米山〜シラネアオイ求めて吉尾コース〜

2024年04月28日(日) [日帰り]

• GPS: 06:34
• 距離: 6.9km
• 登り: 873m
• 下り: 866m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:58
• 休憩: 1:37
• 合計: 6:35

距離 6.9km 登り 874m 下り 874m

7:28 スタート地点
7:30 7:34 吉尾コース登山口
8:32 8:41 二の坂の上
9:24 9:31 688ｍ峰
9:37 山伏岩
10:36 10:47 女人堂跡
10:56 11:56 米山
12:06 12:11 女人堂跡
12:46 山伏岩
12:51 688ｍ峰
13:19 13:20 二の坂の上
14:03 吉尾コース登山口

天候

晴れ

アクセス

吉尾登山口
北陸道米山ICから30分ほど。
林道終点に6台ほどのスペースに駐車するよう案内がありました。
少し戻ったあたりの路肩にも駐車していましたが、道幅が狭いため離合の支障にならないようご配慮を。

米山登るならこちらをご参考に・・・
https://niigataclimb.com/yoneyama/
https://www.city.joetsu.niigata.jp/soshiki/kakizaki-ku/kakizaki-yoneyama.html

写真

林道の終点にはすでに5台駐車しており満車状態。

目安になってとてもよかった。登山口「ま」はここだけだった。

これはコシノコバイモの葉っぱと実？残念ながらお花はなかった。

とてもすがすがしい森の中を上がっていく。

オオイワカガミ。あちこちにたくさん咲いてた。

チゴユリ。なぜか上向き。

タチシオデ。

ユキザサ。

ヒメシャガだ〜！一つだけ咲いてた。うれしい。

ミツバツツジ。

先の見えない登りに飽きてきたころご登場。シラネアオイ。

ヒメシャガにシラネアオイ。この旅の目的達成でもう下山してもいい。

体力が確実に削られるだらだらとした登りが続く。

そんな時に応援するかのように現れるシラネアオイ。

ロープのある急な登りでも足を止めてしまう。

このシンプルな形容がたまらない。

これはシロバナ認定いただけますでしょうか。

だらだら登りは続くけど、この美しい森と。

かわいいシラネアオイ。

すごくいいじゃない。と、この時は思っていた。

山頂まで残り1キロを切ったあたりにある山伏岩で一休み。

山頂はまだ先だな…。

山桜。お花見ながらゆっくり行こう。

というのんびりモードから一転。釣瓶落としという急坂に四苦八苦。

ちょいちょい残雪や藪も現れる。短い脚族なので乗り越えるのに時間かかる。

女人堂跡。昔、女性はここまでしか上がれなかった。私もここで十分なんですけど…。

瀕死で山頂着いた。山頂には意外と多くの人がいた。みんな大平コースなのかな？

米山薬師にお参り。

一等三角点。米山には日本に3か所しかない原三角点とやらがあるそうだけどどこにあったんだろ？

独立峰ならではの360度の視界が爽快。

頚城山塊がずどん。左半分は妙高〜火打〜焼山でしょ？右は北アルプス白馬岳とか？

おそらく浅間山とか色々見えてるんだけど、写真だとかすんじゃって分からん。

生きて登れたことに感謝のかんぺ〜。

辛さを調節できるパウダー付き。

とりあえず全部入れてみた。入れなくてもおいしいと思う。

山頂には立派な避難小屋がある。

最後にもう一度米山薬師をお参り。生きて返しておくんなせぇ。

吉尾コースに足を踏み入れた途端、無人になる。

雪解け間もないのでお花がぷりぷり。キクザキイチゲ。

ショウジョウバカマ。

チェンスパなしで下れたけど、つけている人もいた。

マンサク。

踏み抜き怖くて泣きそう。

釣瓶落としの下りが怖くて泣きそう。

足場の狭いトラバースで泣きそう。

山伏岩戻り。ここまでくれば泣きそうになるところはない。

虫よけ必携の季節になりました。

イカリソウ。

ぽつんと一株だけヒメシャガ。

帰りもシラネアオイ。

斜面いっぱいに咲いているけど、終盤かな？

美しき森を堪能する余裕が生まれる。

ヒメシャガ。朝は一つだけだったのに4つ咲いてた。

下るにつれて濃くなる緑。さっき残雪を歩いたのが信じられない。

シャガ。ヒメシャガ見た後だと大きいお花に感じる。

登山口戻り。お疲れっした。

新潟市まで移動して福島潟へ来てみた。立派な石碑と「潟」想いポスト。

見事な菜の花畑が広がるそうだがすっかり終わってた。だよね〜。

向こうに見えるお山はどこかな？

菜の花ではない黄色いお花が咲いている。

サワオグルマだそう。

白いお花も群生している。

ハマダイコンだそう。

楽しい散策ができた。

感想

seasun

北陸道を新潟方面へ走っていると見え、SA、ICの名前にもなっている米山に行ってきました。
その三角形の山容からして絶対にキツそうで登ることはないと思っていましたが、山野草の女王と呼ばれるシラネアオイが咲くというではないですか。
そりゃ行ってみるしかないといったわけですが、予想通りというか、予想以上にキツイお山でした。
女王様にお目にかかるには一筋縄ではいかないということですな。

肝心のお花ですが、シラネアオイやヒメシャガに会えてうれしいことこの上なし。
山頂からの展望もよくて、悔しいけどまた行っちゃうんじゃないかと思うほど大満足なのでした。