荒尾山〜大甲山〜植松山 周回
- GPS
- 08:23
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,169m
- 下り
- 1,161m
コースタイム
天候 | 晴れ 黄砂多い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所ないが、増水時には植松山からの下りは尾根コースも谷コースとの合流後に渡涉箇所があり、注意が必要。今回は増水していたため、ルート指定の箇所からは渡涉できなかった。 |
写真
感想
昨年GWに因幡街道の要衝に建つ波賀城跡に行った際に山容がかっこ良く気になっていた大甲山。雪がなくなるのを待って、ヒルが出る前のこの時期に植松山への周回を計画。
鳥ヶ乢から荒尾山へは眺望はなく、ひたすらガシガシ登る。荒尾山からは残雪の残る氷ノ山がきれいに見えた。Good!。大甲山へは一旦下る。大甲山山頂からは南の眺望が開けているが、残念ながら東側の波賀城跡は見えない。荒尾山から1171mピークへはきつい登りが続くが、そこから植松山へは木々がないこともあり、宍粟の山々を左手に見ながらの稜線歩きは快適。来て良かった。
植松山山頂で宍粟の山々の大展望を眺めながら丸太に腰掛け昼食。ふと膝の上を小さな1mm程度の虫が動く。指に取ると……、何やらダニのようの感じ。違うかも知れないけど、にわかに落ち着かなくなる。立ち食いそば状態でカップ麺をすすりながら、そそくさと店じまい。
渡涉の多い谷コースを避け、尾根コースを下る。ピンクテープがたくさんあるが、道標用でないものも多く、踏み跡を信じて進む。急な下りだが、つづら折りに山道が切ってありサクサク下る。だんだん沢が近づいて来る。谷コースとの合流地点を過ぎたところで安全なところを探し、沢に降りて顔を洗う。この日は暑く、水が冷たくてほんとに気持ち良い。
さっぱりして、少し進むと渡涉の矢印。えっ、ここを渡るの?……。増水していて足場となる石が見当たらない。少し水をかぶってるけど足が置けそうな石があり、ストックでつついてみる。やはり滑る。あかんやん。周辺を探すが安全に渡れるような場所がない。飛び移れそうな岩もあったが、石が水に浸かっており滑りそうでリスクが大きい。仕方なく渡涉せずに進めないかと沢に沿って下ってみるが、沢幅が広がり、さらに左手から新たな深い沢が……。これ全然あかんやつやん。
仕方なく、多少濡れることは覚悟し浅瀬で流れが緩やかなところを探す。靴を脱ぎ対岸に投げてズボンを捲り、ストックで深さと足場を確認しながら足をいれる。冷たい。わずか数メートルだが足が痺れる。暖かい日で良かった。
渡涉後、しばらく沢沿いを進み、小さな渡涉は難なくクリアし、舗装された林道を下る。思いがけずミツマタの満開に出会う。辺り一帯に群生しており美しい。何か嬉しい。
県道に出て駐車場に戻るのにバスがあればいいなぁ、とバス停の時刻表を見る。日祝日は1日に2本しかないけど、今日は土曜日。5分もすれば来るみたいでラッキーと思いながら日名倉山?の写真を撮りながら待つがバスか来ない。こんな田舎で渋滞はない筈だしと思いながら、再度、時刻表を見ると、「土曜日、日祝日は同じ時刻で運行します」と記載が……。それやったら日祝日欄は土日祝日って書いてくれよっ!と心の中で叫びながら予定通り5,6kmの緩やかな登りの県道を歩く。夏だと辛いかな。鳥ヶ乢トンネルを通るか迷ったが、トンネルを出た後、行きに車で登った道を歩くのかと思うと楽しくないので、トンネル手前で旧道?へ曲がった。何とか鳥ヶ乢駐車場へ到着。良い経験ではあったが、色々あって疲れた。
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