水無川本谷
- GPS
- 07:57
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 947m
- 下り
- 1,222m
コースタイム
天候 | 小雨と霧後曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
F1…鎖をつたって F2…ガイドには右岸が濡れているから、乾いた左岸を登るっとなっていたが、左岸は最後の一歩が微妙で、残置シュリンゲで足を伸ばすかんじ。それに比べ、左の壁は鎖が付いていて、ホールドもあるしラクラク登れる。 F3…流線に近い右の方に、残置がいくつかあるが、ちょっと見た感じリードが怖いなと思う。右岸の一枚岩から始まる高巻ルートに鎖が付いている。つるつるの岩は鎖を頼りに1、2歩登り、さらに落ち口の高さまでよじ登ると、滝の左岩壁をへつってトラバースするように、鎖が続いている。下がすぐに落ちてて高度感があり、最初は鎖だけが頼りで怖すぎると思うが、行ってみると、足場が意外とあり、しっかり進め、回りきれば、すぐに落ち口に降りれる。 F4… F5…前回と同様、鎖がついてるルートで。しかし鎖は、結構危うくなってる。 F6…左から巻く F7…知らないうちに通り過ぎた(崩壊してるのか?) F8…滝が壁みたいに立ちはだかる。右のルンゼからずんずん高巻く。かなり急で高度あるから、木が生えていて油断したら、危険。ロープが道しるべになってトラバースするとこまで案内してる。ガレたトラバースが怖いが、あとはすぐに沢に戻る。 F9…右から巻く。尾根に乗ってトラバースできるようになったら左に向かえば、沢は見える。そのまま尾根を詰めたい衝動に駆られる。 その後ごちゃついて細い沢を詰めてくと、左の尾根に踏み跡。ちゃんと尾根の真上を行けば早いと思う。今回は少し尾根の脇を行ったから、行きにくかったかも。 |
感想
5月29日
前夜入りしていた、2年二人とLはゆっくりと準備していると、7時に古川、慧がバスで来る。もやっとした空気に、どんよりの雲。う〜ん、沢かぁ…
とにかく気分を切り替えて出発。長い長い林道を黙々と進む。先々週も来たから、ホントにうんざりだ。しばらくは大倉はやめようと、古川と合意した。
ひたすら進んでいる間に10台くらい車が通過して、戸沢に向かっていった。こんな天気によく来るなあと驚いた。もしかして全部沢だったら、ほんと厄介だなぁとか、源次郎かセドか本谷だから三分の一だねと、話しているうちに、やっと戸沢。
いつもの場所で沢装備を付ける。なんパーティか先に入渓していった。
小山が忘れ物をした。沢では特に装備一つ一つが自分の命を守ってくれる大事なものだ。重大性を理解して今後絶対しないように、注意する。
さて、入渓。
F1はひょいと鎖もあるし、登る。
先々週のセドの沢を見送り左へ進むとすぐにF2だ。
慧にガイド通り、右からいってもらったが、ちょっといい感じじゃない。古川が左のしぶきを少し浴びる鎖のある方でいったらすごく簡単そうだった。由里もLもそっちかららくらく登る。小山は慧について右から行ったはいいが、最後の一歩が出なくて、落ち口から慧とLで細引きとシュリンゲで引っ張り上げた。
小山は初めての沢でちょっとびっくりさせたかな。
滝じゃないけど大きな岩があるところは、右から。
F3は暗い感じで、霧が立ち込めていて、いやぁな雰囲気。
しかも、直登ルートは残置がいくつかあるが、ちょっとこわいな、行けるのかな〜と不安げな様子。前を行くパーティが滝の上にいるのは見えたが、どういったのかはわからなかった。リードで登るしかないのかなぁとびびっていると、左に鎖が付いた、高巻きルートが延びている。慧にひとまず見てきてもらう。最初の一枚岩が滑って登りにくそうだったが、鎖を使い、その後は滝の落ち口の高さまでひょいっと登っていった。あとは、トラバースできそうか…下からだと見えない。慧が叫ぶ。ちょっと怖いです〜また降りてきてもらって詳しく聞くと、鎖はあるが高度感があり、足場が悪いとのこと。しかし、どちらかで行くしかない。慧に直登とトラバースとどっち良さそうか聞くと、まだトラバースかなということで、今度は古川と一緒に登ってもらう。まあなんとかなる合図が古川から出たので、2年とLも登っていく。
確かに、一見怖いトラバース。ひとまず、みんなセルフビレイをとって、ザイルを出す。鎖はあてにならないから、慧をこっちで確保して、トラバースしてもらう。岩壁にへばりつきながら進み、その先岩が曲がり、足元がすっぱ抜けているように見える所まで行って、どう?っと聞いてみると、ここからは行けそうです〜の返答。よしよし。実際通過してみると、足場がある。鎖も少し頼りにしていけば、大丈夫だった。
少し手間取ったが、進む。F4をすぎて、見覚えのあるF5に。ここは鎖が付いてるルートでザイルを出して登る。待っている間、すごく寒い。由里は手がかじかんでかわいそうだった。やはりザイルを出すと1時間だ。
滝上で休憩。新道が通っていたが、まだ時間は大丈夫だろうということで、先に進む。
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