大汝山直下から御前谷滑降・立山
- GPS
- 05:04
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 1,060m
- 下り
- 1,049m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
いよいよ今シーズンの山スキーのフィナーレを迎えるべく立山に行ってきました。
前回、と言っても3週間前に宿題で残していた大汝山から御前谷への滑降があったのですが、それ以前に3週間の間にかなり雪が減ってました。うーん、さすがの立山ももう7月、いくら氷河があると言っても限度があるか〜という感じです。
見た目山崎カールにはまあまあ残ってますが、室堂で登山届を提出した際に係りの方が「山崎カールは下から登らないと無理」「御前谷も無理」と現実を突きつけられます。
まあ現場に入らないと最新の状況は分からないので、まずは雄山、そして大汝山のピークを踏みました。
今回のメイン、大汝山直下の御前谷への斜面ですが、ややオーバーハングした壁がそそり立っています(笑)
大汝山におられた登山者の方々が、「ここ滑るんですか?!」とびっくりされていたので、今更引けませんし、まずはドロップポイントに移動します。
少しは斜度のゆるいところがあるかな〜と思いましたが、基本垂直でした(笑)
まずはスキー板を履くのですが、そこから一段下がるところまでが70度くらいあり、斜滑降気味にクリア。そしていよいよ本丸の斜面の入り口、一番マシな80度くらいのところからこれまた斜滑降気味に切り込んで入りますが、そのまま浅いクレバスにスキーが引っかかって背中で滑降〜ピックストックで体勢を整えてすぐに復活。背中に入った雪が冷たい(笑)
そこからはクラックを避けながら確実にターンして滑り降りていきます。縦溝もなく、コントロールされた滑りで、雄山からの御前谷と合流します。
さてここからまた登り返しです。雪の急斜面を登るのはかなりハードで、一ノ越から岩場を登るのとは訳が違います。それでも予定通りお昼ちょうどに雄山に戻り、軽くお昼を食べてから山崎カールのトップを目指します。
登山道から離れたところにあるので、極めて落石を起こしやすく、注意が必要です〜といったレベルを超越して、石が落ちそうになったら足やストックで止めることを何度もすることになりました。仮に入るとしても、登山道以外のところを落石を起こさずに歩く訓練をしてから入るようにしてください。
さて雪渓は途中で雪が何段にも割れており、通過は容易ではありません。うまく弱点を突いて方向転換をしながらクリアしました。
その下は斜度も緩めで縦溝もなく良質のザラメと久しぶりに普通の滑りを堪能できました。
少し時間が早かったので、浄土山の下部の斜面を登り返して滑って、下山することにしました。
今日はスキーを背負って登頂しているのは私だけで、あとはレーシング系のスキー板を持ってきていた方、帰りのバスではテレマークスキーのお二人を見かけたくらいでした。あ、帰りに室堂でボード背負って登って来た方がおられました。
もうもはやこの時期にまだ滑ってるのはかなり異常ですね。あと半年後には新雪がたくさん積もってまた普通の山スキーをやっていることでしょう。今シーズンは42日間の山スキーで締めくくることができました。
momochannさん、おはようございます。
御前谷滑走いいですね。
御前谷滑走は雄山直下から
スタートするものとばかり思ってましたが
大汝山直下もありなんですね。
大汝山直下はなかなかエグイですね。
実は7月4日から7月5日に
御前谷滑走(雄山直下から)と
平蔵谷滑走を予定していたのですが、
7月4日早朝に立山駅に着いた時点で
けっこうな土砂降りで
しばらく待っても雨が
止みそうになかったので帰りました。
週末、天気がよければ
リベンジとなりそうです。
shibayan88さんこんばんは。コメントありがとうございます。
大汝山直下は3週間前に見たときは「行けそう」と思ってましたが、いざ昨日見るとエグエグになってました
登り返しの孤独感も半端なかったですが
4日は残念でしたね・・・次の週末なら天気も大丈夫そうで雪もまだ残ってるでしょうから是非リベンジ期待しています
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