由布岳 - 御鉢巡りと日向岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 1,033m
- 下り
- 1,032m
コースタイム
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 7:25
天候 | 曇のち晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道10号線〜宇佐IC〜別府IC〜県道11号〜正面登山口駐車場 |
その他周辺情報 | 下山後は正面登山口から車で15分の『塚原温泉』で入浴。 火口見学が大人200円で出来るそうです。 |
写真
装備
備考 | ※ルート図は手入力です。 |
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感想
2週間ほど前、山師匠のocelot7さんからお誘いを頂き、次の山はどこにしようかと調整を続けていた。
当初、山口県内の山でテン泊&呑みの方向であったが、仕事都合等が影響して「この山に!」という決定打が出ないため、日帰り酒抜きの妥協策で目的地を探す(笑
山行日の28日まで前々日となった26日の夕刻、ocelot7さんから「足を伸ばせるなら由布岳はどう?」というメッセージを受信。
ここから急速に由布岳モード。
なぜなら私はまだ由布岳に登ってなかったので。
なぜか、今までパスしていた山。
ということで、アルコール抜きの日帰り登山は由布岳に決定。
28日05:00、山口県某所を出発。
天気予報は曇りのち晴れ。
晴れ男パワーを信じて高速道路をひた走る。
正面登山口には07:50頃に到着。
無料駐車場に空きがあることを願っていたが、前を走っていた車が無料駐車場への駐車を諦め、向かい側の有料駐車場に入って行った(汗
たしかに見たところ満車だったが、念の為、助手席の私が確認のために車を降りる。
すると、運良くトイレ裏にギリギリ1台分のスペースがあった(ウンコだけに?
「背に腹は代えられない!」と言ったかどうかは知らないが、日頃の行いがこういう時に現れるのだなと心の中で呟く(ウソ
とりあえず、駐車をしたら速やかに準備に取り掛かる。
準備を終え、軽く準備運動をしたら出発〜!
しかし、牧草地帯から見上げるも、由布岳の姿は雲の中。
下山時には優雅な姿を見せてくれることを信じて樹林帯へと入った。
強い日差しがない分、過ごしやすい気温で登りは比較的快調。
とはいえ、つづら折の途中で若者3人組や、トレラン?のグループに先行して頂いた。
この時間(9〜10時)に降りて来る方も多くいました。
早朝から登られてたんですかね、私も次回は早朝というか夜のうちに登って、山頂から星を撮ってみたいなと思いました。
初めての由布岳、正面コースは意外と登りやすいという印象。
今まで敬遠してた理由につづら折の存在があったのですが、これなら平気です。
『マタエ』が見えてくる頃、頭上には青空が広がっていましたが、眼下は依然として雲だらけ。
マタエに到着したら、先程、先行してもらったトレラングループが休憩を終え、これから西峰へ向かうところでした。
レンズ越しに『障子戸』の鎖場をクリアしていく様子を見ますが、あまり高度感や恐怖は伝わってきません。
横移動の鎖場で女性が「きゃーきゃー」叫んでいる様子です。
この時点では他人事でした(-。-)y-゜゜゜
(※私はタバコを吸いません、あくまでイメージですよ)
10分後、我々もマタエでの休憩を終えて西峰へと向かうことにしました。
障子戸の下に立つと岩壁が迫ってきます。
その場から見上げると岩壁は垂直と言ってよいほどに切り立っています(汗
縦方向に登る分にはそこまで怖くないですが、問題は横移動。
足を置く位置を慎重に確認しながら、なんとかクリア。
これは...大崩山の象岩トラバースよりも、ある意味怖いかもしれない。
先程まで他人事でした、ゴメンナサイ(ノД`)・゜・。
難所をクリアして安堵の面持ちで西峰に到着、ノンアルコールビールで乾杯。
少し早めの昼食を摂り、眼下に広がる雲海が切れることを願いながらしばし滞在。
徐々に人も増えてくる。
多くの人が雲海に「わぁ!」と声を上げていた。
結果、九重連山も顔を出してくれなかったが、雨に降られるよりマシと、お鉢巡りへと向かった。
『剣ノ峰』は私の中で今回一番気に入ったポイントでした。
星生山にしても、大崩山の湧塚にしてもそうだけど、やっぱり岩尾根カッコイイ。
で、ぐるっと進んで東峰に到着。
登り返してクタクタの態な我々は、ハエ、カメムシ、カミキリムシなどの大歓迎を受ける。
西峰にはほとんど虫は居なかったように思うが、こっちはどうしたことか。
いつもこうなら、西峰でのお食事がよろしいかと存じます(笑
さて、当方からマタエに降りればお鉢巡りが完了となるわけですが、今回我々は東峰で折り返し、東登山口分岐から日向越を経由して下山することにしていました。
なので、正確を期するならば、お鉢巡りは未達成ということになります。
東ルートは急で『日向越』に降りるまでに膝に痛みを感じるようになりました。
歩けない痛みではないですが、この先3km歩くことを考えると足運びも慎重になります。
でも、日向越の周辺はふかふかで膝に優しい素敵な道でした(笑
日向岳を経由した後は正面ルートへ向かい西進します。
青紫色の巨大ミミズを見付けたり、苔生した岩々の森に癒されたり、緑や赤の金属光沢を持つセンチコガネが何らかの動物が掘った糞溜めに集っているのを発見して歓喜したり、膝の痛みも忘れます。
薄暗かった森が徐々に明るくなり、牧草地帯のそばまで戻ったことを確信すると朝に歩いた正面コースの観察路分岐に到着。
樹林帯から牧草地帯に出ると、空は真っ青!
