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Yamareco

記録ID: 6687276
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
東北

大戸岳 (南会津)

2024年04月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:53
距離
21.1km
登り
1,160m
下り
1,142m

コースタイム

日帰り
山行
7:47
休憩
1:07
合計
8:54
距離 21.1km 登り 1,160m 下り 1,160m
6:59
81
芦ノ牧温泉駅
8:20
8:37
52
9:29
131
11:40
12:24
89
13:53
33
14:26
14:32
81
15:53
芦ノ牧温泉駅
天候 薄曇り⛅️
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
■往路(湯野上温泉に前泊)
🚃会津鉄道 湯野上温泉6:42→芦ノ牧温泉6:56

■復路
🚃会津/野岩/東武鉄道
 芦ノ牧温泉16:55→会津田島→北千住20:51
 (後半は特急)
🚃JR常磐線 北千住20:59→日暮里21:07
コース状況/
危険箇所等
ざっくり3部構成。

(1) 尾根を直登 (登山口 ↗︎ 標高1000m付近)
・よく整備された登山道。粛々と登り、帰りもサクサク下れる。
・雪無し
・800~900m辺り(五合目前後)の道脇にイワウチワの花がいっぱい

(2) 尾根の右側をトラバース (1000m↗︎稜線合流)
・標高980mで ”この先300m 中ツ手清水” という表示を過ぎると、尾根の右側面を巻いて進むようになる。道は狭く荒れてくる。倒木も。
・徐々に残雪が増え、雪渓で一気に増える。
・その後雪渓の横断を繰り返すが、最終的には7割方雪に覆われた雪の急斜面を登ることになった。
・雪がグサグサで踏み固まりにくく、チェンスパの小さい爪では雪面ごと崩れて流される。最後は夏ルートにこだわらず、自分でライン見定めてジグザグ切って登った。(正直かなり冷や汗💦。長爪アイゼン欲しかった)
・所々にリボンが付いてるが、下に落ちてるのが多く見つけにくい。

(3) 痩せ尾根たどって山頂へ
・稜線に上がるとやがて雪消えた。(チェーン外した)
・痩せ尾根をたどって山頂へ。北側は絶壁。
・薮を払いながら進む区間がある。
・山頂の数百m手前に眺望点があり、北東南はよく見える。山頂は北側しか見えない。

