早戸川水系 原小屋沢

2015年06月28日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.5km
• 登り: 1,152m
• 下り: 1,141m

天候

晴れのち曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

早戸川林道　三日月橋の少し先路肩
　・早戸川林道の三日月橋より100m先で土砂崩れが6/22発生しており
　　道の半分ほど倒木と土砂で埋まって通行止めです。
　　規模からして補修工事はそれ程長くは架からないかと思われます。
　　崩壊箇所の少し手前路肩に3台ほどというところです。

コース状況／危険箇所等

■丹沢限定沢登り記録集（All by kamog）
　http://mt-farm.info/tanzawakiroku.html
　（※もちろん丹沢以外の沢も行っていますけど・・・）

■早戸川水系　原小屋沢
　　雷滝、バケモノ滝、ガータゴヤの滝など名前の付いた美しい滝と
　　ナメや小滝が続き、上流部は一転、平坦な流れになって
　　原小屋平と姫次に突き上げる秀渓です。
　　ただし下山は要読図。
　　遡行グレード：1級上（平水時）
　　

写真

6/28 8:05

早戸川林道の三日月橋先で土砂崩壊通行止めのため、今日は少し歩く距離が長くなりますよ

6/28 8:07

崩壊現場
道の半分ほど土砂と倒木で埋まっていました

6/28 8:28

丹沢観光センターでトイレ
きれいで紙もあります

6/28 8:44

早戸川林道をテクテク

6/28 8:45

魚止橋

ちょっとだけ先頭を歩かせて頂きました。先頭になっただけでドキドキUP！on

6/28 8:57

伝道で林道終点
週間天気予報ではぐずついていたけれど一転、絶好の沢日和

6/28 9:12

伝道から雷平に向け登山道へ

6/28 9:26

途中の造林小屋

6/28 9:28

山腹を進みます

6/28 9:36

6/28 9:37

橋が落ちた箇所はクライムダウン

6/28 9:41

早戸川河原に向けザレ場を下ります

6/28 9:43

早戸川河原
早戸大滝への道ですが、ここは橋流失のため徒渉します
先行パーティは原小屋沢支流のカサギ沢だとか

6/28 9:45

右岸へ徒渉後、残置ロープを伝ってトラバースする箇所

6/28 9:55

再び徒渉箇所

6/28 9:58

左岸の巻きトラバースルートを登ります

トラバースルートに気付かず、水線につっこむところでした・・・　on

6/28 10:03

雷平到着
標識等はありません
雷平は本谷沢と原小屋沢の二俣左岸です

雷平と気付かずスルーするところでした・・・　on

6/28 10:26

雷平から左岸径路（市原新道）を進みます

6/28 10:35

原小屋沢が北北西から南西へ向きを変える数十m手前で右岸に渡った奥に現れる名瀑「雷滝」

6/28 10:35

マイナスイオンばんばんです

6/28 10:44

右岸の市原新道を途中まで使って巻きます
ここから市原新道を離れ雷滝落ち口の上部から原小屋沢本流へ

6/28 10:50

6/28 11:04

渓・谷・美！　on

6/28 11:07

その後も小滝が続き左や右を巻きながら遡行

6/28 11:07

6/28 11:08

白糸のような滝。…しらたき？　on

6/28 11:08

6/28 11:09

6/28 11:15

残置ロープを使ってクライムダウンしたり

6/28 11:19

カサギ沢との二俣
先行パーティはここからカサギ沢へ
お気をつけて〜

6/28 11:20

カサギ沢出合の滝もいい感じ。on

6/28 11:40

6/28 11:44

我々は原小屋沢を進むと少しで出てくるバケモノ滝
落ち口上に古くからある太い倒木が目印です
左の涸支沢を30mほど上がってから巻きます

6/28 11:48

6/28 11:52

バケモノ滝落ち口上に架かる倒木
古代から存在するような風格

6/28 11:52

6/28 11:55

6/28 11:57

6/28 11:57

少し先に出てくる滝は右のカンテをクライミング

6/28 12:03

上部右手に残置ビニールテープあり

6/28 12:07

ミニナメ滝　on

6/28 12:09

6/28 12:15

3段12×30m滝

6/28 12:16

ここは市販本だと右から大きく巻いて懸垂下降とありますが、左の被り気味の壁下から落ち口に向かいトラバース気味に上がります（�教蕁棔�

6/28 12:22

左巻き中から見た最上段は2条滝になっています

6/28 12:22

左巻き中

6/28 12:32

6/28 12:33

6/28 12:35

6/28 12:40

6/28 12:42

ガータゴヤの滝に着きました

6/28 12:43

ガータゴヤ⇒下駄小屋　でしょうね

6/28 12:44

6/28 12:45

右下段の上は一周できる釜になっています

6/28 12:46

一段登ってパチリ。お釜があるよ！on

6/28 12:49

6/28 12:49

みな見学に行く

6/28 12:50

ほぉ〜

6/28 13:02

ガータゴヤの滝は右から巻けますし、左のスラブをクライミングすることもできます（切れた鎖が残るクラシックルートです。5.7）し、釜から右水流沿いに�元蕁篠�度で登ることもできます（残置なし）。

