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Yamareco

記録ID: 666169
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳へ、キタダケソウ、そしてたくさんのお花

2015年06月25日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:23
距離
13.5km
登り
1,973m
下り
1,975m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:50
休憩
1:23
合計
9:13
6:48
6:51
73
8:04
8:11
64
9:15
9:15
11
9:26
9:30
31
10:01
10:07
10
10:17
10:17
17
10:34
10:49
16
11:05
11:07
7
11:45
11:45
23
12:08
12:08
14
12:22
12:49
13
13:02
13:02
10
13:12
13:14
14
13:28
13:30
8
13:38
13:38
45
14:23
14:38
50
15:28
15:28
12
15:40
15:40
4
15:44
ゴール地点
天候 晴れ、曇り
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
南アルプス林道の夜叉神から広河原、
南アルプス公園線の奈良田から広河原まで冬季閉鎖解除。
同時にマイカー規制開始です。
南アルプス林道では、通常は芦安の無料駐車場に
車を置いてバスや乗り合いタクシー利用。
芦安からの乗り合いタクシー=乗車料1100円+協力金100円=1200円。

南アルプス公園線では奈良田付近に車を置いてバス利用。
11月初旬まで。

私の場合は、自宅からは芦安目指すだけ。
近いのがうれしい。
30分。

詳細はこちら。
http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/50915161945.html
コース状況/
危険箇所等
全体を通じて、厳しいですね。
距離は短いですが、急登りも多く、体力消耗します。
身体への負担も大きいので十分に食べ、十分にストレッチなどで
ほぐしておきたいですね。
正直、鳳凰三山を夜叉神から地蔵ケ岳まで往復するより負担が大きいような気がします。
私の場合、2800mを越えると、酸素の薄さを感じてくるので、そのことも
影響しているでしょうね。

(広河原−白根御池小屋分岐)
登山道が沢状になっているところがありますが、特に問題ありません。
増水時注意。

(白根御池小屋分岐〜二俣)
特に問題ありませんが、ちょっとわかりにくいところあります。
沢に架けられた仮設の橋は滑りやすいので注意。
二俣手前からちょっと雪の上を歩きます。
季節が進行すれば、それもなくなるでしょうが、、。

(二俣〜右俣〜小太郎尾根分岐)
急登です。
下りはガレているので、浮石等に注意。
小太郎尾根分岐直前で雪の壁がありますが、端の融けたところを通過可能。

(小太郎尾根分岐〜北岳肩の小屋)
幾分、勾配は緩やかになり、周囲の眺望も開けるので、
気持ちよく歩けるでしょうか。それでも足許は、
厳しいところもあり、下山時注意。