◆往来: 誰にも会わず
始発電車で7時前に芦ノ牧温泉着。
駅のホームより大戸山。
(ちなみに左のピークでなく、中央奥が山頂)
2024年04月21日 06:57撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3
4/21 6:57
始発電車で7時前に芦ノ牧温泉着。
駅のホームより大戸山。
(ちなみに左のピークでなく、中央奥が山頂)
闇川の集落の外れに ”大戸岳登山口入口”
2024年04月21日 08:03撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
4/21 8:03
闇川の集落の外れに ”大戸岳登山口入口”
さらに約15分渓流沿いの林道を進むと大戸岳闇川登山口。
駅より1時間半/距離6.9km/↑200m。
ここで登山靴🥾に換装
2024年04月21日 08:34撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
4/21 8:34
さらに約15分渓流沿いの林道を進むと大戸岳闇川登山口。
駅より1時間半/距離6.9km/↑200m。
ここで登山靴🥾に換装
2024年04月21日 08:49撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
4/21 8:49
イワウチワ
2024年04月21日 09:18撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3
4/21 9:18
イワウチワ
標高800〜900m付近、道脇にず〜っと咲いている
2024年04月21日 13:55撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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4/21 13:55
標高800〜900m付近、道脇にず〜っと咲いている
ショウジョウバカマ (たまに見かける程度)
2024年04月21日 09:20撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
4/21 9:20
ショウジョウバカマ (たまに見かける程度)
予報が外れて晴れてきた
2024年04月21日 09:21撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
4/21 9:21
予報が外れて晴れてきた
五合目
2024年04月21日 09:28撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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4/21 9:28
五合目
2024年04月21日 09:31撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
4/21 9:31
2024年04月21日 09:40撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
4/21 9:40
”この先300m 中ツ手清水”
稜線を登ってきたが、ここから尾根の右側を巻いて進む
2024年04月21日 09:44撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
4/21 9:44
”この先300m 中ツ手清水”
稜線を登ってきたが、ここから尾根の右側を巻いて進む
1000m辺りから、結構、雪多い
2024年04月21日 09:53撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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4/21 9:53
1000m辺りから、結構、雪多い
徐々に崩れかけのトラバース。
細く崩れかけ、落ち葉堆積、倒木などなど、結構危ない
2024年04月21日 10:05撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
4/21 10:05
徐々に崩れかけのトラバース。
細く崩れかけ、落ち葉堆積、倒木などなど、結構危ない
雪渓を横断。
チェーンスパイク装着。
2024年04月21日 10:10撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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4/21 10:10
雪渓を横断。
チェーンスパイク装着。
キクザキイチゲ? (1回だけ)
2024年04月21日 10:15撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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4/21 10:15
キクザキイチゲ? (1回だけ)
急な雪渓の横断を繰り返す。
踏み固めながら慎重に渡る。
2024年04月21日 10:31撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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4/21 10:31
急な雪渓の横断を繰り返す。
踏み固めながら慎重に渡る。
この後、さらに雪が増えて、七割方雪に覆われるようになるが、もう撮ってる余裕なし
2024年04月21日 10:48撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
4/21 10:48
この後、さらに雪が増えて、七割方雪に覆われるようになるが、もう撮ってる余裕なし
稜線上に載って西に進むと眺望良くなる
東側を眺める
2024年04月21日 11:28撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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4/21 11:28
稜線上に載って西に進むと眺望良くなる
東側を眺める
もう少し
2024年04月21日 11:28撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
3
4/21 11:28
もう少し
南側に二岐山。
ちなみに右端ぎりぎりに大佐飛山/男鹿岳/日留賀岳
2024年04月21日 11:29撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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4/21 11:29
南側に二岐山。
ちなみに右端ぎりぎりに大佐飛山/男鹿岳/日留賀岳
アップ。二岐山から那須連山に延びる南北稜線を北から眺めてるので那須はあまり見えない
2024年04月21日 12:31撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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4/21 12:31
アップ。二岐山から那須連山に延びる南北稜線を北から眺めてるので那須はあまり見えない
稜線は、草薮をかき分けて進む所も
2024年04月21日 11:38撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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4/21 11:38
稜線は、草薮をかき分けて進む所も
大戸岳に登頂。
2024年04月21日 12:19撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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4/21 12:19
大戸岳に登頂。
北側の会津盆地、霧が溜まってよく見えないなーと思ってたら、猪苗代湖の湖面だった。
白くかすみながらもなんとか会津磐梯山も
2024年04月21日 11:47撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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4/21 11:47
北側の会津盆地、霧が溜まってよく見えないなーと思ってたら、猪苗代湖の湖面だった。
白くかすみながらもなんとか会津磐梯山も
ねこ駅長のいる駅・芦ノ牧温泉駅。
ねこのファンシーショップと化してますが、駅舎です。(左:出口、右:ホーム) *ねこ駅長は撮影禁止なので
2024年04月21日 15:59撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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4/21 15:59
ねこ駅長のいる駅・芦ノ牧温泉駅。
ねこのファンシーショップと化してますが、駅舎です。(左:出口、右:ホーム) *ねこ駅長は撮影禁止なので
撮影機器:

感想

先週はすぐ近くの斎藤山(1278m)、前日には隣りの小野岳(1383m)に雪装備なく楽に登れたので、1416mのここもまあ大丈夫だろう、と油断してたら、雪多くて苦戦した。
北から登っても、ずっと尾根を歩くなら、もう雪は無かったと思うのだが (実際、稜線に載ったら雪は消えた)、ここは途中から尾根を外れて、稜線の北斜面をトラバースして上げていくルートになっており、雪がしっかり残っていた
グサグサの雪質で、チェンスパの浅い爪では雪面ごと崩れて流され、不安定極まりない
キックステップもできず、ジグザグに進路を切りながら慎重に高度を上げた。
10爪アイゼンあれば、ずっと楽に直登できただろう。

稜線到達後は痩せ尾根をたどって山頂へ。
磐梯山と猪苗代湖がしっかり見えた。さすが会津若松市の最高峰。
ただ、春霞でやたら白くかすんでた。(会津市街が霧に覆われてるのかと思ったが、猪苗代湖の湖面だった)
もっと空気澄んでればなぁ (往復14kmの車道歩くがイヤなのでもう来ないと思う)
一方、至近のはずの斎藤山/小野岳は、こちらからは全く見えなかったのでした。

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