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Yamareco

記録ID: 667992
全員に公開
ハイキング
丹沢

上の原からサカセ古道で城ヶ尾峠まで、畦ヶ丸経由で大滝

2015年06月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:02
距離
17.6km
登り
1,601m
下り
1,567m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:38
休憩
1:25
合計
10:03
6:11
60
スタート地点
7:11
7:25
110
9:15
9:38
82
11:00
11:06
38
11:50
12:08
25
12:33
12:39
44
13:23
13:24
30
13:54
13:54
30
14:24
14:34
42
15:16
15:16
24
15:40
15:43
30
16:13
16:14
0
16:14
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上の原、大室生神社前の駐車スペース
上の原、大室生神社前から、中川温泉と丹沢の山並みを望む。
上の原、大室生神社前から、中川温泉と丹沢の山並みを望む。
今朝の神社。いつもお世話になっております。
今朝の神社。いつもお世話になっております。
二本杉峠。何だかもはや通学路と化してきたような気もする(^^;
二本杉峠。何だかもはや通学路と化してきたような気もする(^^;
さかせ古道に入って、左手が先日下った、千鳥橋への尾根。ここから先は未知の領域。
さかせ古道に入って、左手が先日下った、千鳥橋への尾根。ここから先は未知の領域。
谷を越えるところは、すべて道は崩壊。谷を越えるために下る用のロープが。
谷を越えるところは、すべて道は崩壊。谷を越えるために下る用のロープが。
谷底に下りたら、その先の道に復帰するため、がけをよじ登る。こちらにもロープあり。
1
谷底に下りたら、その先の道に復帰するため、がけをよじ登る。こちらにもロープあり。
ところどころ、石組みが残っていました。丁寧に作られ、大事にされていた道だったんだなということが分かります。
ところどころ、石組みが残っていました。丁寧に作られ、大事にされていた道だったんだなということが分かります。
大きな崩落地。ここを越えて、向こうに見える道の続きに行かなくては。
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大きな崩落地。ここを越えて、向こうに見える道の続きに行かなくては。
時々ずざざざっと滑り落ちつつ、真ん中の倒木まで何とか辿りつき、崩壊地を越える。ここが一番大変だった。
時々ずざざざっと滑り落ちつつ、真ん中の倒木まで何とか辿りつき、崩壊地を越える。ここが一番大変だった。
普通の斜面や尾根上では、比較的道はきれいに残っていて、歩きやすいです。
普通の斜面や尾根上では、比較的道はきれいに残っていて、歩きやすいです。
橋? 使いません(^^;
橋? 使いません(^^;
最後の大きな谷に近づいてきた。ここもやっぱりかなり激しく崩れているけど、さっきよりは越えやすかった。
最後の大きな谷に近づいてきた。ここもやっぱりかなり激しく崩れているけど、さっきよりは越えやすかった。
その谷に残っていた石組み。これは、古い堰堤の跡でしょうか。
その谷に残っていた石組み。これは、古い堰堤の跡でしょうか。
その後、道は尾根に乗り、下ります。
その後、道は尾根に乗り、下ります。
途中で見失いそうになりつつ、シカ柵の脇の道に復帰して、
途中で見失いそうになりつつ、シカ柵の脇の道に復帰して、
ほどなく大又沢林道に到着です。
ほどなく大又沢林道に到着です。
地蔵堂。まつだけいさつの看板が、社に立てかけられていました。誰か動かしたなw
2
地蔵堂。まつだけいさつの看板が、社に立てかけられていました。誰か動かしたなw
地蔵平。ここに来ると、なぜかいつも天気がいい。彼方に見える大界木山と、左がこれから登る信玄平の尾根。
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地蔵平。ここに来ると、なぜかいつも天気がいい。彼方に見える大界木山と、左がこれから登る信玄平の尾根。
富士見橋を渡ってから沢に下りられないか見てみたけど、とりつくしまなし。
富士見橋を渡ってから沢に下りられないか見てみたけど、とりつくしまなし。
結局、林道から沢に下りたところで、靴を脱いで渡渉しました。今の季節ならでは。冷たくて気持ちいい。
結局、林道から沢に下りたところで、靴を脱いで渡渉しました。今の季節ならでは。冷たくて気持ちいい。
対岸に、黄色のテープとケルンあり。ここから登るようですね。
対岸に、黄色のテープとケルンあり。ここから登るようですね。
しばらくずっと斜面をトラバースしながら、進んでいきます。
しばらくずっと斜面をトラバースしながら、進んでいきます。
曲がる道とまっすぐの道が分岐したところで、まっすぐ進んでみました。こっちは登山道じゃなかった(^^; でもこんな石組みのある道で、これって単なる作業道とは思えないんだけど。。。
曲がる道とまっすぐの道が分岐したところで、まっすぐ進んでみました。こっちは登山道じゃなかった(^^; でもこんな石組みのある道で、これって単なる作業道とは思えないんだけど。。。
仕方なく、手近の登りやすそうな尾根を登ることにしました。登りやすかったです。
仕方なく、手近の登りやすそうな尾根を登ることにしました。登りやすかったです。
尾根上に登り上がり、どうやら登山道と合流。
尾根上に登り上がり、どうやら登山道と合流。
ちょうど、シカ網の向こうに、菰釣山と大栂の展望がある地点でした。
ちょうど、シカ網の向こうに、菰釣山と大栂の展望がある地点でした。
登山道わきの巨大な枯れ木。
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登山道わきの巨大な枯れ木。
信玄平に到着。
この前、ちょこっと歩いてみた奥野歩道(旧東海自然歩道)の出発点。
この前、ちょこっと歩いてみた奥野歩道(旧東海自然歩道)の出発点。
奥野歩道が、尾根の反対側に続いているように見える。これは、菰釣山のシキリ尾根方面に続く、白石歩道〜城ヶ尾歩道ですね。気になる。。。
奥野歩道が、尾根の反対側に続いているように見える。これは、菰釣山のシキリ尾根方面に続く、白石歩道〜城ヶ尾歩道ですね。気になる。。。
こんな古い橋。でもまだ現役。
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こんな古い橋。でもまだ現役。
ここで右に行くと、山腹をトラバースしてるようで(少し先に道標がある)、多分崩壊地につながるという道でしょう。左に行くと尾根上を登れると思うので、左に行きます。崩落地はもうおなかいっぱい。
ここで右に行くと、山腹をトラバースしてるようで(少し先に道標がある)、多分崩壊地につながるという道でしょう。左に行くと尾根上を登れると思うので、左に行きます。崩落地はもうおなかいっぱい。
急斜面を登りきると、ササヤブになってきます。人の背丈ほどの枯れササ。でも、経路ははっきりしています。
急斜面を登りきると、ササヤブになってきます。人の背丈ほどの枯れササ。でも、経路ははっきりしています。
奥の明るいのが、城ヶ尾山山頂。写真左側から出てきて、稜線登山道と合流しました。
奥の明るいのが、城ヶ尾山山頂。写真左側から出てきて、稜線登山道と合流しました。
城ヶ尾山山頂は、ぽっかり開けた明るい(暑い)広場。でも、展望はゼロ。
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城ヶ尾山山頂は、ぽっかり開けた明るい(暑い)広場。でも、展望はゼロ。
城ヶ尾峠。涼しい風が吹きぬけ、気持ちいい。
城ヶ尾峠。涼しい風が吹きぬけ、気持ちいい。
大界木山への途中の数少ない展望。左の双峰は屏風岩山、右は世附権現山。
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大界木山への途中の数少ない展望。左の双峰は屏風岩山、右は世附権現山。
左の大きい御正体山、右奥は三つ峠。
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左の大きい御正体山、右奥は三つ峠。
大界木山山頂。
畦ヶ丸手前から、菰釣山。その下の尾根が、信玄平のある登ってきた尾根。
畦ヶ丸手前から、菰釣山。その下の尾根が、信玄平のある登ってきた尾根。
畦ヶ丸避難小屋。頂上は、スルーしました(^^;
畦ヶ丸避難小屋。頂上は、スルーしました(^^;
大滝峠上から、一軒家避難小屋へ下る沢沿いの道。美しい沢。
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大滝峠上から、一軒家避難小屋へ下る沢沿いの道。美しい沢。
一軒家避難小屋
大滝への道。この道が数十年放置されたら、サカセ古道みたくなるんでしょう。石組みも似たような感じだし。
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大滝への道。この道が数十年放置されたら、サカセ古道みたくなるんでしょう。石組みも似たような感じだし。

