念願のオサバ草の帝釈山と田代山湿原プラスひめさゆり

2015年06月27日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.2km
• 登り: 590m
• 下り: 572m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:30
• 合計: 4:30

8:00 馬坂峠登山口
8:40 8:50 帝釈山
9:50 10:00 弘法大師堂(避難小屋)
10:10 田代湿原分岐
10:30 田代山
10:40 田代湿原分岐
11:50 12:00 帝釈山
12:30 馬坂峠登山口

麓では晴れであったものの、峠に近づくと濃霧から霧雨に…到着後しばらく登るのか考えましたが、折角なので…バッチも頂いたしサッと登ろうかとオサバ草も見てみたいし…その思いで登山開始。案の定、登山道は泥沼状態。田代山湿原も濃霧で視界効かず、幻想的な風景の中を逍遥してきました。あとから多数の登山者と遭遇しますが、とりあえず一番乗りでした。今度は秋の紅葉の時期に再訪したいと思います。

天候

下界は晴れ山は濃霧と雨　午後から一部豪雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

水戸から常陸大宮を抜けて大田原へ400号で塩原を抜けて121号線で352号線へ入り桧枝岐村へ燧の湯が林道を入り馬返峠の駐車場(無料30台綺麗なトイレあり)

コース状況／危険箇所等

国道は全く問題無し、桧枝岐村から馬返峠までの林道は長くて狭くて時間にして1時間掛ります。途中木の枝が落ちていたので、それを退かしながらのダート走行となります。すれ違い車あればやや大変かも知れません。幸い、行き交え車はありませんでした。(一番乗りの為)　特に危険な箇所はありませんが夜間の林道はヤバイかも…。

その他周辺情報

桧枝岐村には温泉が３つ下山後は近い順に燧の湯、駒の湯、アルザ尾瀬の郷各５００円　裁ち蕎麦は村内にたくさんあります。高清水自然公園のひめさゆりは公園の最奥部の標高918mの高地にあります。期間中３００円。駐車場無料6/27現在満開でした。

写真

6/27 12:35

馬坂峠登山口到着！霧雨、ちょっと雨が強くなってきている。下界は晴れだったのに…車で出渋っていると次から次と車が。駐車場30台は可能。

6/27 12:49

桧枝岐村の方からオサバ草祭りの記念バッチを頂く！これが欲しかった…第10回らしい！

6/27 12:34

馬坂峠登山口のトイレ　とても綺麗でした！凄い！

6/27 12:33

帝釈山の登山口の標識

6/27 12:33

こちらは台倉高山への登山口

6/27 12:32

帝釈山登山口の掲示板類　さて雨がひどいけど登山のスタートです。(；´д｀)トホホ…

6/27 7:59

樹林帯を登って行く。

6/27 8:00

登山口からすぐにオサバ草発見！これが見たかった…！

6/27 8:01

歩くと次から次へとオサバ草が…ありますね、やはりちょうど咲きごろですよ！

6/27 8:03

6/27 8:13

登山道は整備されていて問題ありません。ただ整備され過ぎていて木の階段が雨で滑る…(；´д｀)