これはっ!と期待して振り返ると由布岳は山頂付近にまだ雲が残っています。
でも、少し待っていれば山頂が顔を出しそうな雰囲気。
登山口までの牧草地帯を歩きつつ、何度も振り返って山頂を確認します。
あと少しで登山口というところで辛うじて山頂が顔を見せてくれました。
わーっ(゜∀゜)!
由布岳ありがとう!
今まで邪険にしてゴメンナサイ!
また、今度登りに来るから!
そう心の中で言い残して、塚原温泉へと向かいました。
今回も良き山、良き温泉に連れて行ってくださったocelot7さんに感謝します。
長距離の運転お疲れさまでした。
雲海も羨ましい^^
jewel7さん
ありがとうございます。
東峰〜マタエは未踏破ですが、お鉢巡り達成認定でも良いですかね?
雲海も美しかったです。
展望はアレでしたが、いい山でしたね。
新緑の鮮やかさ、花の綺麗さ、蟲の多さ(笑)
ほんと東峰のあの状況はどしたことだったんでしょう!?
そして日向岳の穏やかな山相・・・あそこでもっとゆっくりしたい気分でした。
あそこで山呑み出来たらいいですね〜(^^ゞ
まだまだ山はたくさんあります。またご一緒しましょう〜!
ocelot7さん
昨日はお世話になりました&お疲れさまでした。
あれから下道を走りましたが、不思議なくらい信号にも掛からず、21:45に帰宅しました。
その後、片づけをしてから600枚を超える画像の選別して300枚程度にまで減らしたのが、日付も変わった1時頃。
そこでもう睡魔に勝てる気がしなかったので就寝。
今朝7時に起床してから、昼前にようやくup出来ました(笑
あんなに面白い山だとは思いませんでした。
障子戸、剣ノ峯、日向岳、くせになりそうです。
あそこで山呑みも出来るといいですね。
けれど、蟲はノーサンキュー(笑
Hans-R1さん、ocelot7さん、こんにちは。
下関在住のgachapinaです。
私はお鉢には行っていませんが、同じ日に由布岳に登っていました。
10分程早くスタートしたのでタッチの差でお会いできませんでした・・・(>_<)
由布岳は何度か登っていますが、雲海を見たのは初めてでした!
すごく感動しました♪
最後に全貌を見せてくれて、由布さんからのサービスショットですね★
私が下山したときは真っ白だったので(;^^)
本当にかっこいい山容ですよね!
gachapinaさん
ありゃりゃりゃりゃりゃ...(×10)
10分の差ですか!
別府湾SAでトイレ休憩したのが、こんなところで響くなんて(笑
それにしても、雲海綺麗でしたね〜!
もこもこして躍動感ある感じが良かったです。
下界は拝めなかったですが、充分満喫できました。
とても楽しかったので、また夏の間に1回、夜討ち朝駆けしてみたいと思いました。
その際は鎖場は避けたいと思いますが(笑
最後の最後で私の想いが由布岳に通じたようで、端整な姿を見せてくれて惚れそうでした
ホント、かっこいいですね〜!
gachapinaさんのレコも楽しみにしています
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