暑寒別岳（箸別コース）

2015年06月29日(月) [日帰り]

• GPS: 06:03
• 距離: 17.6km
• 登り: 1,058m
• 下り: 1,056m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:27
• 休憩: 0:34
• 合計: 6:01

距離 17.6km 登り 1,058m 下り 1,058m

8:12 箸別避難小屋
10:24 10:25 箸別コース七合目
10:57 コース分岐
11:05 11:37 暑寒別岳
11:54 コース分岐
12:23 箸別コース七合目
14:12 14:13 箸別避難小屋
14:13 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

暑寒別岳箸別登山口駐車場

コース状況／危険箇所等

コース自体に危険個所等はなし。
登山口から一合目までの間で，登山道左側の笹薮からガザガサという音が聞こえ，自分のすぐ横まで来ると音がやみます。自分が4〜5m前に進むと再びガザガザという音が追いかけてきて，横まで来ると音がやみました。ひょっとしてと思い熊笛を鳴らしてまた4〜5m進むと，またまたガザガザという音が追いかけてきて，横まで来ると止まります。ひときわ大きく熊笛を吹き鳴らして前へ進んだところで，音が追いかけてこなくなりました。七合目手前までの林の中の登山道には熊の落し物を多数みていますが，登りでは気が付かなかったものを下りで見かけてもいます。改めて熊の生息域に立ち入っていることを実感しました。

写真

6/29 8:12

駐車場から登山口へ

6/29 8:34

奇妙な気配を感じた方向を振り返って

6/29 8:40

一合目，立ち止まらず，とにかく前へ

6/29 9:02

二合目，ここまでもスピードを緩めず前へ

6/29 9:14

三合目，やっぱり気持ちが悪いので，立ち止まらずに前へ

6/29 9:26

予報では晴れてくる時間になっているのですが・・・

6/29 9:28

休まずに四合目。少し疲れ始めましたが，こおこも立ち止まらずに前へ。

6/29 9:34

残雪部，ピンクテープがしっかりとつけられています。

6/29 9:37

残雪を歩き切って，目に入ったのがこのフギレオオバキスミレ。
初めて立ち止まっての写真でした。

6/29 9:46

五合目，ここで初めての水分補給。

6/29 9:54

登山道に鎮座する熊さんの落とし物（いくつもありましたが，写真は一枚のみにします）。

6/29 10:15

林の切れ目，上空が少し明るくなってきています。
六合目標識は撮影を失念。

6/29 10:25

七合目，ぱっと青空が見えてきて，ここでザックを下ろして小休止。

6/29 10:34

七合目を過ぎて急登が始まりましたが，周りはお花畑。
昨年9月の撤退地点付近です。

6/29 10:37

八合目，微風状態で気持ちのいい登山道。

6/29 10:50

九合目，ここもお花畑。

6/29 10:59

暑寒コースとの分岐を通過。箸別登山口への下山者2名とスライド。この後，暑寒コースへと思われる下山者1名ともスライド。

6/29 11:08

山頂。無風で，気持ちよく独り占め。

6/29 11:17

唯一眺望が開けそうな西暑寒別岳方向。見えているピークはどこでしょう？

6/29 11:22

少し時間がたってからの西暑寒別岳方向。残雪のゼブラ模様がきれい。

6/29 11:38

この鳥はノゴマでしょうか？
目の前の木の枝にしばらく止まっていました。

6/29 11:50

山頂から下山を始めて間もなくの南暑寒岳方向。
南暑寒岳の山頂がかろうじて見えました。

6/29 11:55

再び分岐。

6/29 11:57

固有種，マシケゲンゲ。満開でした。

6/29 12:02

九合目標識に向かう途中のお花畑。
エゾノハクサンイチゲを中心に，シナノキンバイ，ミヤマアズマギク，ハクサンチドリなどなどが一面に。

6/29 12:10

下山方向，再び雲が。

6/29 12:20

山頂方向を振り返って，青空。

6/29 12:20

あきらめきれずに南暑寒岳方向を。

6/29 12:23

七合目手前からの下山方向。この先は林の中へ戻るので一気に下ります。

6/29 13:51

一気に下って一合目，登りのこともあるので，熊笛を鳴らしながらの下山に。

6/29 14:14

登山口に到着。

6/29 14:15

箸別避難小屋。

6/29 14:15

駐車場です。

撮影機器：

SP590UZ OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

mikasaoya

友人から同行を依頼されていた暑寒別岳，その友人が腰痛のためにしばらくは山歩きを休むとのことだったので，天気予報はイマイチでしたが，マシケゲンゲを目的に，昨年9月に強風のために7合目で撤退した箸別コースから上がってみることに。
熊の気配と思われるものに少々ドキドキしながらも，七合目からの青空にスッキリ。一面のお花畑を眺めながら，目的のマシケゲンゲも満開。日本海側と大雪方向は雲海の下，近くの増毛山塊も流れる雲に遮られてほとんど見ることはできませんでしたが，山頂では無風，暑さもそれほどではなく，一人静かな時間をゆっくり過ごせました。