6/27 8:17

おさば草　白くて小さくて遠目に見ると♡ハートのような形に見えます！

6/27 8:22

そもそもこのエリアは湿原が多いせいか、水分が豊富で苔も活き活き状態。雨は続く…

6/27 8:24

ゴゼンタチバナ　雨に濡れながらたくさん咲いています。

6/27 8:33

稜線上に出たと思ったら…

6/27 8:33

帝釈山の山頂到着です。2,060m　不思議と雨は止んでいます。但し周りの視界は全然ありません。

6/27 8:34

三角点にタッチ　時計の時間は8時35分　1時間掛っていませんね。

6/27 8:34

帝釈山の山頂部分の状態。幸い虫はいませんでした。

6/27 8:43

さて、田代山へと進みます。登山道に木が…雨の滴が大量に掛ります。

6/27 8:44

軽い岩場の補助ロープ　二か所あります。

6/27 8:46

稜線上はこんな感じ

6/27 8:52

また樹林帯に入ります。

6/27 8:53

帝釈山の下りでもオサバ草が至る所に咲いています。

6/27 8:54

途中群生している所もあり、なかなか見応えがあります。

6/27 8:54

白い花か遠くからでも目立ちます！

6/27 8:55

確かに帝釈山の登りと下りのにオサバ草が自生しており田代山に近づくと無くなります。帝釈山の山域のみなのでしょうね！

6/27 8:55

大分、高度を下げました。登山道も泥だらけ…登山靴はもう大変な事になっています。

6/27 9:05

木々も自然の強さに耐えています。

6/27 9:05

登山道の泥ぬか状態が益々大変になります。

6/27 9:08

霧雨でコケ類も活き活きと…なんとオサバ草が生えている…

6/27 9:08

登山道はますます泥沼化が進み、ここまで来るとどうにでもなれ状態。(；´д｀)トホホ…

6/27 9:09

泥沼も湿原化しています。

6/27 9:10

雨が止み、登山道も落ち着き始めました。私の前に一人歩いている？

6/27 9:11

空気と廻りの森の香りがすごく良いです！

6/27 9:11

登山道の整備…木が雨で滑ります…(；´д｀)

6/27 9:13

朽ちた大木

6/27 9:13

朽ちた木々が自然と同化し始めています。

6/27 9:18

安心できる登山道…

6/27 9:20

残雪が突然現れる…

6/27 9:21

一カ月前は雪山状態だったのでしょうね！
ルートはすぐ雪渓をよぎる…リボンが目印。

6/27 9:24

登山道も水分が強い泥となっています。

6/27 9:31

オサバ草の大きな株　今回で一番大きかったです。

6/27 9:32

コケ類も霧雨で元気そう…

6/27 9:33

樹林帯が続く

6/27 9:33

倒木もたくさん

6/27 9:33

倒木の苔の生え方が見事…

6/27 9:36

雨の樹林帯もまた見応えがあります。IPHONEが雨で作動がおかしくなり始めました…(；´д｀)

6/27 9:37

登山道の木の根　とてもよく滑ります。

6/27 9:37

見事な倒木　すごい

6/27 9:48

突然、弘法大師堂(避難小屋)に到着。霧雨が続く

6/27 9:49

別棟のトイレ　すごい　キレイ　土足禁止

6/27 9:50

トイレの内部　本当にキレイです。帰りに管理人さんが清掃をしてました。完璧です。

6/27 9:49

帝釈山からここまで1.9kmが結構長いです。

6/27 9:49

弘法大師堂(避難小屋)の正面　なかなかの小屋です。

6/27 9:51

ドアを開けてびっくり！中は本当に御堂となっています。真ん中に弘法大師様が鎮座、お参りしてからこちらで休憩とご飯。雨の時には助かります。でも何か怖い様な…私一人ですから…

