(須磨アルプス以外の)六甲全山縦断 鵯超~宝塚
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 06:48
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,587m
- 下り
- 859m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:51
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
前回もやらかしたのだが六甲全縦をやるつもりで鵯越→六甲最高峰→宝塚の中継をとってヤマレコの最短ルートを取ったら全然全縦ルートじゃなかった。前回はロックガーデン→六甲最高峰の最短ルートを選んだら破線ルートで特に道標のない渡渉させられて痛い目にあった。仕方ないので山と高原地図と道標を見て全縦することにしたがそもそも山と高原地図に六甲全縦ルートがきちんと記載されていない(なんで???)上に道標すらたまにしか全縦ルートが書いてない。途中大雪でスマホが死んでGPS記録が途切れた。
六甲山は道迷いしやすいだろうと今年改訂された2024年版山と高原地図を持って行ったのに記載されてない明らかに人工的な道が多発してて正気の沙汰ではない。まああまりに道がありすぎて25000分の1では線だらけで見辛くなってしまうから10分20分のタイムロスで済む程度の道間違いなら記載しなくてもいいだろうという判断なのか?なのでかな~りしっかりした分岐であっても道標がない限り位置の同定の根拠にはならない。今回痛感したが六甲は本当に難易度が高い、どこもかしこも観光地や住宅街なので痛手にはならないと思うが道を迷う前提で余裕のある計画にした方が良い。あと稜線歩きしてたら平行線上に住宅街が広がっていたり山頂付近ががっつり観光地なのでちょっとテンション下がる。山の中でも潮の香りがするのはちょっといい。
今回から右胸ポケットに入れてるライター、十得ナイフ、熊鈴にカラビナをつけた。頻繁に落としていたのでとても良い。また今回から750ml水筒にフルグラやチョコや柿の種などを事前に入れて歩きながら口に運んでみた、なにか塩味が効きすぎるやつのせいで味がちょっとなとは思ったがかなりいい。休憩時に袋詰めされたコアラのマーチなどを入れることで補充も容易。獣の多い地域ではご飯の匂いをちらつかせるのは良くないとされる(人慣れした猪が多い六甲は特に)ので密封できてよろしい。フルグラは栄養価が高く価格もリーズナブル、満タンまで色々入れて1500Kcal~なのでなかなかいいかもしれない、欠点としては消費期限的にその日か次の日には食わないといけないので入れすぎると困る。これから色々試していこう。
始発を乗り遅れて6:16よりスタート。初っ端から出る改札?間違えて予定ルートから外れた平行線の道を辿る、パラパラ雨が降っていたので傘をさす。菊水山の急登を登っていたら右手にオートキャンプ場が見えた、ちらほら人がいる。カマキリの卵がありかわいい。潮風の香りが気持ちいい。菊水山の展望は天気があんまり良くないのでまあまあ。菊水山を過ぎ稜線を歩いていたら真横に住宅街があってびびった、こんな近いことある?おじいちゃんの散歩コースなのかもしれない、鎌倉に似てる。天王吊橋の少し手前で初めて登山者に遭遇、トレランの人だ。この天王吊橋手前に少し大きめの貯水湖があるのだがヤマレコ地図には載ってるが山と高原地図には記載されていない(ふざけやがって)。鍋蓋山は晴れてきたのもあり展望良し。しばらく降りると大龍寺、ここは登山をしてない頃にハイキングで来たことがあって懐かしくてびっくりした。ここら辺は観光地なので迂闊に挨拶するとびっくりされる。記憶が定かでないが市ケ原も同じ日にハイキングした、どんなルートだったかなぁ、たぶん諏訪山公園の交番から神社に向かい、山の中の学校(たぶん神戸山手女子校)を左に金網のトンネルを進み、再度公園まで…だったかな、そこから市ケ原、布引貯水池、新神戸駅に下山した。懐かしや。話を戻すと再度山あたりは観光って感じの人がちらほらいたが市ケ原はキャンパーとハイカーって感じの人がままいた。稲妻坂、天狗道は多少岩場があるが登山なれしてれば問題ないレベル、というか六甲全縦の道で難易度の高い道はなかった、強いて言えば天狗道が最難関。摩耶山はロープウェイもあったりしたが今日はやってないみたいで、登山者がちらほら。三国池あたりを過ぎ別荘地付近でサウスロードやらノースロードやら道標にも地図にも全縦の記載がなく訳がわからないのでダイヤモンドポイントの方に行ってしまった、藪漕ぎ1キロしたにも関わらず雹がちらついて壊滅的に景色が悪い。