今年も、残雪の静かな槍ケ岳へ!(上高地からピストン)
- GPS
- 29:21
- 距離
- 39.3km
- 登り
- 1,959m
- 下り
- 1,949m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:30
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 6:00
天候 | 13日: 快晴のち曇 、14日:曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ババ平の先から殺生小屋まではずっと雪渓歩きとなります。 斜度が結構ありますので、前爪のあるアイゼン要。(軽アイゼンのみで、途中で引き返した方がいました。) ピッケルも使いませんでしたが持参してます。例年より雪が少ないとはいえ、やはりこの時期は持参要かと。因みに登ってきた方は全員持参していました。 大喰岳からの落石が多く、雪渓上では音もなく転がってきますので、メットもあった方が安全です。 ババ平のテン場はまだ水は出ていません。 |
その他周辺情報 | 沢渡大橋駐車場の梓湖畔の湯。(一人700円) |
写真
感想
関東甲信越地方は梅雨入りしたと発表あったが、土日は晴れ予報。
となると妻がまたここら辺に行きたがるであろう。
思った通り、槍ヶ岳と言い出す。
ツクモグサとウルップソウの白馬かと迷ったが、
毎年必ず行く槍に、妻の入院もあったが珍しく昨年は行かなかった。
最近はオンシーズンは激混みなので、今のうちに行っておこう。
ニリンソウのハイシーズンも過ぎて、静かな上高地。
多いときは、1年に4,5回入ることもある上高地であるが、
去年は妻が入院していたため、上高地に入るのは2年ぶりだねと妻と話しながら歩く。しかし、途中で工事中の徳沢ロッジを見て、「ん?この工事中の看板、見たよね・・・??」
そうだ!10月に上高地から蝶ヶ岳に行っていた・・・。2人ともすっかり忘れていて、記憶力が心配である。
今日は快晴で陽ざしが暑い。徳澤園には新しくお洒落なテラスもできていた。
二俣の橋は仮設のものであった。前の物は流されたか?
槍沢までの道は、花々も咲き始めて綺麗であった。
ババ平の先から雪渓に入る。
ここは最初は緩斜面であるが、いつのまにやら斜度が強まり、いつもアイゼン装着するタイミングを逸してかなりな斜度になってから無理な体勢でつけるので、今日は早めに装着。
後は長い槍沢の雪渓をひたすら延々と登る。
大喰岳から落石が結構転がってくる。雪渓上は音もなくことがってくるので、メット装着。メットは近年推奨されており、安全第一。
槍の穂先が見えたところで一瞬岩が出てくるので、残雪期はいつもここで休憩。アイゼンが重いし、暑いのでなかなか進まず。
この穂先が見えてからが長い。気温が高くて雪も緩んでいるので、ズボズボでなかなか進まない。
さっきまで快晴であったが、雲が湧いてきてちょっと残念。
殺生ヒュッテで長い雪渓歩き終了。やれやれ。
例年この時期であればまだ雪が残っており、ここから肩まで斜度が急な正念場となりピッケルの出番であるのだが、夏道になりほっとする。
が、アイゼン外しても足がよれっているので妻に置いていかれた。
しかも、さっきまであんなに暑かったのに、急にめちゃくちゃ寒くなった。
槍ヶ岳山荘到着し、槍の肩から眼前に広がる北アの峰々!
