頸城連山縦走(妙高〜火打〜焼山〜雨飾山:2日間で300名山4座踏破!)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 3,429m
- 下り
- 3,686m
コースタイム
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 7:05
- 山行
- 11:52
- 休憩
- 2:48
- 合計
- 14:40
天候 | 初日:晴れのち曇り、二日目:午前中快晴、午後時々曇り、後ガス |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
復路:小谷温泉(山田旅館で入浴)〜南小谷(タクシー利用) |
コース状況/ 危険箇所等 |
<※1985年8月時点の情報> ・焼山の登りと泊岩先のT字路付近でやや道のはっきりしない区間あり ・金山〜雨飾山間のシゲクラ尾根は多少笹藪もあるものの、全体的にしっかり刈り払いもされ、ルートは明瞭。 ・雨飾山直下の笹平から山頂までの間、崩壊で通行不能の区間あり、左側に巻き道あり |
その他周辺情報 | 妙高山麓にはほぼ全ての登山口/下山先に温泉あり。小谷温泉・山田旅館は日本秘湯を守る会指定の歴史ある温泉宿、日帰り入浴可。 |
写真
感想
<※以下、大学サークル会誌の小生拙稿より転記・編集>
かねてより計画していた妙高・頸城連山ツアーを実行に移した我々は、燕温泉から沢沿いに妙高内輪山に切り込んでいきました。風邪で調子が悪いと言っていたKatomo氏は、例によっていざ登り始めると小生(satonao1)よりもずっと元気になっています。天狗平を過ぎ、山頂直下のクサリ場を突破してなおも登っていくと、意外に呆気なく妙高山頂に到着。四周の展望は抜群、と言いたいところですが、晩夏の強い日射しにモクモクと雲が湧き、お隣の火打すらも判然としなくなっています。
昼食を済ませて巨岩のゴロゴロした山頂を後にし、三角点のあるもう一つのピーク(北峰)を踏んだ後、一旦谷まで下ります。ここから再び外輪山を乗っ越し、やや下ったところにプラネタリウムのような外観の黒沢池ヒュッテがありますが、水場はなく、池も干上がりかけているため、我々は諦めて更に1時間ほど歩き、高谷池ヒュッテに到着。こちらの方はちゃんと水が引いてあり、やや生ぬるいものの水量も豊富でした。小屋のオジサンによれば、明日向かう予定のシゲクラ尾根の道はそれほど悪くないようなので(註:当時の「山と高原地図」では破線ルート)、予定を変更して明日一気に雨飾山まで行ってしまうことに決定。日が傾いてガスも消え、火打・焼山の美しいシルエットをうっとり眺めながらビールと酎ハイで乾杯し、我々は早々にゴアシェルターにもぐり込みました。
翌日は歩程が12時間を超えるため、午前2時過ぎに起床、まだ暗い中を出発。1時間強で登り着いた火打山頂からの眺望は最高で、雨飾の向こうには後立山の大障壁が連なって見えます。この後、焼山の登りと泊岩の先のT字路付近でやや道のはっきりしない区間はあるものの、後はほとんど問題なく通過できます。特に、当初は激ヤブ漕ぎを覚悟したシゲクラ尾根はしっかり刈り払いもなされ、拍子抜けするぐらいの良い道で、実にアッサリと雨飾山直下の小平地(笹平)に到着。ここから山頂までの間に、崩壊で通行不能となっている区間があり、我々は左側の巻き道を見落とさぬよう注意して通過。本日2座目の百名山、雨飾山頂からは生憎湧き立つ雲に阻まれ、北アルプスの大伽藍はほとんど見えずじまいでしたが、我々は下山路を快調に駆け下り、山かげに日も落ちる中、当初行程をほぼ半日短縮して麓の小谷温泉に無事下山。
ここでゆっくりと風呂に浸かり、リッチにタクシーで南小谷へ移動。Katomo氏は仕事のためそのまま夜行列車で帰京し、小生は余った1日と信州ワイド周遊券を有効活用、翌日好天の下、労せずして登れる百名山・美ヶ原+霧ヶ峰(車山)を早回りし、帰途に就きました。天候にもまずまず恵まれ、都合3日間で百名山5座、300名山1座という収穫の多い夏の終わりのツアーでありました…。 <完>
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