早池峰山 飛行機雲と一面の花園

2015年06月07日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.2km
• 登り: 877m
• 下り: 856m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:42
• 休憩: 0:53
• 合計: 6:35

8:10 河原坊
8:45 8:45 頭垢離
9:57 9:57 御座走り
10:15 10:15 打石
11:00 11:45 早池峰山
12:00 12:00 剣ヶ峰分岐
12:40 12:40 御金蔵
13:57 14:05 小田越
14:45 河原坊

天候

快晴　微風　視界良好

アクセス

利用交通機関：

自家用車

河原の坊駐車場　約50台(この日は到着時ほぼ満杯)
次週6月14日よりマイカー規制。土日祝はシャトルバス運行となります。

コース状況／危険箇所等

人気の山だけにコースはしっかりしています。河原の坊からのコースはコメガモリ沢沿いで4ヶ所渡渉があります。鎖場などの急斜面で蛇紋岩の岩は滑りやすいので、注意が必要です。
小田越コースの樹林帯では熊の出没が多いらしく、熊除けの注意も必要です。
早池峰山の登山コースでは携帯トイレの使用が推奨されています。河原の坊と小田越、さらに山頂避難小屋でも、携帯トイレを販売しています。

その他周辺情報

花巻市大迫｢ホテルステイヒル」ぶどうの湯　大人５００円
結構広い浴室でこの日はほとんど貸し切り。気持ちよかったです。

写真

6/7 8:05

素晴らしい天気です。すでに駐車場は満杯状態。なんとか割り込みました。

6/7 8:08

河原の坊コース入口。登山ポストにて登山者名簿に記入して出発。

6/7 8:28

沢沿いのコース。すぐにタチカメバソウの白い花がありました。

6/7 8:13

ノビネチドリのピンクの小花

6/7 8:28

コメガモリ沢を渡渉します。この後も3~4回渡渉がありますが、スパッツが必要なほどではありませんでした。

6/7 8:31

オオタチツボスミレ。スミレはこの後も次々に現れてきます。

6/7 8:35

タチカメバソウ。

6/7 8:42

沢の奥に急峻な山容が見えます

6/7 8:44

水場。おいしい水でした。

6/7 8:35

カラマツソウ。咲き初めのようです。

6/7 8:44

カラマツソウ��

6/7 8:47

エゾノイワハタザオというのでしょうか？

6/7 8:49

徐々に背後の薬師岳が姿を見せます

6/7 8:52

タチツボスミレの色・形をしていますが、距がとても長い。ナガハシスミレのような？

6/7 8:53

ダケカンバの若木に光がまぶしい

6/7 8:57

目の前に迫ってくる岩山の迫力。沢を離れます。

6/7 9:00

キバナノコマノツメ

6/7 9:11

ミヤマシオガマ。たくさん咲いてます。ちょうどいい状態。

6/7 9:11

チングルマ。終わり始めてます。

6/7 9:12

ミヤマオダマキ。この紫色の花に出合いたかった。

6/7 9:13

飛行機雲、出来てはすぐに消えていく

6/7 9:15

ミヤマハンショウズル

6/7 9:16

人気の山のこの天気なので、次々と登山者が登ってきますね

6/7 9:19

ナンブトラノオ。まだ数は少なかったです。

6/7 9:21

ミヤマアズマギク。蕾も多くこれからまだまだ咲きます。

6/7 9:23

キバナノコマノツメ。岩の間にもたくさんありました。

6/7 9:24

陽の光を浴びてうれしそう

6/7 9:25

ミヤマシオガマは小田越コースにもたくさん

6/7 9:34

アズマギクとともに

6/7 9:41

ミヤマアズマギクの赤ちゃん

6/7 9:35

こちらは美人姉妹か

6/7 9:39

チシマアマナ

6/7 9:41

なんとハヤチネウスユキソウの開きかけ