曇りながらもそれなりに見えて、これを見ると長かった登りの疲れも吹き飛ぶ。
槍ヶ岳山荘にチェックイン。まだ全然お客さんがいないので、誰もいない談話室で休憩。
一時間程してから、穂先に散歩に出かける。見る限り、取りついている人は誰もいない。穂先の岩の間にも小さい花が咲いていてちょっと感動。
さて、久しぶりの山頂。曇りながらもそこそこの景色が見えており、誰もおらず貸切。
また山頂標識が新しいものに変わっていた。
何度来ても特別な場所感のあるこの場所。何度見てもよい景色。ガスガスでなくて良かった。
混んでいるときは絶対できない、槍の穂先での貸切まったりタイム。
雲の動きを眺めながら30分位クリームパンなぞ食べつつゆっくりする。
槍の穂先の至福の時間。
誰か登ってこられたら2ショットでも撮って頂くかと思っていたが、結局どなたも来なかった。
後は談話室でまったり。
夕陽も残念ながら望めそうもないので夕飯後は早々に就寝。
結局お客さんは20人位。
部屋も結局2人だけの個室状態となった。窓の外には穂先が見え、布団に寝てもずっと目の前に穂先が見えているという最高の贅沢。
翌朝、晴れていたらまた穂先往復してこようかと思ったが、残念ながら曇りであったので、降りることに。
ここのちまき弁当、美味しいのであるが、年々小さくなっている気がするし、前はお茶もついていた気がするが・・・。
あとは長い槍沢を淡々と下山。かなり陽ざしも暑い。
横尾に降りてから珍しく妻がシャリバテとかでノロノロになるが、食べ物食べたら復活。
暑いが、梓川の清流と新緑が綺麗であった。
思ったより上で晴れなかったが、この時期は雨ガスガスでなければよしとしているので、まあ良しとしよう。
下山後はいつも通り、梓湖畔の湯で汗を流した。
奥様、パンツスタイルは久〜
しぶりでは?
完全回復ってことかしら♪良かったですね♪
そうなんです。
夏ならともかく、
さすがに今のピッケルアイゼン必須時期の槍に、ワンピースでは。
妻もなんとかパンツで行ってみると言いましたし。
でも、さすがに下りでは手術痕に負荷がくるようで、
まだまだ完全回復には遠いようです
久々のパンツルックですね。
なんかぺん妻さんじゃないみたい・・・
に見えるくらい、ワンピ定着してましたね〜〜
こっちは天気イマイチだったけど、そちら方面は晴れてたんだ。
ガラガラの槍ヶ岳、いいな〜〜〜
本当はもっと るかと思ってたんですが
この時期の槍、前はもっとガラガラでしたよ。
お客さんが10人位で、暖房効率の悪い食堂は開けないで、
売店のところで夕飯になったことがあります。
妻はまだ重量負荷がかかると痛いとのことで、
自分は12歯でしたが、妻が持参してたのは軽さ重視の10歯でした。
槍、この時期小屋が空いていて良さそうですね。
北アに行きたい〜
夏の槍は高尾山状態ですから〜
マッタリ小屋に泊まりたいものです。
下山の槍沢の雪渓は凍結して無かったですか〜
朝は怖いと聞いた事があり・・・
ても下りは夏道より楽そうですね
いつものこの時期に比べて、雪は緩かったです。
1番斜度があるのは肩から殺生の間ですが、そこは雪が飛んでいました。
この時期の槍は本当に空いていて いいですよ。
こちらでしたか^^
この時期に残雪の残る3000m峰にサックっと
行かれるのは山屋の証ですね
上高地から御山に向かえるだけで
こちらまでワクワクしてきます
梅雨の晴れ間(雨粒が落ちてこなきゃLucky )を
Nice Choice (^^)/です
いやいや、サクッとではありませんで
4月、5月とアイゼン使用するとこには行ってませんでしたので、
太腿にきました
でも、空いているのが何よりですね。
おんシーズンは何しろ穂先2時間待ちということもありますが、
自分たちは、待ち時間なしの場合は穂先に行くことにしてますが、
待ち時間が発生する場合は躊躇なくいつもパスしてます
こんにちわ。去年五竜岳(キレット小屋からの道中で)でお二人にお会いしたものです。
実はこの日、1時間遅れで上高地を出て北穂高目指してました。
が!残念ながら僕の方は涸沢から上の雪渓登りで体力切れで無念の下山になってしまったんですが(笑)
あのあとヤマレコ見て、もうちょい頑張って山頂まで行っとけばよかったなぁって後悔しました。
お二人はちゃんと槍の頂上まで行かれたようで羨ましい!
今年もどこかのお山で、お会いしたいものです!
昨年キレットでお会いしていたのですね!
妻がワンピでしたので、バレましたか〜
出だしは快晴でしたが、上はイマイチでしたね。
でないだけ、この時期としては上上ですが。。。
またどこかでお会いしましたらお声がけください。
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