ノースロードまでコンクリ、途中別荘地にクロネコヤマトが配達しててうわ~~~となった。ノースロードを進もうと思ったがあまりに藪藪しててなんかやになって戻って丁字ヶ辻に出た。かなり標高の高い位置に立派な道路があり郵便局や立派なホテルもあって今何してるんだっけとなる。雹が大雪に変わり風も吹き荒れる。(変な癖なんだけど大雪の時変にめんどくさがって雨具をつけずにしのごうとしてしまう、今回は傘をさしたが飛ばされかけたし、ザックに積もった雪が首元に落ちてつべたい!ってなるからもうさっさと雨具着なさい。でもすぐ止むと着なきゃよかった~~~って3割り増しで後悔するんだよな。雨具出不精だから。実際雨具つけなくてもそんなに支障がないのがネック。)ゴルフ場のあたりなんて真横から痛いほどの雪が叩きつけ前半までの春のハイキングとは大違いだ。ホワイトアウトして現在位置すらわからなくなり、「六甲山頂駅」と「六甲山最高峰」を誤認してガーデンテラスに入ってしまった。結果的にあってたが、暴風雪が吹き荒れスマホの確認がままならず紙地図が飛ばされて危うく紛失するところだった。たまらずトイレに避難したがちょっと休んでたら警備員のおっちゃんにやんわり追い出されてしまった、たぶんテーマパーク的なとこなのでハイカーはお呼びでないのだろう。少し止んできたのでガーデンテラスから間違えて公道に出て六甲山山頂方面へ。最高峰でさっと写真を撮り最高峰下のトイレに逃げ込む。トイレの中は暖かく色んな人が休んでいた。中でも半ズボンのロードバイクで来た方なんて目も当てられないくらい絶望的な状況だがあとでXで検索したらアカウントを見つけて、下山後カフェしてたので安心した。何人かと話したが芦屋から登って有馬に下山するという人がザックも持たず、ノースのベスト型ダウンを着て雨具もなさそう。登山しに来たと言うが道はわかってるんですか?とかこの先大丈夫なんですか?とか明らか登山初心者(というか登山者ですらないような)な質問をくらって非常に不安になった。みんな困った困った言いながらヘラヘラ楽しんでいる様子なのにその人だけずっといたし私がトイレを出た後もしばらくこっちをみていた、最悪救助なり呼べたかな、不安だー。普段雪山に入る時は胸ポケにハッキンカイロを忍ばせスマホとアクションカメラを一緒にするのだが今回はまさかこんな事になるとは思ってもみなかったので早々にスマホは死にアクションカメラはかろうじて写真だけは撮れた。雪は少し止んだが道はすっかり雪景色、アイスバーンにはなっていないのでさくさく音を鳴らしながら進む。しばらく進むと石宝殿、そこから少し車道を進んだところに宝塚方面の分岐がある。ここから先は登山道っぽい登山道。アイゼンは持ってきていない、トイレで話した方に急斜面と聞いていたが幸い登山道を2、3mずり落ちる程度ですんだ。あんまり藪ってもないしわりかし歩きやすく気持ちの良い登山道。暴風大雪は相変わらずやばいが樹林帯なので木々が守ってくれて雨具のフードをしなくても平気。足裏は痛いが体力的には問題なし、なによりさっさと帰らないと新幹線に乗り遅れるので慎重に分岐を見極めながら塩尾寺に到着。下山した気になったがまだ宝塚駅まで3.5kmの下りなので足裏いて~と思いながら下山。塩尾寺16:39、宝塚駅17:20ぐらい
下山後宝塚駅で気づいたがとんでもなくズボンが汚れていた、トイレでハンカチを濡らしてごしごし汚れを取ったけどミニタワシを持って行くとか、ゲイターをつける?でも嵩張るし無駄に高いしやだなぁ、下山口に洗い場があるかいまいち初めての山だとわからないの辛いよね。
今回初使用の六甲山の山と高原地図もう折り目の印刷が剥がれて白くなっちゃった。はやい。守屋地図はこんなことなかったのに~~~
最近しっかり登山中も補給するようにしてから次の日の爆食しなくなった。ヨシ
トイレが多くて初心者でも歩きやすい
若干バキってるネイルあったのにかなりきつめの山行にも関わらず無事だった。以前は塗った次の日でも山行くとバキッてたのに。山歩きが上手くなったかなぁ
登山後半なんか右足裏痛いな~と思ったら靴下に穴が空いててピンポイントで水ぶくれになってた、こりゃ数日やばいなと思ったら次の日治ってた。この靴下登山初めてすぐに買ったやつだから感慨深い、おつかれさま
六甲全縦してみて住宅街、お寺や公園、観光地に別荘街に本格的な山道とバリエーション豊かでダムも多くて神戸の生活と共にある感じとても好き。たまに潮風が香るのも好き
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する