袈裟丸山

2015年06月10日(水) [日帰り]

• GPS: 08:35
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,413m
• 下り: 1,415m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:15
• 休憩: 0:21
• 合計: 8:36

5:25 スタート地点
6:14 6:14 八重樺原
8:08 8:09 後袈裟丸山
8:51 8:56 中袈裟丸山
10:17 10:30 袈裟丸山
11:42 11:43 中袈裟丸山
12:13 12:14 後袈裟丸山
13:41 13:41 八重樺原
14:01 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・沼田IC-〈62号〉白沢-南郷温泉-〈267号〉根利牧場-郡界尾根登山口
・根利牧場-郡界尾根登山口は砂利道で分かりにくい。

コース状況／危険箇所等

・登山口から後袈裟丸山までの郡界尾根道は整備され気持ち良い。
・後袈裟丸山から奥袈裟丸山までは石楠花や倒木、笹に覆われた荒れた尾根道。踏み跡が不明瞭な所もあるが尾根に沿って歩く。

その他周辺情報

・南郷温泉｢しゃくなげの湯｣入湯料580円。食事もできます。

写真

6/11 11:55

「郡界尾根登山口」
横に登山ポスト、前には4~5台の駐車スペースあり。

6/10 4:33

登山口から約20分、木製階段が続きます。
かなり急坂です。

6/10 4:50

途中に木の梯子もあります。

6/10 5:04

急坂を登りきると、美しい自然林が拡がっています。
新緑が鮮やかで気持ちが良い。

6/11 11:56

大きな樹もあります。

6/10 5:13

「八重樺原」の三角点。標高1415.1m。
ここから白樺、カラマツの林の「郡界尾根」が続く。

6/10 5:16

東側に伸びる南西尾根と前袈裟丸山。

6/10 5:51

後袈裟丸山まで1・7km地点。

6/11 11:58

石祠と熊野修験の新旧の木札が。
信仰の山です。

6/10 6:16

郡界尾根も笹尾根から岩稜痩せ尾根になります。
コメツガ、シャクナゲの木が多い。

6/10 6:51

シャクナゲ。最後の花、殆どは散っていました。

6/10 6:52

シャクナゲ。

6/11 11:59

後袈裟丸山山頂、直前の急坂を行く。

6/10 7:04

「後袈裟丸山」山頂に到着。標高1908m.

6/10 7:03

「後袈裟丸山」山頂にて。

6/10 7:09

「後袈裟丸山」案内図。
ここで各登山口からの道と合流します。北に進めば中、奥袈裟丸山です。

6/10 7:32

ダケカンバと青空。

6/11 12:02

後袈裟丸山から約30分、「中袈裟丸山」に到着。標高1903m。山頂は狭く何も見えない。

6/10 7:47

6/10 10:03

二等三角点。標高1958.0m。
奥袈裟丸山はもう直ぐです。

6/10 10:23

「奥袈裟丸山」山頂に到達。最高点、標高1961m。
約5時間近くかかりました。天気は良いのですが視界なし。

6/10 10:30

6/10 10:31

燧ケ岳、皇海山。

6/10 10:51

日光白根、皇海山。

キレットより男体山。

6/10 12:36

後、中、奥袈裟丸山。

6/10 12:37

撮影機器：

COOLPIX P340 ニコン

OLYMPUS PEN Lite E-PL3 オリンパス

感想

mikimiki

袈裟丸山は日光市・沼田市・みどり市にまたがる火山であり、複数ある前袈裟丸山・中袈裟丸山・後袈裟丸山・奥袈裟丸山・法師岳の総称のこと。一般には前袈裟丸山がこう呼ばれる。標高は1,878 m（前袈裟丸山）。最高点は奥袈裟丸山の標高点1,961 m。

シャクナゲやアカヤシオが美しく、弘法大師や信仰にまつわる伝説が多く語り継がれているミステリアスな信仰の山でもある。
登山口としては塔ノ沢、折場、郡界尾根があり、今回は沼田市から近い郡界尾根登山口を利用する。但しアクセスが難しいが、距離は最短ルートになる。

登山口からは急登だが短い。登山口から約40分、八重樺原・郡界尾根にでる。郡界尾根は大きく伸びた自然林が西に広がり、白樺、ダケカンバ、コメツガ等の緑鮮やかな自然林からなっている。東側は樹林が無く西南尾根を見ながら歩けるので気持ちが良い。
尾根道は暫くの間、広い笹道だが、後袈裟丸山に近づくと痩せた岩稜尾根となり、樹層はシャクナゲ、コメツガが多くなる。総じて郡界尾根は素晴らしい歩きやすい尾根である。

後袈裟丸山の山頂は広く南には赤城山が展望できる。昼食には早すぎるので少し休憩して北に進み中・奥袈裟丸山を目指す。
後袈裟丸山から中袈裟丸山までは踏み跡はしっかりしていますが、石楠花の藪が少し邪魔だったり倒木が有ったりしますが概ね問題なく歩けます。少し判りづらいところもありました。中袈裟頂上には山名板が一つ。他には熊野修験の新旧の木札があるのみで視界は利きません。
更に奥袈裟丸山までは低いコメツガ、シャクナゲ、長い笹で少し苦戦します。幾つものピークを踏み奥袈裟丸山に到達したときはホッとしました。
帰り道は下りになりますので、苦戦した道も難なく通過し進むことができました。

途中で男体山、白根山、至仏山、武尊山、皇海山、谷川岳等の見えるポイントを探しましたが、なかなか見つけることできませんでした。不運にもカメラの電池が途中で切れ、写真の一部はYさんからお借りしました。有難うございました。
そしてHさん3回目の挑戦で山頂を踏むことができ、おめでとうございます。天候に恵まれ、良い山行ができました。