尾根歩きかと思ったら道は尾根を外れて樹林帯内の分岐へ。
あと100m。これが高低差だったら笑えない。
2015年06月07日 10:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
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あと100m。これが高低差だったら笑えない。
剣ヶ峰到着。
2015年06月07日 10:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
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剣ヶ峰到着。
剣ヶ峰から武尊山と上越の連山
2015年06月07日 11:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
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剣ヶ峰から武尊山と上越の連山
武尊山から延びる稜線
2015年06月07日 11:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
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武尊山から延びる稜線
武尊山〜前武尊
2015年06月07日 11:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
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武尊山〜前武尊
皇海〜谷川の大パノラマ
2015年06月07日 11:08撮影 by  DSC-WX200, SONY
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皇海〜谷川の大パノラマ
いよいよ下山。沢ルートだ。道は険しいだろう。気を引き締める。
2015年06月07日 11:17撮影 by  DSC-WX200, SONY
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いよいよ下山。沢ルートだ。道は険しいだろう。気を引き締める。
さらば、剣ヶ峰
2015年06月07日 11:18撮影 by  DSC-WX200, SONY
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さらば、剣ヶ峰
さらば冠雪の稜線よ。
2015年06月07日 11:20撮影 by  DSC-WX200, SONY
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さらば冠雪の稜線よ。
しばらくは足元に集中!集中!
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しばらくは足元に集中!集中!
ありがとう武尊山、楽しかったよ。
2015年06月07日 11:23撮影 by  DSC-WX200, SONY
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ありがとう武尊山、楽しかったよ。
しかし、山行はまだ終わっていない。
2015年06月07日 11:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
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しかし、山行はまだ終わっていない。
濡れた岩場を越え、
2015年06月07日 11:47撮影 by  DSC-WX200, SONY
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濡れた岩場を越え、
倒木の間を潜る。
2015年06月07日 11:53撮影 by  DSC-WX200, SONY
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倒木の間を潜る。
後半、ようやく道が落ち着きホッとする。
2015年06月07日 11:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
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後半、ようやく道が落ち着きホッとする。
武尊沢で靴の泥を落とす。
2015年06月07日 12:10撮影 by  DSC-WX200, SONY
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武尊沢で靴の泥を落とす。
小沢を渡るに連れて、
2015年06月07日 12:22撮影 by  DSC-WX200, SONY
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小沢を渡るに連れて、
道が歩きやすくなる。
2015年06月07日 12:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
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道が歩きやすくなる。
どの沢も水が澄んでいる。
2015年06月07日 12:35撮影 by  DSC-WX200, SONY
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どの沢も水が澄んでいる。
間もなく人の手の入っている空間に出る。
2015年06月07日 12:36撮影 by  DSC-WX200, SONY
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間もなく人の手の入っている空間に出る。
後は広い道を下る。
2015年06月07日 12:39撮影 by  DSC-WX200, SONY
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後は広い道を下る。
最初の分岐まで戻る。
2015年06月07日 12:40撮影 by  DSC-WX200, SONY
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最初の分岐まで戻る。
林道終点駐車スペース
2015年06月07日 12:48撮影 by  DSC-WX200, SONY
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林道終点駐車スペース
木漏れ日の林道歩き。車に注意。
2015年06月07日 12:50撮影 by  DSC-WX200, SONY
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木漏れ日の林道歩き。車に注意。
夏を先取りしたような、清清しい気分
2015年06月07日 12:55撮影 by  DSC-WX200, SONY
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夏を先取りしたような、清清しい気分
武尊神社に本日の御礼
2015年06月07日 13:08撮影 by  DSC-WX200, SONY
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武尊神社に本日の御礼
充実した山行をありがたふ。
2015年06月07日 13:09撮影 by  DSC-WX200, SONY
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充実した山行をありがたふ。
裏見ノ滝経由で駐車場へ向かう。
2015年06月07日 13:09撮影 by  DSC-WX200, SONY
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裏見ノ滝経由で駐車場へ向かう。
ここは裏見ノ滝の上流部だ。
2015年06月07日 13:13撮影 by  DSC-WX200, SONY
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ここは裏見ノ滝の上流部だ。
これかなあ?と思ったら、
2015年06月07日 13:17撮影 by  DSC-WX200, SONY
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これかなあ?と思ったら、
その隣にもっとでかい滝が。これが裏見ノ滝。
2015年06月07日 13:19撮影 by  DSC-WX200, SONY
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その隣にもっとでかい滝が。これが裏見ノ滝。
残念ながら滝の裏は見られない。
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残念ながら滝の裏は見られない。
下山してきた私の眼前に出会うは谷川の稜線だ。これはまた来いと誘っているのか?
2015年06月07日 13:26撮影 by  DSC-WX200, SONY
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下山してきた私の眼前に出会うは谷川の稜線だ。これはまた来いと誘っているのか?
裏見ノ滝駐車場に帰還
2015年06月07日 13:31撮影 by  DSC-WX200, SONY
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裏見ノ滝駐車場に帰還
撮影機器:

