大塔山

2024年04月10日(水) [日帰り]

• GPS: 05:53
• 距離: 13.3km
• 登り: 1,063m
• 下り: 1,063m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:40
• 休憩: 0:35
• 合計: 6:15

距離 13.3km 登り 1,076m 下り 1,073m

8:54 足郷トンネル
9:36 足郷山
11:46 11:49 大塔山
12:22 12:48 1067m峰
14:26 14:32 足郷山
15:09 足郷トンネル
15:09 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

〇田辺方面から来た場合は松根まではすさみ町佐本を通りルートが近い　串本町和深から入るとわかりやすい
〇足郷トンネル出口にはあまり駐車スペースはない　今日は一台止められるスペースが空いていた

コース状況／危険箇所等

〇かなりの深山なのでそれなりの準備が必要
〇今日の往復コースは結構距離が長くアップダウンもそれなりにあるので、体力をかなり消費する
〇アケボノツツジの時期が一番良い

その他周辺情報

〇七川総合センターふるさとにトイレがある
〇美女湯温泉　https://kozagawakanko.jp/tourism/981/
〇椿温泉はなの湯　http://www.tsubaki-hananoyu.com/　温質はとてもよいです

写真

4/10 8:54

足郷トンネル出口　一台分の空きスペースに停める　2台程度は停められるスペースはある（車道だが）

4/10 8:54

大塔山登山口はここからかなり林道を歩いたところ

4/10 8:55

林道はダートでポールもあるので、大塔山登山口までは行けない　でも一台登っていく車があった　林業関係の方かな　ポールは簡単にはずせるのかも

4/10 9:13

長い林道歩き

4/10 9:22

登山口到着

4/10 9:59

木々の隙間からの眺望が続きます

4/10 10:02

ここも　905m峰近く

4/10 10:03

自然林が多く残っている

4/10 10:24

こんにちは〜

4/10 10:35

きれいな尾根が続く

4/10 10:40

まだ大塔山は見えない

4/10 10:40

ブナ林へ

4/10 10:44

笠捨山が見える

4/10 10:48

ギンリョウソウ

4/10 10:51

コブシ

4/10 10:53

まだ大塔山ではない　遠い〜

4/10 11:04

この辺が一番景色が良い

4/10 11:05

もしかして・・

4/10 11:05

やっぱり大塔山　とうとう見えた

4/10 11:18

バイカオウレンがまだ咲いている

4/10 11:20

大塔山全容が

4/10 11:20

見えた　けどまだ遠い

4/10 11:20

景色で一服

4/10 11:22

南方面

4/10 11:28

コブシで一服

4/10 11:28

4/10 11:40

山頂付近はフェンスで囲まれている

4/10 11:42

ネットを開けて山頂へ

4/10 11:45

自然保護のためなので

4/10 11:45

このような山頂でも仕方がない　雑草だけでも刈りたい気分だが、、　昔、町が山頂付近の伐採を行い生態系が崩れた歴史がある　その頃は展望は良かった

2013.11.2の山頂風景　フェンスはあってもきれいでした

4/10 11:47

腹ペコなので大どら一気に食べる　272kcal/100gあたり　どういうこと？一個のKalじゃないとわからない

4/10 11:48

大塔山どら　山頂での昼食はやめて

4/10 12:22

1067m峰で昼食

4/10 12:29

ぶっかけそば

4/10 12:48

休憩後気を抜き目の前のこの方向の尾根に間違って下りる　すぐ引き返したけどこんな間違いはあるあるなので注意

4/10 13:03

ブナが踊っている 本州最南端のブナ林です

4/10 13:08

シキミ

4/10 13:13

ここにだけ小さなスミレが、、

4/10 13:17

赤倉岳

4/10 13:49

だいぶ頭をもたげだした

4/10 13:55

ヒカゲツツジ咲き始め

4/10 14:26

帰りは足郷山へ寄り道　ここも昔は景色がいくらかあったが何も見えない

4/10 14:34

わずかな隙間から

4/10 14:44

舟見峠の地蔵さん

4/10 14:44

登山口へ戻ってきた

4/10 14:48

アセビ

4/10 15:09

ゴール

4/10 15:35

帰路のスーパー林道より　多分中央、大塔山　左、法師山だと思う

4/10 16:19

七川総合センターふるさと　トイレあり

撮影機器：

OPPO Reno9 A OPPO

感想

sogaga

　2013年11月2日に登って以来の大塔山です。かれこれ10年以上たちます。熊野の盟主、魔性の住む山、熊野の鎮山などといわれ、四方八方から尾根をたぐりよせる深山です。今ではだいぶ登りやすくなりましたがむかしはなかなか登れなかった山です。
　大塔山系は紀伊半島の南部に位置する山系で、主峰の大塔山、法師山を中心に1000m前後の山々が重畳し、年間4000mmに達する雨量があり、尾根から発する谷は無数で、1950年代までは、カシ、シイ類を中心にした照葉樹林がほぼ原生状態で残っていました。また、人びとが畏れさえ抱いていたというその深い森は多種多様な動植物の宝庫で、学術的にも貴重な生物が住んでいました。しかし、今ではその森林もほとんど伐採されてしまっています。
　昔大塔山へ登って、山頂から少し降りた場所でカスミサンショウウオがいた時の感動は忘れません。10年前にはフェンスはありましたが山頂はきれいでした。10年前の山頂の写真も載せておきます。でも今はとてもきたない山頂です。せめて雑草だけでも、とは思います。足郷からのルートは原生状態の森をかなり残したルートです。そんな自然林の中を片道3km程度も歩くことが出来ます。アケボノツツジの時期は特に感動します。長距離と起伏の激しさで大変なルートですが、昔の大塔山の自然を一番残しているルートです。山頂の雑草が大塔山のイメージになっているようで何かかわいそうになります。