6/7 9:41

ずいぶん早いけど見つけたのはこれ一本。ほかにも蕾は見かけました。

6/7 9:46

ナンブイヌナズナ

6/7 9:46

山頂近くの岩礫地帯にはわんさか咲いていました

6/7 9:49

コースは全体がロープで仕切られ、外に出ないように気を付けて歩きます

6/7 9:50

ミヤマオダマキ��

6/7 9:57

ハヤチネウスユキソウ。さすがにこれからですね。

6/7 9:58

御座走り

6/7 9:58

だいぶ登ってきました。薬師岳が下になりました。

6/7 10:03

ナンブトラノオ��

6/7 10:04

まだ残っててくれました。ヒメコザクラ。

6/7 10:03

チシマアマナ�◆〆�が盛り。まだまだ咲きますね。

6/7 10:04

風に揺れるうなじ

6/7 10:14

打石

6/7 10:16

傍に来ると巨大です

6/7 10:18

飛行機雲に向かって、よじ登る

6/7 10:30

ホソバノイワベンケイ。こちらも咲き始め。

6/7 10:33

ヒメコザクラ��

6/7 10:33

ウワウメも咲いてます

6/7 10:35

息を止めて風の止み間を狙います

6/7 10:35

ナンブイヌナズナのもさもさ。もっさりもっさり。

6/7 10:37

アップでも絵になる

6/7 10:41

三姉妹。可憐。

6/7 10:45

駐車場が見えました。あそこから登ってきた。

6/7 10:47

鎖場。結構岩がつるつるで緊張します。でも登ってから見たら、右側に別の登山路があったようです。

6/7 10:50

蛾ヶたる岩山も間もなく山頂。

6/7 11:04

山頂の社です。たくさんの人が休憩中。

6/7 11:06

一応、記念写真

6/7 11:08

西に秋田駒から岩手山の峰々。朝よりも雲が増えました。

6/7 11:08

焼石岳。今日が山開き。

6/7 11:09

栗駒山

6/7 11:09

和賀岳方面

6/7 11:09

秋田駒から乳頭山へのスカイライン

6/7 11:09

岩手山はすっかり雲かぶってます。

6/7 11:09

中岳から鶏頭山へ続く縦走路

6/7 11:42

北上山地の上に広がる青い空と白い雲

6/7 11:43

はるか東の先に太平洋

6/7 11:47

山頂小屋は避難小屋なので、基本宿泊は認めていないそうです。トイレも携帯トイレの使用が義務づけられてます。

6/7 11:47

ほんの少し雪渓が残っていました

6/7 11:51

まだショウジョウバカマが見れる

6/7 11:51

ミツバオウレン。咲き始め。

6/7 11:52

ヒメイチゲもありました

6/7 11:53

ヒメイチゲ��

6/7 11:55

門馬口との分岐あたりから山頂を振り返る

6/7 11:56

小田越コースへ向かって

6/7 12:01

山頂付近には足の踏み場もないほど、ミヤマキンバイの群落がありました

6/7 12:04

山頂を振り返る

6/7 12:05

薬師岳へ向かって下っていきます

6/7 12:11

階段登場

6/7 12:13

それほど大変ではありません

6/7 12:17

どこまでも気持ちいい登山道

6/7 12:26

クロミノウグイスカグラ。この実がハスカップですって。

6/7 12:22

イワウメが至る所に

6/7 12:33

まるで絨毯のようです

6/7 12:37

イワウメ��

6/7 12:38

這松の海を下っていきます

6/7 12:41

ホソバノイワベンケイ��

6/7 12:42

御金蔵

6/7 12:42

青空がまぶしい

6/7 12:51

ミヤマアズマギクの五人姉妹

6/7 12:56

このコースでもミヤマオダマキが次から次へと咲いてます

6/7 12:57

麗しき人

6/7 12:57

山頂から一直線(ちょっとふにゃふにゃ)