感想

この前ちょっとだけ歩いたサカセ古道で、上の原から二本杉峠、地蔵平、城ヶ尾峠と辿ってみました。
二本杉峠から北にひとつ小さな峰を越すと、廃道が左に出ているところ、ここが鞍骨峠といわれていたところかもしれません。

地蔵平までは、斜面や尾根を越すところは古道は割ときれいに残っていて歩きやすいけれど、谷を越すところは例外なく崩壊しています。残置ロープのあるところもあります。どこも、一度谷に下りてから、道まで登り返す必要があります。ところどころ、石積みの残っている箇所もあります。

地蔵平から信玄平を経て城ヶ尾峠に行く道は、地蔵平で大又沢を渡渉して、しばらく尾根斜面をトラバース。登山道は途中で左に折れ、ジグザグに尾根上に登っていますが、まっすぐ進む道もあり、そちらに行ってみました。こちらにも途中、石積みが残っているので、こちらが元のサカセ古道かもしれません。植林の作業道でわざわざ石積み作りませんよねぇ?
いつまで行っても尾根上に登る気配がないので、心配になってきてw もういいやと途中の小さな尾根を登って、登山道と合流しました。どこまで続いているのか、ちょっと興味あります。(追記:ネットで調べてみたら、やはりこちらがサカセ古道のようです。もうちょっと行ってみればよかった)
旧東海自然歩道と合流する手前あたりは広くゆったりした尾根で、なるほど、ここなら馬で行き来できそうです。武田の騎馬隊も通ったんでしょうかね?
この分岐から、左への道がありました。林班図を見ると、菰釣山シキリ尾根まで白石歩道というのが出ています(シキリ尾根からは城ヶ尾歩道と名前を変え、大栂から富士見峠への尾根付近まで続く)。多くの沢を経由しているので、多分ボロボロでしょう。
城ヶ尾峠に向かう登山道はその後、途中で尾根を離れますが、そちらは大きく崩壊してるらしいので、そのまま尾根伝いに城ヶ尾山まで行きました。上部はササのヤブです。経路ははっきりしています。

そのあと、畦ヶ丸を経て(頂上はスルーしたけど(^^;)大滝まで下りました(大滝峠上から一軒家避難小屋までの道は行ったことなかったので)。きれいな沢沿いの道です。
その後、大滝からバスで上の原まで戻りました。

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