6/27 10:08

田代湿原に到着、一方通行で右回り　霧雨は続く…

6/27 10:07

シナノキンバイ？

6/27 10:07

二車線の木道　視界は20m程度です　全然状況が判りません。

6/27 10:08

込んだ時は一方通行でも大変でしょうね…

6/27 10:08

木道一車線　濃霧注意！　視界悪い！(；´д｀)トホホ…

6/27 10:09

イワカガミとヒメシャクナゲ　雨でカメラも大変な事に…

6/27 10:09

ヒメシャクナゲとモウセンゴケ

6/27 10:09

濃霧の為、滴がとても綺麗…！

6/27 10:10

雨の日もいいものです。花と滴って結構、被写体になりますね！

6/27 10:10

イワカガミ

6/27 10:10

ワタスゲ…雨で何が何だか…

6/27 10:11

木道は続く…

6/27 10:11

白い点はワタスゲが雨に濡れて、遠目に花のよう…

6/27 10:11

6/27 10:12

ワタスゲだらけ…

6/27 10:13

コバイケイソウ　これから開花？！

6/27 10:13

木道も雨に濡れて滑ります！

6/27 10:14

水たまりではなく池塘です。

6/27 10:14

ワタスゲの草原　晴れていれば見事なはず…

6/27 10:14

数えきれないほどのワタスゲ…本当に天気が残念。

6/27 10:15

真っ直ぐな木道、本当ははるか先に燧岳が…

6/27 10:17

6/27 10:18

6/27 10:19

雨の中のウラジロヨウラク

6/27 10:21

ようやく人影が…ずぶ濡れ状態です。寒くはありません。

6/27 10:22

落とし穴のような池塘

6/27 10:22

幻想的な湿原？

6/27 10:23

6/27 10:23

6/27 10:27

池塘が増えてきました、湿原ですものね！

6/27 10:27

この赤い葉が目に留まりました。なんだろう？

6/27 10:28

6/27 10:29

6/27 10:29

たまに直角に曲がります。驚き！

6/27 10:30

間もなく猿倉からの分岐に

6/27 10:30

長い長い木道　やや飽きました！

6/27 10:31

猿倉口からの分岐

6/27 10:31

ここから池塘というより湿原化して来ます。晴れていれば…

6/27 10:31

木道は二車線

6/27 10:33

大きな水たまりのような湿原

6/27 10:33

こりゃ　池となっています。

6/27 10:34

田代山山頂の表示　1,928m　山頂ですが湿原でマッタイラです。

6/27 10:35

濃霧で何も見えない。

6/27 10:36

段々の池塘とワタスゲ

6/27 10:36

晴れていれば…悔やまれます！

6/27 10:37

登山者の影

6/27 10:37

タテヤマリンドウ　たくさん咲いていました。

6/27 10:43

6/27 11:03

帝釈山への戻り、この山に入るとオサバ草が満開です。

6/27 11:04

6/27 11:37

またまた雨が強くなったり…

6/27 11:43

少し明るくなってきました。

6/27 11:45

アカモノ

6/27 11:49

南西方向に山影が…

6/27 11:54

帝釈山の山頂から北方向に雲が切れて大津岐峠と雲に隠れる会津駒ヶ岳。　ザンネン！

6/27 12:28

倒木が多い。

6/27 12:32

無事、馬坂峠口に到着

6/27 12:33

誰もいません…トイレ

6/27 12:33

駐車場も9台のみ　桧枝岐村の人ももういませんでした。

6/27 13:57

下山後は燧の湯で山の疲れを癒し…大人500円　硫黄泉(臭い無し) ガラガラでした。まだお昼ですから～！

6/27 15:20

その後南会津町南郷の高清水自然公園へ　これまた念願のひめさゆりの花を観に行きました。7ヘクタールに100万本のひめさゆりが自生しています。すごい！驚き！

6/27 15:12

6/27 15:13

以前、朝日山系で枯れた後のひめさゆりに出会い、完全な開花の状態を見てみたいとの思いが今回の山行ですべて叶いました。

6/27 15:13

本当に素晴らしい百合ですね！これは…

6/27 15:15

6/27 15:15

6/27 15:16

午後遅い時間でしたので、観光客は少なかったです。

6/27 15:19

6/27 15:20

この高清水の公園の一番奥の標高918mの高地に聖域はあります。

6/27 15:21

6/27 15:22

6/27 15:23

6/27 15:23

6/27 15:25

6/27 15:26

6/27 15:26

なかなか優雅な花です。本当に小ぶりでピンクの色が良い！

6/27 15:26

6/27 15:28

ひめさゆりを見ていたら、突然の豪雨で退散となりました。

撮影機器：

iPhone 5s Apple

感想

platypusjun

ある意味非常に整備された登山ルートです。登山口の駐車場とトイレ、登山道も不明瞭な所はありませんでした。湿原の木道も整備されており、晴れれば素晴らしい景色が望めるでしょう。その意味で会津駒が岳や燧ケ岳の田代⇒高層湿原・池塘とまったく同じ構成となっています。ここの尾瀬エリアは地形的・気候的に皆同じ条件なのでしょうね！今回は山開きとオサバ草祭りの後半でした。第10回のオサバ草祭りのバッチを頂いたのは本当にうれしかったです！←単純な奴です。桧枝岐村役場さんありがとうございます。また登りに来ますね！
それと南会津町南郷にある高清水自然公園の最奥の918mの標高の草原にはひめさゆりが公称100万株が自生しており、たぶん朝日山系・吾妻山系などのエリアよりもその数は驚異の自生数でしょう。それも深い山に登ることなしに比較的簡単にひめさゆりを見ることが出来ます。是非皆さんも一度訪れみて下さい。開花の期間は短いですが、6月中旬から7月初旬までは見ることが出来るでしょう。是非！