6/7 12:59

飛行機雲の航跡が変化して

6/7 12:59

タバコの煙の輪っかみたい

6/7 13:04

ミヤマシオガマとミヤマキンバイのコラボ

6/7 13:13

ヒロハヘビノボラズ

6/7 13:16

間もなく樹林帯

6/7 13:21

まさに見事な岩山

6/7 13:25

コヨウラクツツジ。樹林帯に入ると咲いてます。

6/7 13:27

ミネザクラ

6/7 13:27

今年最後の花見かな？

6/7 13:29

早池峰名物、熊除け一斗缶

6/7 13:30

ウスバスミレ。始めて見ました。うれしい出会い。

6/7 13:32

サンカヨウ。終わり気味なのかこれひとつだけ。

6/7 13:32

ミヤマスミレ。赤紫の大変綺麗な色してました。

6/7 13:35

ツバメオモト

6/7 13:36

今シーズンお初です。虫もいっぱい。

6/7 13:37

エンレイさん

6/7 13:38

ミヤマカタバミ

6/7 13:40

ミツバオウレン

6/7 13:52

林床にたくさん咲いてました

6/7 13:42

咲いていると撮りたくなるタケシマラン

6/7 13:44

ズダヤクシュ

6/7 13:46

ミヤマカタバミの微妙な線と色合い

6/7 13:51

樹林帯の道。乾いてます。

6/7 13:55

オサバグサ。道沿いに群落するほどではありません。

6/7 13:58

小田越の登山口に出ました。ここから舗装道路を降ります。

6/7 14:02

ノビネチドリ��

6/7 14:06

ハクサンチドリ

6/7 14:06

アップ

6/7 14:08

歩いてきた早池峰山が見渡せます

6/7 14:15

全くゴツゴツとした磐根が東北の山とは思えません

6/7 14:17

道路沿いの新緑の森も美しい

6/7 14:20

オサバグサは道路沿いにもたくさんありました

6/7 14:21

ズダヤクシュも同じ

6/7 14:26

ミヤマツボスミレかな

6/7 14:28

オオタチツボスミレ。道路わきに群落してました。

6/7 14:29

河原の坊へ下る道。一直線に空と緑と。

6/7 14:41

河原の坊のすぐ上に宮沢賢治の詩碑がありました。

6/7 14:42

河原の坊総合休憩所の案内板。今日の開花状況に書かれた花はほとんど見れました。

6/7 16:03

大迫ホテルステイヒル「ぶどうの湯」。気持ちよく帰りましたとさ。

撮影機器：

EOS Kiss X6i CANON

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

感想

yonejiy

どこまでも空が澄んだ6月の日曜日。北へ向かって車を走らせる。
何十年振りかで早池峰山を目指します。岳の集落から林道を河原の坊へ、車を走らせると駐車場はもう満杯で、やっとの事で割り込めたのでした。
歩き始めると早速、次々と小さな花たちが声を掛けてくれます。そしてそれはどこまでもどこまでも、岩を乗り越えて続いて行きます。花の季節が一気にやってきた、そんな感じです。
空は深い青空、飛行機雲が次々と白い線を引いては消し、消えるときに不思議な形を残して過ぎ行くのです。
帰りついた河原の坊の宮沢賢治の詩碑に次の言葉がありました。
「この底なしの蒼い空気の渕に立つ大きな菓子の塔を攀ぢよう」

コメント

RL045

おつかれさまでした
yonejiyさん、はじめまして。
写真１で割りこまれた青いHV車の者です
こちらは、山頂の南西岩場に釣竿アンテナを揚げ、写真のご迷惑になったのでは？
レコの写真を拝見して、改めて「花の山」の美しさをを思い起こしました。
ほんとうに晴天に恵まれ、可憐な高山植物に癒されて最高の山行でしたね。

yonejiy

Re: おつかれさまでした
RL045さま
コメントありがとうございます。
駐車場、失礼いたしました
たどり着いたときにはすでに厳しい状態で、表示なく大丈夫か、気にしながら割り込ませていただきました

ちょうど山頂で昼食しているときに、釣竿アンテナが正面に見えておりました
あの風景と条件の中で、気持ちよく無線交信できたのではないですか

おっしゃるとおり、あんなに条件がそろう山行もなかったと思います
お疲れ様でした。

RL045

Re[2]: おつかれさまでした
こちらこそ山頂でお寛ぎのところ、お騒がせいたしました。
駐車場は広くライン取りしてあったので、あと１台入れるかと思い、後ろに寄せて駐車しておきました。
気が付かれて良かったです
また山頂で騒いでいる不審者を見かけましたら、お声掛けください

yonejiy

Re[3]: おつかれさまでした
RL045さんのお気遣いで、私だけでなく、他にも助かる方がおられることでしょう
私も気遣いの出来るようにありたいと思います。
どこかでお会いする事があれば、よろしくお願いいたします

meiken

素晴らしいです〜！
晴天に恵まれ、お花も美しく咲いて、それをさらに美しく撮って
とっても素晴らしいです〜
ハヤチネウスユキソウ見応えありますよね
あちこちに白毛のウスユキソウが見られる頃に行ってみようかな〜
花のうなじは儚くてか弱く見えるのに強風に耐える強さが好きです
飛行機雲も面白いですね〜

yonejiy

Re: 素晴らしいです〜！
山開き前だったもので、少し見くびっていましたね。危うく駐車場所がないところでしたよ
次週からはシャトルバス運行になりますから、その心配はなくなるかな？
今年は雪が消えるのが早く、花もいっせいに咲いているようです
天気が良いと花も生き生きしているように見えますが、風を我慢したり、露出を変えたり、写真を撮るには時間が掛かってしまいます
もっとも、そうやって一休みしたりしているんですが
出来ては消える飛行機雲が、とても面白かったので、下を眺めたり上を眺めたり、首が疲れてしまいましたよ