直登もしてみたいし、左のクラシックルートも気になります。on

6/28 13:05

今回は右から巻きました

6/28 13:06

その上に出てくる2段3m滝は
左のスラブに切れかかって補修された古い鎖沿いに登ります
最後がスラブの凹みにスメアリングが必要（�卦蕁�

6/28 13:07

いつからここにあるのかな？on

6/28 13:11

古い鎖沿いに登ります

6/28 13:14

6/28 13:35

6/28 13:35

それを越えると打って変わって平穏な沢に

6/28 13:38

きらきら

6/28 13:42

右岸においしい湧き水も

6/28 13:54

分岐で地図読み。on

6/28 14:08

素敵な💛型苔

6/28 14:10

"丹沢を探る”で読んだような・・・　on

6/28 14:19

枝沢が沢山あって、私はチェックに暇がなくおろそかになってしまいました。on

6/28 14:32

涸れているけど、沢です。on

6/28 14:34

どんぴしゃ原小屋平に出ました
昔は小屋もあったんだぞ

6/28 14:42

丹沢主脈稜線上では誰にも会わず・・・　on

6/28 14:46

振り返っても誰もいない。私たちだけが違う世界にいるかのよう　on

6/28 14:55

そして哀しい伝説も伝えられる姫次
雰囲気は丹沢とは思えない最高の休憩場所です

6/28 15:26

東海自然歩道から榛ノ木丸への径路

6/28 15:26

トレランのコースなんですって。すごいところを走るんですね　on

6/28 15:55

山のグラデーション。きれい。　on

6/28 16:00

登り返して榛ノ木丸
ここからしっかり読図して魚止橋先の早戸川林道ヘアピンを目指します

6/28 16:20

読図タイムですが、目の前にヒントが。 STK

6/28 17:16

後半部の等高線が急かつ平行になった箇所は地図読みの核心部

6/28 17:24

尾根末端には誘導残置ロープも

6/28 17:29

予定通り林道ヘアピンに下りてきました

装備

個人装備

長袖インナー

1

ソフトシェル

1

タイツ

1

ズボン

1

靴下

1

雨具

1」

着替え

1

車デポ

靴

1

下山用

ザック

1

行動食

○

体重×7（係数）×行動時間分

非常食

○

500kcal以上

飲料

○

体重×５×行動時間分　※真水系、塩分系、糖分系3種

地図（地形図）

1

カスタマイズした地形図をメンバー全員同じものを携行

トポ

1

kamogお手製

コンパス

1

笛

1

計画書

1

管轄警察提出用

ヘッドランプ

1

予備電池

1

ランプ用

筆記用具

1

ファーストエイドキット

1

常備薬

1

保険証

1

携帯

1

フル充電

時計

1

タオル

1

ツェルト

1

カメラ

△

ロープ

1

9mm×50ｍ　※共同装備

ハーネス

1

ヘルメット

1

確保機

1

ロックカラビナ

2

ＨＭＳ型

クイックドロー

2

スリング

1

できれば240cm

ロープスリング

2

70〜80cm　※ラペル、セルフライズアップ用

セルフビレイランヤード

1

ＰＡＳ

タイブロック

1

※ＣＬ装備　有事用

ハンマーバイル

1

※できれば個人装備

ナイフブレード

2

※共同装備

渓流シューズ

1

感想

kamog

早戸川の名渓「原小屋沢」で4名と沢登りへ行ってきました。
前夜seetake7さんから早戸川林道の三日月橋周辺から通行止め情報が入り
こちらも代替案作ったり善後策に悩みましたが、行動時間が少々プラスオン
されることで、行動時間をマネジメントすれば何とか行けるであろうと
現地判断で計画通り実行しました。
代わりに榛ノ木丸尾根の読図をこちらで肩代わりして時間を詰めさせて
もらいました。
行動中は天気ももち皆さんよかったですね。
お疲れ様でした。