感想

7日は晴れそうだ。ただそれだけで家を飛び出した。梅雨本番前の滑り込み。果たしてその成果は、類稀なる絶好の、雪と緑と青空の、危なくも清く楽しい上信越の山々。

【駐車スペース】
『関東の山あるき100選』1版によると、武尊神社前にゲートがあり、「一般車通行禁止」とのことだったが、ゲートは撤去され、代わりに「自己責任」で通行するよう書かれた看板がある。武尊神社から林道終点まではダートで、何箇所か擦れ違いできる所があり、終点に十数台停められるスペースがある。

【武尊山】
日の出を待って林道を歩き始めると、血が溜まっているのか、右脚のふくらはぎが痛む。眠りが浅いと良くない。そのため、最初は気張らず焦らず歩いていく。と、結構なスピードで歩く男性に追い抜かされる。朝一番からコンディションを整えるのはなかなか難しい。
前半は所々足場の悪い所があるが、比較的歩きやすい。あちこちに沢が流れ、水量の豊富な山であることが分かる。そのためか、土が流れてしまっている箇所も。前日雨が降ったということもあり、道は全面的に濡れている。とは言っても、下りに使ったルートに比べれば、まだましな方だった。
手小屋沢避難小屋で麓からずっと先行していた男性を追い越し、斜面の雪原に立つ。
残雪の状況は、カチコチではなく、かといって腐ってもおらず、アイゼン等無しでも歩いていける。ただし、それでも雪の上であることに変わりはない。油断は禁物だ。
雪上から山頂部に近づくにつれて傾斜がきつさを増すのが見て取れるが、実際、雪を過ぎれば垂直な岩の上りが連続する。その岩を上るにつれて、どんどん周囲の山々の展望が開け、そして山頂に到る。
快晴の空、360度の展望。落ち着いて静かな山頂。燧ケ岳、至仏山から日光白根山、皇海山、赤城山、榛名山、谷川連峰等々、ぐるっと一巡できる。山の同定標があるので、どれがどの山かを確認するのも比較的楽だ。家を出るときは若干遠出を逡巡した瞬間もあったが、思い立って来て良かった。しかも、梅雨先の貴重な晴れの日というのが実に良い。ビューティフル。ワンダフル。

【武尊山〜前武尊の稜線】
日本武尊像までは岩脇の細い道で心細くなるのだが、その後。広い雪上歩きに気も大きくなる。中の岳は巻くことになるが、その直下にある笹清水は非常に美味である。最初口にしたとき甘く感じた。その後は、何も遮るものがない岩尾根の上を歩く。ここでようやく川場方面からの山行者と擦れ違い。以降、ポツポツと山行者と出会い始める。
家の串まで上り詰めた後、一旦鞍部へ下り、剣ヶ峰の岩峰群へ。その途上、泥濘の酷い箇所があり、足元に気をつけて歩いていたら、木の枝に強く前頭部をぶつけて眼の前に火花が散る。これは結構痛い。今でもタンコブができている。もし、こんなふうに頭をぶつけて昏倒でもしたら、これも遭難になるなあと思いながら、頭を撫でる。
そうした中でも、岩峰の上に上る鎖を見つけたのは幸いだった。ここで上らなければ、歩きにくい巻き道歩きになるので上っておいた方が良い。といっても、最後、祠のあるピークから剣ヶ峰直前の鞍部へは5、6mはある垂直の岩場を自らの手足のみを頼りに降りることになるので、岩場に慣れていない方は大人しく巻くか、一旦戻って、鎖のある所から下ることを推奨する。
剣ヶ峰は登頂禁止とばかりにロープで厳重にブロックされている。上れないことはないように思うのだが、やはり滑落や落石が多発した結果だろう。大人しく巻くが、刈り払われた笹の茎が結構残って道上に横倒しになっており、これが気をつけないと横に滑って仕方がない。足の置き場を慎重に考えながら歩を進め、前武尊に到る。
前武尊には続々と山行者が集結し、一休みしたり武尊山へ向って出発したりしている。
私も軽食休憩の後、再度武尊山へ。先ほど頭をぶつけた木の枝の所は注意して通過したが、家の串を過ぎた辺りで、今度は頭頂部を強打。こう何度も頭をぶつけては脳に良いはずもない。「シャクティパット」と独りごちながら頭をポンポン叩く。
そういう事故はあったものの、北方、上越の冠雪した稜線を眺めながら歩くのは楽しいものだった。