(北岳肩の小屋〜北岳)
最後の急登り。
幾筋にも歩けるところがありますが、
一番歩きやすいところを慎重に選択。
下山時はやはり注意。

(北岳〜吊尾根分岐〜トラバース分岐)
かなりガレており、下りは慎重に。

(トラバース道)
雪はなくなっています。
ただ、本来梯子などたくさんで厳しい道です。
落石注意。

(稜線トラバース分岐〜吊尾根分岐)
厳しい道です。
下りでは注意。

(白根御池小屋〜白根御池小屋分岐)
下りで使用。
急な下りがあります。
浮き石も多く、慎重に進みたいですね。
下りでは、バスの時刻も気になりますが、落ち着いて。



この場所で、6月27日には開山祭を開催。
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この場所で、6月27日には開山祭を開催。
広河原から北岳しっかり見えず、残念ですが、梅雨時ですから仕方ありません。
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広河原から北岳しっかり見えず、残念ですが、梅雨時ですから仕方ありません。
二俣までもたくさんお花がありました。
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二俣までもたくさんお花がありました。
本当にたくさんお花が、、最初から何度も立ち止まりです。
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本当にたくさんお花が、、最初から何度も立ち止まりです。
時にはしゃがみこんで。
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時にはしゃがみこんで。
ちょっとピンクが混じっていますね。
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ちょっとピンクが混じっていますね。
可憐なお花です。
とても全ての名前はわかりません。
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可憐なお花です。
とても全ての名前はわかりません。
80%お花の名前がわかれば、気持ちよいでしょうね。
80%お花の名前がわかれば、気持ちよいでしょうね。
イチリンソウなんでしょうね。
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イチリンソウなんでしょうね。
葉っぱがかわゆいです。
4
葉っぱがかわゆいです。
二俣の手前で雪。
登山道は雪なし。
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二俣の手前で雪。
登山道は雪なし。
北岳見えていますね。
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北岳見えていますね。
黄色のお花です。
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黄色のお花です。
二俣付近です。
左俣、雪渓を選択しなくても、二俣直前、ちょっと雪の上を進みます。
数十メートルだったでしょうか、、。
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二俣付近です。
左俣、雪渓を選択しなくても、二俣直前、ちょっと雪の上を進みます。
数十メートルだったでしょうか、、。
二俣から北岳。
お花のパレードです。
この辺りでは青空で暑く感じていました。
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お花のパレードです。
この辺りでは青空で暑く感じていました。
二俣から右俣へ。
鹿よけのネットが設置されていますね。
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二俣から右俣へ。
鹿よけのネットが設置されていますね。
何度も撮ります。
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何度も撮ります。
ゼンマイ、、かわゆいです。
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ゼンマイ、、かわゆいです。
こんにちは、、と迎えてくれているようでした。
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こんにちは、、と迎えてくれているようでした。
シナノキンバイでしょうね。
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シナノキンバイでしょうね。
シナノキンバイでしょうね。
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シナノキンバイでしょうね。
右俣登ってきて、雪か、、、
いや、端を通過しますので、雪の影響なし。
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右俣登ってきて、雪か、、、
いや、端を通過しますので、雪の影響なし。
ミヤマダイコンソウかな、、小太郎尾根分岐からたくさん咲いていました。
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ミヤマダイコンソウかな、、小太郎尾根分岐からたくさん咲いていました。
甲斐駒ケ岳は1日中、姿を見せてくれませんでした。
手前のピークは小太郎山。
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甲斐駒ケ岳は1日中、姿を見せてくれませんでした。
手前のピークは小太郎山。
ミヤマダイコンソウかな、、仙丈ケ岳を真ん中に。
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ミヤマダイコンソウかな、、仙丈ケ岳を真ん中に。
イワウメかな、、。
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イワウメかな、、。
仙丈ケ岳を背景に、、。
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仙丈ケ岳を背景に、、。
北岳を背景に。
再び、仙丈ケ岳を背景に。
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再び、仙丈ケ岳を背景に。
ハクサンイチゲ。とてもたくさん咲いていました。
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ハクサンイチゲ。とてもたくさん咲いていました。
もっともっと、咲いていますよ。
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もっともっと、咲いていますよ。
気分良いです。
本当にハクサンイチゲがたくさんでした。
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本当にハクサンイチゲがたくさんでした。
紫色のお花も、、
紫色のお花も、、
まだまだハクサンイチゲ。
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まだまだハクサンイチゲ。
シオガマなんでしょうね。
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シオガマなんでしょうね。
お花ばかり写真に収めて、ようやく北岳肩の小屋です。
スタッフが集まっていました。
大勢いるんですね。
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お花ばかり写真に収めて、ようやく北岳肩の小屋です。
スタッフが集まっていました。
大勢いるんですね。
キバナシャクナゲ。
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キバナシャクナゲ。
これでもか、、まだまだお花です。
これでもか、、まだまだお花です。
これは、、、?
北岳山頂。
これは一人写真。
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これは一人写真。
イワベンケイでしょう。
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イワベンケイでしょう。
お花って、本当にたくさんですね。
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お花って、本当にたくさんですね。
北岳山頂から八本歯のコル方面にガレ場を下りてきました。
吊尾根分岐です。
キタダケソウの情報収集します。
北岳山頂から八本歯のコル方面にガレ場を下りてきました。
吊尾根分岐です。
キタダケソウの情報収集します。
北岳山荘に向かうようなトラバース道に入って池山吊尾根が存在感を示します。
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北岳山荘に向かうようなトラバース道に入って池山吊尾根が存在感を示します。
これはハクサンイチゲ。
これはハクサンイチゲ。
紫色のお花。
これはキタダケソウでしょうね。
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これはキタダケソウでしょうね。
これもキタダケソウ。
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これもキタダケソウ。
これもキタダケソウ。
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これもキタダケソウ。
奥も手前もキタダケソウ。
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奥も手前もキタダケソウ。
間違いなく、キタダケソウ。
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間違いなく、キタダケソウ。
キタダケソウでしょう。
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キタダケソウでしょう。
キタダケソウ。
結構見つけています。
今週末で終わりとなるかも、、。
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キタダケソウ。
結構見つけています。
今週末で終わりとなるかも、、。
これもキタダケソウでしょうね。
これもキタダケソウでしょうね。
トラバース道は厳しい。
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トラバース道は厳しい。
お花の写真を撮るのは楽しいです。
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お花の写真を撮るのは楽しいです。
稜線ではこのときだけか、、間ノ岳が山頂まで見えたのは、、
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稜線ではこのときだけか、、間ノ岳が山頂まで見えたのは、、
間ノ岳を背景にして、、
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間ノ岳を背景にして、、
厳しいところのはかない生命。
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厳しいところのはかない生命。
ハクサンイチゲも間ノ岳を背景として。
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ハクサンイチゲも間ノ岳を背景として。
北岳も背景にします。
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北岳も背景にします。
この鳥は、、?
北岳に再び戻ってきました。
本日2回目の登頂。
周囲はガスですね。
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北岳に再び戻ってきました。
本日2回目の登頂。
周囲はガスですね。
北岳肩の小屋を過ぎ、小太郎分岐に向かっています。
仙丈ケ岳を背景にハクサンイチゲ。
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北岳肩の小屋を過ぎ、小太郎分岐に向かっています。
仙丈ケ岳を背景にハクサンイチゲ。
池山吊尾根を背景に、、
池山吊尾根を背景に、、
白根御池小屋。

