「富士山」富士スバルライン5合目〜吉田口登山道※単独登山は、8合目から付き添い下山になりました
- GPS
- 12:24
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 1,983m
- 下り
- 1,993m
コースタイム
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 4:00
- 合計
- 12:24
歩行距離=26.61km
標高差=1,472m
平均速度=2.14km/H
※全てGPSログより
天候 | 晴時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
通行時間=3:00〜20:00/6月 通行料金=2,060円/普通車 注意事項 営業時間外は、人も車も、駐車場を含め有料道路内に残ることはできません。 なので車中泊は無理かもしれません。でも山荘泊の場合はどうすんだ? 富士スバルラインHP http://subaruline.jp/ 道路状況:カーブ多し 駐車場:富士スバルライン5合目の無料駐車場 トイレ:駐車場の他、いくつかの山荘にあり(有料\200円) コンビニ:R139上に数件ありますが、スバルライン内にはありません 5合目の売店は開店時間内であれば、購入可 |
その他周辺情報 | 富士の国やまなし観光ネット http://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/event/pe_8037.html |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖シャツ
ノマドジャケット
ズボン
靴下
帽子
雨具(ストームクルーザー上下)
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食(おにぎり×2+パン+大福)
非常食(ビタミン剤+ドライフード+ カップヌードル)
飲料(スポーツドリンク×4)
ジェットボイル
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ(予備)
予備電池(GPS+ デジカメ用)
GPS
ファーストエイドキット
常備薬(痛み止め)
日焼け止め
リップ
ロールペーパー
保険証(コピー)
携帯
タオル
ツェルト
ストック
浄水ストロー(常備)
万能ナイフ(常備)
カメラ(コンデジ+ミラーレス)
エクストラクターポイズンリムーバー(常備)
パラコード30m(常備)
軽アイゼン(予備)
ホッカイロ(予備)
ネックウォーマー(予備)
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感想
2015年6月28日(日)
雨続きでルート繋ぎが多くなっていた週末登山。
ところが天気予報を確認すると、快晴で迎える事が判明した。
狙いはスバルライン5合目からの富士登山+お鉢巡りである。
実は6/28現在、山梨県側も富士山は開山していないが、それもあと3日である。
雪の少ない2015年は、既に残雪は無く、天候に支障がなければ
夏山に等しい状況となっていたので、開山後の混雑を避けるべく富士山に向かった。
今回の登山口は、富士山スバルライン5合目から吉田口登山道を使う。
これで、昨日の「倉見〜三ツ峠」と合わせて、
かなり広範囲のルートを繋げる事ができるからである。
さて、その富士登山はと言うと、
前日の三ツ峠の疲れからか、太ももの筋肉に疲れが出るのが早かった。
ついでに息が上がり始め、久しぶりの3,000m級に体がついていかない(T^T)
あっと言う間にペースダウンする。
更に、あちこちで臨時休憩が勃発し、珍しく山荘の中で休憩もした。
外で休憩しても良かったのだが、風が強かった為、
体の冷え=体力の低下となるのが嫌で、中に入れさせて貰った。
ちなみに、あちこちの山荘がオープンしているのは事前に調査していた。
その山荘でメニューを見たとき、「てんぷらそば」に目がいったが、
行動食を食べたばかりなので、暖かい味噌汁を頂く事にしました。
ただ価格400円、それが目の前に出てビックリしました。
具沢山の味噌汁を期待(期待したのが馬鹿でしたが)していたが、
出てきたのは、一般業務用カップ味噌汁です。
原価20円くらいでしょうね……(-。-)ボソッ
ちなみに「てんぷらそば750円」は、「○どりのたぬき」です、多分。
なお山荘により価格は違うようです。
ただ、ご主人+アルバイトの人たちはとても良い人で、色々お話したのは
楽しかったです、暖かい味噌汁も、それはそれで助かりました。
価格等の記載はあくまで、情報としてです。
山荘をあとにして、再び疲労蓄積状態の体に鞭を打ちつつ、山頂を目指します。
結果1Hで山頂到着……、だが、ここから剣が峰がちと遠い。
富士宮口からなら15分程度だが、ここからだと約1H掛かる。
いや〜シンドイ!
ただ初めて回るお鉢巡りと、その眺望に支えられ本当の頂に到着します。
人はいますが、写真撮影の為の空間は空けつつの配慮がある感じです。
いや、良い雰囲気です。
剣が峰をあとにして、再度お鉢巡りの続きから下山へと向かいます。
本来下山道は上りとは別にあるようなのですが、
間違い多発との宣伝文句に、安全を掛けて上りと同じ道を進みました。
下りになると体力の不安は全くなくなり、軽快に足を運び良いペースで進みました。
が、吉田口八合の辺りの岩場付近で、目の前に挙動不審な人が目に入りました。
(挙動不審は失礼な言い方ですが)
気になりつつも、一気に通り過ぎましたが、岩場を降りたところで振り返ると
明らかにおかしな動きに気がつきました。
頭に過ぎったのは、「高山病」「その他疾病」「怪我」、
それと「上から見る高度感の恐怖」です。
しばらく見ていましたが、一向に降りてくる気配がありません。
ここで、ザックを下ろして、今下りて来た岩場を登ってその人に声をかけました。
「大丈夫ですか?降りられますか?」
「膝が……(T^T)」
富士山の標高差と岩場の落差で、ひざを痛めてしまったようです。
高山病と寝不足も重なり、かなり重症の様子でしたが、
岩場の下山ルートを指示すると、何とか下りられる感じだったので、
このまま付き添い下山する事にしました。
途中何度か貧血を起こしましたが、休憩を取りつつ回復を待ち
更に膝痛を我慢し歩き続けて、ようやく下山したのは5H後の16時過ぎ。
道中は気を紛らわせるようにと、しゃべり続けましたが、
それに付き合うのも辛かったかもしれません。
また無理に歩かせてしまったのかとも思います。
なので途中、山小屋に助けを求めていれば、と今は反省しています。
実際チャンスは一杯ありましたから。
異常に気がついたのは良かったのですが、その対応はどうだったのか……(-。-)ボソッ
本当に歩けなかったりしたら、救助要請ですが、
下山させてあげたい、との思いもあったのは事実です。
その判断は難しいです。
繋ぎ、もう富士山まで達成されたのですね!
おめでとうございます。
お疲れ様です。
吉田口からは、私も去年登りました。初めての富士山で懐かしい景色。剣が峰は行ってないので見た事がない景色でした。
すごくいい天気で良かったですね。日帰りで行ってしまうとは、さすがです。
お味噌汁は、メニューに「インスタント味噌汁」と書いて欲しかったですね(笑)富士山価格にびっくりです。
下山時、体調不良の方、付き添って下さって心強かったと思いますよ。本人が山小屋で休みたいとおっしゃってないのなら、下山で良かったのではないでしょうか。難しいですね。私なら感謝して命の恩人と思いますが...(^^)
ado-yoさん、ありがとうございます。
色々な条件が重なって、思い立った直後に達成してしまいました。
とりあえず繋ぎは広がり、野望第一弾は完了かな。
第二段以降は体力と、他の目標と相談しつつですね。
なお富士山の料金は把握しているつもりでした、地元なので。
ただ久しぶりに山荘に入ったので、浦島太郎になっていた様です。
でも働いている人達は、良い人でしたよ。
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