【武尊山〜剣ヶ峰】
再度武尊山頂で憩う。もう山頂は南から北から集まった山行者で賑わっている。賑わっているといってもせいぜい十数人。静かな賑わいといったところで、それが私の気に入った。上空は雲が増えたといえどもなお青い空が頭上を覆っている。赤城や日光白根等南方は既に雲が大きくなって山頂付近に滞留している感じだが、直上では雲は流れ、また、上越国境の稜線上空はなお青い。なかなか佳い日に来たものだ。
前日にセブンイレブンで購入したどら焼きを食べて山頂を後にする。剣ヶ峰経由での下山。こちらの剣ヶ峰も一旦下ってから登り返す。それぞれピーク何だから当然だが、結構下る。特に山頂直下はガレた急坂だ。しかし、後から振り返ってみれば、この上り下りも大して苦にしてはいなかった。ガレ場下りが終わり、残雪歩きに移ろうかという頃、先行する女性がこける。季節の変わり目の体調不良と同じく、道の変わり目の転倒にも気をつけないといけない。
雪と泥濘とちょっとした急登をこなしつつ剣ヶ峰に肉薄する。尾根上をアプローチするのかと思いきや、道は途中で巻き、下降点分岐から岩のごろつく急登を100mほど行けば剣ヶ峰の山頂である。武尊山から見たとおり、尖ったピークの突き出した山なので展望は良い。雲の増えた南方の山を初め、今回歩いた武尊〜前武尊の稜線、そして晴れの続く上越国境の山々と、朝からずっと霞む西側の榛名方面をぐるりんこと眺め渡す。

【下山】
下山は剣ヶ峰ルート。武尊山は尾根筋を上って沢筋を下るのが一般的なようで、それに従う。事前に地図を見、また、武尊の山域を歩くなかで、この下りのコースは大変だぞということは覚悟していた。残雪こそないものの土砂が流れて大きくなった段差の道は、やはり濡れてグッチョングッチョンであり、多くの人に踏まれてよく耕されている。焦りは禁物、一歩一歩、足の置き場を慎重に見極めて、また、万一滑ったときでもすぐに体勢を回復できるよう木の枝や根を掴みながら降りる。
焦りは禁物と書いたが、焦りを与えるのも禁物だ。難易度の高い箇所では起こりがちだが、後ろから人が来てピタッと間を詰めてくると、程度の差はあれ後ろを気にしてしまうものだ。そこで、焦ったり急いだりするとかえって危険なことになってしまう。そのため、私はある程度前の人と距離を空けることにしている。また、自分自身が距離を詰められるのを非常に気にするため、後ろから人が接近してきて、これは遅かれ早かれ追いつかれるなという時は、追いつかれる前に休憩をとったりするなどして先に行ってもらう。
人によっては「この泥濘の急段差の道がいつまで続くのだろう」と思ったりするのだろうが、眼の前の道、一歩一歩に集中していると、そんな考えが全く浮かんでこない。慎重に降りて行ったら何時の間にか道はなだらかに落ち着き、泥濘は軽く浅くなっていた。
道が落ち着いてくれば間もなく武尊沢、武尊沢で靴の泥を落とし、もう暫く歩けば人の手の入った区域に出て、下山は近い。
最後、武尊神社に今回の御礼を差し上げ、裏見の滝を見て山行終了。

夏山の前哨戦は、かくして成功裡の内に、頭をぶつけたりしたものの、何とか無事に終了した。しかし、これから陽射しも暑さも厳しくなる。油断することなく、また、無理をすることなく、夏山を楽しんでいきたい。

〜おしまい〜

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ハイキング 谷川・武尊 [日帰り]
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