感想

本日6月25日より、北岳の登山口となる広河原へのアクセスが可能となりました。
普通の登山者にはうれしいニュースです。

2014年は、南アルプス林道が広河原まで開通してまもなくの
崩れで2ヶ月ほども通行止めが続きました。
そもそも南アルプス林道も南アルプス公園線も脆いのですが、
さすがに長い通行止めは地元への影響は大きいでしょうね。
今年はどうでしょう?
相手が自然ですから、、どうにもならないときがあることも
完全に否定はできません。

さて、北岳ですが、昨年2014年は一度も登っていません。
目の手術、入院等の影響ですね。

2013年は9月13日に北岳、間ノ岳、熊ノ平小屋、仙塩尾根、
仙丈ケ岳と歩きました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-343754.html
北岳単独では2011年11月4日が最後のようです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-146829.html

今回、6月に北岳を歩いたのですが、6月は2回目となります。
1回目は2009年6月25日でした。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-41556.html

本来は、6月22日月曜日に山を予定していましたが行かず、
C-chanが本日山を予定していましたが、都合悪く、
それならわたしが、、と、急遽決めた山行きでした。

目的地はあまり悩まず、北岳。
キタダケソウを見たいと思いました。
雪融け早くて雪も少ないようですが、
雪渓はまだたっぷりあるようです。
その雪渓は避け、アイゼン等不要なルート取りをしました。

初めて、キタダケソウを見たのは、2011年7月13日でした。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-121515.html

キタダケソウにつきましては、
各種情報ではもう終わっているとか、満開とか、、情報
入り乱れ、北岳山荘に前日問い合わせると、トラバース道で
満開、、ただ、今週末が精一杯か、、というものでした。
それを頼りにします。

芦安からの乗り合いタクシー、バスで朝一番早いのは、この時期
平日は5:30出発。
土日は5:10ですね。

逆算で3:30起床とします。
4:30過ぎには、自宅を出発して、コンビニで朝昼食。
芦安には、5:10頃到着。

5:30の乗り合いタクシーは6台出動とのことでした。
北岳を囲むように流れる野呂川の釣り解禁も本日で、釣り客も半分ほどか、、?

芦安から広河原までの50分の乗り合いタクシーライドはちょっと苦痛ですね。
気をつけないと車酔いで、登山に影響を及ぼしてしまいますね。

北岳はお花が多くて、かなりの時間をお花の撮影に費やしました。
全ての名前はわかりませんが、とてもお花に惹かれます。
主題のキタダケソウもトラバース道で多く見ることができました。
多くと言いましても、群落を成していた
ハクサンイチゲの比ではありませんが、、。

梅雨の晴れ間、充実したときを過ごしました。

下山してくる登山者もいましたが、大抵は、
仙丈ケ岳辺りから縦走だったり、
池山吊尾根から入山した人たちのようでした。

帰りは16:10の乗り合いタクシー。
釣り客がほとんど。
釣りの世界でも山のお花と同じように季節が2−3週間は進んでいるらしい。
興味深いお話聞きました。
登山者は白根御池小屋で一緒になった
京都から来たという若者と私だけでした。

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コメント

ゲスト
さっそく行かれましたね♪
Y-chanさん、こんにちは

広河原まで開通して早速北岳行かれましたね
今年は見れないかも、なんて言われていたキタダケソウも沢山見れて、羨ましいです

>> 正直、鳳凰三山を夜叉神から地蔵ケ岳まで往復するより負担が大きいような気がします

うひ〜〜、そうですか。この夏行こうと思っていましたけど、覚悟しときまっす
2015/6/29 9:41
Re: さっそく行かれましたね♪
vino_rossoさん
今回は、広河原までの冬季閉鎖解除を狙ったわけでもなく
偶然、C-chanの山行きが出来なくなったからでした。
運よく、キタダケソウも見ることができ、とても満足でした。

北岳は、地図上でも見れば分かりますが、
南アルプス市内です。
すなわち、私にとっては市内を歩いた、、
怒られそうですが、そうなんです。

疲れると物が二重にみえることがあり、
遠方には、行けそうもない私には、
鳳凰山とか北岳とか、甲斐駒ケ岳とか、八ケ岳が主な出没場所になりますね。

本日も八ケ岳に行きましたが、帰りは物が二重に見えて、大変な運転となりました。
再び、手術しないと駄目かな、、


北岳は標高差が大きく、かつ、一気に高度を稼ぐ感じで、
緩やかに登る夜叉神からの鳳凰山に慣れていると、ちょっとしんどかったです。

今年は、月に一回、北岳に登ろうかな、、とも考えています、、。

Y-chan
2015/6/29 20:28
プロフィール画像
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