初のテント泊 白馬岳から白馬三山 百名山3座目
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 33:28
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 2,429m
- 下り
- 2,413m
コースタイム
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 8:42
- 山行
- 8:13
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 8:58
天候 | はれはれはれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鑓温泉上のお花畑で滑落しました。。。。 |
写真
30分ほど汗を流してさっぱりすっきり。ここの露天風呂は混浴ですが、私が入ると残酷物語さながらの裸体なので遠慮させていだきました。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|---|
備考 | 寝る時に寒かったのでカイロは9月でも10枚くらい持っていけばよかったと後悔。あとテントの距離が近いのでいびきの人がいるので耳栓もあったらいいかなぁ。 |
感想
二泊三日の予定でテントを担いで初めての周回縦走。猿倉までは八方バスターミナルから約30分、片道1000円、前払いです。朝6時で余裕かと思ったらバスターミナルをぐるっと巻くくらいの人人人。バスに乗り切れずやはりとりこぼされた私含め数多くの人人人、結局そのチケットでタクシーに乗せられピストンで運ばれることに。荷物が大きかったので相乗りで正解でした。猿倉に着いたらまずはお手洗い済ませて準備運動。しばらくは林道を歩きそれから白馬尻小屋まで1時間弱くらい歩きます。ただ人がいっぱいでスピード上げられないのと荷物が重すぎて頂上宿舎まで6時間弱かかってしまいました。
今年は雪渓の距離が短かったようです。あとみんな踏んでいるのでツボ足でアイゼンなしで歩けました。今考えたら18キロ背負ってアイゼンなしはチャレンジャーだったなぁと。
葱平はお花がいっぱいでへろへろのになった自分の気持ちに余裕を注入してくれる場所です。天気が良くなくても一輪の花に救われるそんな自分。今回は一泊二日で一番しんどかったのはこの白馬岳までの登り。これは私にとって自信になりました。ただこれまでこれほど重たい荷物を持って上がることがなかったのでテント場ではふっらふらになってました。トレーニングが必要だなと。三半規管がおかしいというのと同じような、でも貧血のフラフラとも違うし。体力あっても体幹がしっかりしてないのを改めて体感です。
天気は雪がチラチラと舞ったりした時間もありましたが概ね快晴。夜は満点の星空になぜか涙が流れそうになる感じ。こんなに素敵な星空、しっかりカメラに収めればよかった。
白馬岳登頂時は身一つ。デブな体が少し軽く感じられた瞬間。ガスで景色はなかったけどピークハンターとしては大満足。
その夜のテントのこと、混み合っていたからかとなりのいびきとか話し声がまる聞こえで深刻な話ではなく若い男の子たちの可愛らしいお話だったので盗み聞きではないけどちょっと聞こえて笑ってしまいました。音楽イヤホンか耳栓あったほうがよかったかな。あと9月の半ばだとまだ寒くないかと思ったけどものすごく寒かったです。ダウンパンツとダウンジャケットを着込んで寝たのに寒くて何度も起きました。貼るホッカイロを何枚も持っていかないといけなかったなと大後悔。あとは休む時に小さな椅子があったらもっと快適だったかな。初めてのテント、いろいろ勉強になりました。
翌朝は5時前に起床、朝ごはんを食べてからザックをまとめてとりあえずご来光を見にちょっとした小高い場所まで。今日の目的地は5時間で鑓温泉まで。の予定だったけど意外とさくさく歩けたので結局二日で猿倉まで戻ってくることに。
ただ気持ちが白馬岳でコンプリートしてしまった気持ちの緩みからお花畑で滑落。前後にいた登山者に助けてもらいことなきを得ましたが心臓ばくばくで鑓温泉手前の鎖場ではかつてないほど慎重に進みました。こっちのほうが落ちてしまうとシャレにならないところなのでかなりゆっくり進みました。なんとか難所をクリアしたところで鑓温泉に泊まろうか通過しようか考えた時とりあえず温泉に入って猿倉まで行こうと。多分同行者がいたら間違いなく却下されていたと思います。温泉は白濁色で熱めのお湯。30分くらいゆっくりさせてもらいました。500円くらいだったかな?立ち寄り温泉料。ここはほんと一泊してゆっくりとあの露天風呂に入るべきだったかなと。いつかまた来たい温泉です。湯量はすごくて溢れ出したお湯が川になって流れ出してました。体がきれいになったので気持ちもリフレッシュされて猿倉までの鋭気がチャージされます。
この鑓温泉では北アルプス北部地区遭対協の方が1.2名いらっしゃるのですが、前回五竜山荘でお会いした遭対協の方とまたも偶然にあってお互いに「あ、どこかでお会いしてますよねぇ」と向こうから声をかけていただきびっくり。山は一期一会だと思ってましたがそうでもないのかも。私が20歳若かったらナンパしてたな(爆)。
さっぱりして猿倉までは順調そのもの。時々切れかかっている道にひーこわいなぁと思うことはあっても慎重になればそこそこ大丈夫なもので無事に帰ってくることができました。猿倉からはバスの時間も終わっていたので相乗りでタクシーで八方口まで。
ただここでまた事件発生。この日に限って白馬でトレランの大会があったため車を停めてあった場所が会場となっていたため車をレッカーされていて止めていたはずの場所になくて軽くパニック。少し離れたところにあったのですが生きた心地がしない幕引きとなった今回の白馬周回の山歩きとなりました。今度はもう少し寒くない時期に行きたいです。もしくは山スキーかな。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する